試用期間の彼を置いて思ったこと

涼しくなってきましたねえ・・・・。
この時期の気候、結構好きです。
TBSドラマ『逃げるは恥だが役にたつ』というドラマが数年前に放送されたのですが、新しい話がお正月に放映されるそうですね。
そういえば私が実践した試用期間の彼のことを書いていなかったので・・

まるで逃げ恥!契約恋愛

そういえば数年前、試用期間の彼氏を置いた。きっかけはハロウィンの仮装を買いに行って、それから何となく2人で会うような関係に・・・。
お互いに好意はあるけれど、あまり知らないこともあるので試用期間を設けるお付き合いするという方向になった。

契約の内容は以下3つ
・契約期間中にお互い好きな人ができたら直ちに報告し、関係は解消
・試用期間は3ヶ月、最大6ヶ月まで延長可
・3ヶ月と6ヶ月の際に会議を開き、今後の方向性を決定

結果は6ヶ月で解消

お互い関係解消の方向だったので、話がこじれることもなくスッキリでした。
「こじれたらどうするつもりだったの?」と聞かれたことがあるが、こじれないという根拠がない自信があったし、こじれても円満に解決する自信もあった。
自信というものは根拠がないものというのは真である・・・・。

期間が決まっている安心感

このことを話すと「ええええ?」って面白がる人が多かった。
個人的には皆が普通にやっている期間が決まっていない恋人契約をする方が不安だった。
相手が何を考えているかわからないまま自分の時間が過ぎていくよりマイルストーンが決まっている安心の方が強かった。
むしろなぜ皆期間を定めず恋人契約を結んでいるのだろうかとも思っていたので本人としてはこれ以上ないシステムだと思って契約した笑
最後の方は「もうすぐ半年ですが会議いつできますか」とまるで仕事を催促する人みたいになっていたwww

意思決定と今の間に変化が生じる可能性に対応できる

民法で考えると、意思表示をして契約を行って契約内容が行われなかったら債務不履行となって相手に抗弁できる。このシステムには意思表示をしてから今の間に意思の内容が変更されてしまった場合が含まれない。細かくマイルストーンを置くことで、自分の考えを言語化し、相手に伝える。また、相手の考えていることがアップデートされることで自分の行動も変えることができると考えた。
また、3ヶ月で別れたとしても、「契約だったし」といういい逃げ道もある←
大人になって恋愛してこなかった臆病者の悪い癖が出てしまったのかもしれない。
また、会社で考えると正社員の場合、定年までの雇用契約を結ぶが、就業規則などでやめる際には一ヶ月前までに会社へ言う必要があったり、労働基準法で社員を解雇する際の定めがあったりする。定期的な面談を行うことで社員の考えを把握する企業もある。
契約恋愛はそのシステムに代わるのではないかと考えた。

いつでもなんでも言えるって難しい

実践してみて、犯人がわかっているコナンを見ている感覚だった。
ああ、契約期間から逆算するとポイントとしてはここかなとか、あと契約期間が何ヶ月とか考えていた。クリスマスにデートしてみたり、遠出してみたり・・・・と私がやりたかった「恋愛みたいなもの」はできたので感謝している。だが、恋愛の漫画やドラマにある「あの人私のこと好きなんかな、きゃー❤︎」みたいなものはない。先が決まっている感じがあって、「次ね、はい」って感じだった。つまり、「相手が何を考えているか想像する」ということはあまりなかったように思う。想像によって現実が見えなくなったり、飲み込まれてもいけないが、想像することをやめてしまってもいけないような気がした。自分に見えない相手の余白を理解しようとすることが人間関係の醍醐味でドキドキの正体なのかもしれない・・・。もちろん、契約をしていたところで相手のわからないところはある
人間は多面的なのだ。

実際、別れ話をしようと思った際、「別れようかな」思った時期から「別れよう」というに至るまでタイムラグが生じているはずである。その間には迷いや葛藤などがあるだろう。その間に相手の迷いなどを感じとれなかったら、いきなり別れ話を切り出された!と思ってどん底に落ちた気分になるのだろう・・・。
別れ話で例えたが、これがプロポーズとかだとサプライズになり、超ウハウハになったりするのだろうと思う。
したがって、マイルストーンを置くことで「言いにくいことをいう」というきっかけにはなる。だけど、そんなマイルストーンを置かなくても「言いにくいことをいつでも言える」関係を築くことが大事なのではないかと思うし、関係の振り返りを行い、アップデートしていかなければ結婚も恋愛も続かなさそうとも思う。だけどパートナーの変化をなんとなく感じ取ってしなやかに生きるってのも素敵だよなあとも思う。

うーん、なんだか論理としてあんまり通っていないし、スッキリしないし、もっと整理が必要だな・・・

この辺で・・・。

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