池袋の母子死亡事故について

この事が頭から離れないので、思い切って書いておこうと思う。

昨日、遺族である松永さんの会見を見た。
涙が止まらなかった。

どうして、どうして、どうして。

私にも3歳になった子どもがいる。
同じメーカーの、同じ自転車に乗っている。

たったそれだけのことで、
このお父さんの気持ちに共感する資格なんて無いと思ってしまう。
寄りそうなんて、おこがましい。

いったいどれほどの絶望なんだ。

悔しい、苦しい、
もがいても、戻らない。
理不尽に奪われたのは何故?

親子を返してほしい。

感情が暴走する。
誰もがそうなんじゃないか。

悲しさだけでのみこめないのだ。

どうしてこの親子を死なせたのだという
激しい怒りだ。

この理不尽さが、許せないのだ。

なぜこんな事に、
どうして。

だから、加害者が逮捕されないという違和感が許せない。

謝罪はあったのか、出頭はしないのか、
そういう事を突き詰めないマスコミが許せない。

私は、交通事故を起こして人を死なせても
逮捕されないことがあるんだ、と、
36年生きてきて初めて知りました。

罪を認めれば、逃げさえしなければ
拘束もされないということか。

犯罪者となって、刑が確定するまでの間、
一体どのように過ごすのか、はじめて本当に疑問に感じています。

もうあと数日で新しい元号をむかえる。
日本全体がお祝いムードに包まれるのかと思うと気分が悪くしかならない。

親子は帰ってこない。

私の子どもが成長した頃には、
ケータイもネットも無かった時代が信じられない、となっていると思う。
それと同様、87歳が車を操縦するなんて異常事態、と、そういう常識の世の中であってほしい。

「車の運転」というのはただの聞こえのいい日本語なのだ。
「鉄の凶器の操縦」に他ならない。

必要なのは運転が不要のインフラ整備では。

高齢者ドライバーが免許返納を渋る理由が分からない。
だって、あなたたち、車なんてなかった時代のお生まれでしょう?

#交通事故 #免許返納 #池袋母子死亡事故

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