見出し画像

マルチポテンシャライトという肩書で生きていく

みなさんは、マルチポテンシャライトって言葉知っていますか?
マルチ・ポテンシャライトとは、multi(複数の)、potential(潜在能力)、ite(人)を組み合わせた造語だそうで、

「さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに追求する人」のことを指すそうです。

悪く言うと器用貧乏。
よく言うと、知的好奇心が旺盛でいろんなことに興味がある、そんな感じのひとのことだそうです。

マルチポテンシャライトの傾向として、
・天職ってなに?といつも探している
・飽き性
・これだ!と思っても途中でやめてしまう
・ある程度まではできるけど専門性を持つまではいかない

こんな人、いませんか?
これら複数当てはまればあなたもきっとマルチポテンシャライトかもしれません。

実はこのマルチポテンシャライトという言葉、最近知ったばかりなのですが、この話を聞いたときに、まさにこれ、私のことだ!とぴんときました。

とにかく好奇心旺盛で、仕事でもプライベートでも様々なことにチャレンジしてきました。

イタリア留学、世界一周一人旅、ワーホリ、サッカーチームの運営のボランティアに小学校で英語を教えるボランティア。
飲食店、家庭教師、空港スタッフ、チラシ配り、工場などのアルバイト。

いろんなことをやってきて、仕事も何年か続けていると「もういいかな」と違うことがしたくなってしまう。

今までしてきた仕事も専門性があるものではないけれど、ある程度できて、ある程度評価もされてきたと自負しています。
そういう自分なりに「極めた」状態になると、ふと次のところに行こうとしてしまうんです。

そして今、まさにその状況になっています。
今の職場で8年ほど働いてきて「もういいかな」「違うところにいこうかな」と思っている最中だったりします。

いつもだったらそこで転職を考えるのですが、ただ職場を変えるだけでは何も変わらないかなと移住を考えるようになりました。
その話は別でしていますので、よかったらそちらの記事もどうぞ。

子どもの頃や学生時代も、節目節目で夢を語ったり、進路希望表なんかを書いて提出することがあったけど、一回だって同じ職業を書いたことはありません。

よく芸人さんが「お笑いでトップに立つ!」なんて書いている学生時代の文集を公表されて恥ずかしがっている姿をTVで見ることありませんか?

トップとは言えなくても同じ夢を追い続けているってすごいなあと思いますが、ああいうこと、私にはありえません。

子どもの頃の夢はアイスクリーム屋さん、アイドル、俳優、歌手、漫画家に、イラストレーター。

漫画にはまればその職業になりたがった。
鋼の錬金術師を読んだときは錬金術師になりたかったし、ONEPIECEを読めば海賊になりたかった(これ、高校生の時の夢ですよ?笑)。

イタリアに留学したときは、チーズ屋さんかピザ屋さんになりたかったし、旅行がたくさんしたいからという理由で、キャビンアテンダントになりたかったり、やっぱり飛行機は怖いからグランドスタッフになろうと思ってみたり。

実際叶えた職業は何一つなく、一般事務を転々としており、
そして今、ライターになりたいと思ってWEBスクールに通っています。

一貫性なんてあったもんじゃない。

社会人になって、さすがに海賊になりたいとは思わなくなったけど(笑)、いまだに自分の天職ってなんだろうて探し続けている41歳。

だって専門性を持っている人ってかっこいいじゃないですか。
初対面の人に会ったときに「なんの仕事しているの?」と聞かれてぱっと答えられる肩書がある人、ほんっとうらやましい!

それをずっとずっと探してきたけれど、どうやら私は生粋のマルチポテンシャライトのようなので、この夢は叶いそうにないということに気づいてしまいました。

とがっかりするのと同時に、「マルチポテンシャライト」が私の肩書なんだということにも気づくことができました。

この好奇心旺盛で飽きっぽくて器用貧乏な自分と付き合っていく覚悟ができたというか。

マルチポテンシャライトという特性をうまく生かしていくことがこれからの私の人生のテーマになりそうです。

みなさんは、専門性のあるスペシャリストタイプか、マルチポテンシャライトタイプ、どちらですか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?