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お城へ To Go (二条城)

 京都の城らしくない城といったイメージの二条城(53・京都)です。押印は平成22年9月18日ですが、京都の高雄病院の研究会に参加する折などに数回立ち寄っているので、結構訪問している印象です。歴史に興味がないと「鴬張り」の記憶しかない、という知り合いもいます(笑)

 かつては五重の天守が聳える堅固な要塞でもあり、縄張り的には輪郭式の平城になります。一般に城の印象が薄いのは世界遺産にもなった国宝御殿のインパクトが強いからでしょうか。
 幕末最大のイベント大政奉還の行われた場所としてあまりに有名ですし、歴史的にも極めて重要な城郭です。江戸時代の初めと終わりを見届けた城、と称されることもあります。

 「二条城」という名称は歴史的に複数存在し、永禄の変で焼け落ちた二条御所に引き続き、信長により築かれた二条御所は「旧二条城」とも呼ばれていますが、現在のものは徳川家康による天下普請で築かれたものになります。
 1939年に宮内省から京都市に下賜されてから一般公開されるようになり、1994年に「古都京都の文化財」として世界遺産に認定されました。

 二条城の初代天守は、大和郡山城からの移築で、二代目天守もまた伏見城からの移築(この際初代天守は淀城へ移築!)、とけっこう天守にもかかわらず使いまわしが行われているのですね。

二条城を極める
加藤 理文
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配信元:裏辺研究所

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