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人に頼るということ

今、仕事で4月までに完了させなくてはいけないプロジェクトのリーダーを任されています。

しかし私、ぺーぺーなんですね。
一応主任という役職はついていますが、その上には課長も部長もいるわけで、そこから見たらまあほんとにただの一般社員に毛が生えただけのものなんです、主任なんて。

そして時短勤務。

どう考えたって時間がないし、「今このプロジェクト架橋なんで、すみません、いったん仕事にフルスロットルで」とか言えるわけもなく。
そうしたら一体誰が子供をケアするのか。

夫はいます。
シングルマザーってわけでもないのですが、夫は夫で忙しそうなのです。

こういうときに結局、じゃあ仕事どうしよう、じゃあ家庭どうしようと考えるのはいつも私のほうなのはなんなんでしょうね。

夫がいつも通り仕事ができているのが妬ましい。
別に仕事好きじゃないんですよ。
しなくていいならすぐにでも辞めたいです。
そんなかんじなんだけど、仕事ができないストレスというよりも自分で時間をコントロールできないことがストレスなのです。

(この気持ちは働くママはきっと共感してもらえると信じています!)

実家は遠いし、近かったとしてもそんなことを頼めるような関係性でもない。
義実家は近いけど高齢で、とてもそんなことを頼める間柄でもない。

頼る人もいない。
時間もない。

プレッシャーだけがのしかかるこの状況に、もうストレスフルで年末から耳鳴り止まらないし、もう詰んだ。というよりずっと詰んでいます。
何か月も。

長所は責任感があるところなのですが・・・

私の長所は責任感があるところです。
そして約束事は絶対に破りません。

自分がやると公言したことに対しては必ずやるようにしていて。
それはなぜかというと、「約束を守らない人」と思われたくないから。

ただそれだけなんです。

なので、先に「公言したことに対しては」と書いた通り、公言していなければ破ります、約束事。
びりびりと破ります(笑)

毎年ダイエットするって新年の目標に掲げてるけど、誰にも公言していないからいまだに太ってるし(笑)、
今年は少し出費を抑えよう、なんてこれも毎年掲げてるけど、昨日も服買ったし。

破りまくっているわけです。

だけど公言したことに対しては必ず守るし、会社でやりなさい、と言われるようなことも必ず期限までにやるようにしているので、他者からはおそらく責任感のある人だと思われていると思います。

よく上司にも「抱えなくていいからね」と言われるのですが、抱えているわけではなくて、やらなきゃいけないことをやっているだけ。
やれといわれたからやっているだけなんです。

おまけに人のこともよく見ているから、この人忙しそうだな、とか状況が見えてしまうため、人に頼ることもできない。

結果、「責任感はあるけど抱えている人」に見えているわけです。

仕事だけでなくプライベートも・・・

プライベートでもそういうことがあって。

独り身が長かったこともあって、一人でできないことはほぼないです。
一人暮らし歴も長いから料理や洗濯などの家事で嫌いなことはあってもできないことはないし、背も高いので電球も一人で変えられる。

海外も一人で行けるし、一人カラオケもいける。

とにかくなんでも一人でできるため、人に頼ることができないんです。

あととにかくプライドが高い。

子育てしていても頼らない、言わないから勝手に一人でストレスためていらいらしている。
もう抱えきれなくなったときにどかんと爆発して、夫に「そんなに大変だったらなんでもっと早く言わないの」とあきれられる。

言う前に気づけ!とこちらとしては思うのですが、言わなきゃ気づかない人だということを知っているくせに言わない自分もどうなのか、と。

そして夫の同じ職場で働いているため、夫が忙しいのもわかっているため、遠慮してしまうのもあるのです。

救世主登場

ただ最近、ワンオペ休日のときに、姉が来てくれたことがありました。
それがめちゃくちゃ助かって!
女性だからか、私の性格をよく知っているからか、先回りして私のことを助けてくれるわけです。

はっきり言って夫より役に立つ(笑)

そしてたまにしか会わないからか、息子のこともかわいがってしつこい遊びにも延々付き合ってくれるわけです。
そうすると息子は当然大喜びで叔母になつくわけです。

私も楽になり、姉もかわいい息子と遊べて、息子も遊びにたくさん付き合ってもらえて、夫も思う存分仕事ができる。
まさに全員ハッピー状態が作り出されたわけです。

人に頼るということ

海外のママってベビーシッターを使うことが多いようですが、すごく合理的な考え方だな、と思います。

日本って「人に迷惑かけるな」という風潮が多く、「人に迷惑かけない」イコール「人に頼らない」のような公式ができてしまっているように思います。

私以外にも人に頼れない人っていう人、または自分で子どもを育てないことの抵抗感がある人って日本人の中には多いのではないでしょうか。

今でこそ小さい時から保育園に預ける人は増えてきたけど、いまだに3歳までは親元で……なんていう人もいますよね。

でも実は「人に頼る」ということがすべての人をハッピーにさせる仕組みで、頼ってOKな社会を作ることが世のお母さんたちの願うところなんじゃないかと思ったりします。

日本でもベビーシッターが増えてきたようですが、私は疑り深い性格のため、他人に自分の子どもを預けるなんて絶対できないのですが、姉という自分の信頼している人に頼れるときは頼ってもいいかな、と思うようになりました。

どうしても人に遠慮しがちで、責任感が強く自分でなんでもやらないといけないと思いがちな性格。

責任感があるというのはいいことかもしれないけど、それで自分の首絞めてたら意味ないよなあ。

ということで今後は少しでも人に頼れるようにトレーニングしていきたいなと思っています。

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