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わたしたちの厄年 - Another Story -

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2021年の1年間、本厄をむかえたふたりで取り組んだインタビューサイト「わたしたちの厄年」。そこで掲載していたインタビュー記事や、おさめきれなかったサイドストーリー、ライターふた… もっと読む
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記事一覧

きっとみんな、ドラマチックな生き方をしている | 金曜日のひとりごと

本厄の中でも"大厄"といわれる年を迎えた2021年に、『わたしたちの厄年』と銘打ったインタビューサイトを1年間限定で公開しました。 この企画は、2021年に前厄・本厄・後厄のいずれかに当てはまる人を対象に、その1年をどう過ごしたいか、もしくは過ごしてきたか、そしてそこに至るまで何があったのかをうかがって記事するもの。 サイトは公開期間を終えて閉じましたが、noteのマガジンに少しずつ引っ越ししています。 インタビューに協力してくださった方の中には、取材前に「わたしの話を

薬膳アドバイザー兼薬剤師に転身した、わださんの激動の厄年

現在、関西で薬剤師として働いているわだきなこさん。 最近ではTwitterやInstagramで、薬膳の知識を活かしたレシピなども発信されています。 そんな中、去年の前厄から今年の本厄にかけて、わださんも「激動」と語るほどたくさんの変化があったそう。 一体どんな「激動」の年だったのか、『わたしたちの厄年』初のオンラインインタビューでお話を伺いました! 苦労する母の姿を見て将来を決めた学生時代ーー実は私とわださんが同い年の本厄だと知ったのがつい最近なのですが、わださん自身も

「今の自分に何ができるか」厄年を通してISAさんが気づいた自分との向き合い方【#わたしたちの厄年 インタビュー】

本厄の去年から御朱印を始めたというISAさん。 本厄を振り返ると大変なことが多かったそうですが、それ以上にたくさんのことを経験して今はスッキリしていると晴れやかな顔で話してくれました。 今回はそんなISAさんがどんな本厄を過ごし、どのように乗り越えてきたのかを伺いました。 本厄がきっかけで始めた御朱印ーーISAさんは去年から御朱印を始められたんですね。 そうなんです。実は本厄が御朱印を始めるきっかけだったんです。 せっかくの厄年だし、悪い縁を断ち切ろうと思って、豊川稲荷

「いまがスタートライン」。対話を大切にしてきた知佳さんが描く日常【#わたしたちの厄年 インタビュー】

自分と丁寧に向き合い、これからのために何をするか考える西野知佳さん。2020年12月からフリーランスとして活動を始めました。2018年に結婚した夫の聡(そう)さんと夢を叶える過程をSNSで発信するなど、さまざまな挑戦の真っ只中にいます。 本厄を迎えたなかで、全力疾走してきた上半期やこれまで、思い描いている”これから”についてうかがいました。 < 西野 知佳さん > 平成元年生まれの福岡県出身、神奈川県在住。株式会社星野リゾートに新卒入社。ホテルの基本サービス業務から、お客

「できない」が増えたコロナ禍、パーソナルカラーリストあみさんが選ぶ進化【#わたしたちの厄年 インタビュー】

27歳から本職のかたわらパーソナルカラーリストとして活動してきた小林あみさん。 「好き」を選んだときのこと、コロナ禍で直面した課題、心や行動の変化を振り返りかえってもらいました。常に先を見据える あみさんが、2021年にやりたいこととは…? < 小林あみさん > 秋田県出身、東京都在住。2015年に知人にみてもらった”自分に似合う色”の存在に衝撃を受けて、パーソナルカラーを広めたいと資格を取得。新卒で金融機関に就職していたが、好きなことで活動するために転職も経験。似合う色

With コロナで変わった世界に、keiさんが届けたい“愛着体験“【#わたしたちの厄年 インタビュー】

コロナ禍直前の去年3月、カナダから帰国したkei さん。 今年本厄の彼女ですが、それを感じさせないくらいのパワーあふれるお話を新緑の中で語ってくれました。 コロナにも本厄にも負けない、keiさんが届けたい“体験“とは? 「1人でも生きていかなきゃ」とカナダで過ごした1年間ーー去年の3月に1年間のワーキングホリデー※(以下ワーホリ)でカナダから帰国されたkei さんですが、そもそもなぜ海外にいこうと思われたんですか? 一言で言うと、1人でも生きていけるように、です(笑)

たくさんの人に支えられて、親になる。生きることに向き合った生衣さんの言葉【#わたしたちの厄年 インタビュー】

いまの気持ちを、言葉にして残したい——。そう、話してくれた生衣(うい)さん。 2021年6月にふるさと・秋田で暮らしていた父と、最期のお別れをしたばかりでした。そして、12月にはお子さんの出産予定日を控えていました。 お父さんたちと一緒にまわった築地や上野を歩きながら、生衣さんが生きることや家族について向き合ったいまだから思うことを、言葉にしてくれました。 会いたくても会えなかった、父との別れ——今回、指定してくれた築地本願寺は、お父さんと一緒に訪れた思い出の場所だとう

「厄除けしたよ!」は自分で自分を守る防衛ライン【#わたしたちの厄年 インタビュー】

2021年、平成元年生まれのわたしたちは厄年をむかえます。 去年から続くコロナウイルスの脅威は収まる気配がなく、普段の生活すらガラリと変わってしまいました。 そんな中、厄年をむかえるわたしたちは、この1年をどうすればご機嫌でポジティブに過ごせるのでしょう? 今回は今年の初め、筆者と一緒に厄除けに行ったmikako さんと、この1年を楽しく乗り切る方法を考えてみたいと思います。 初厄除け祈願は「イベントみたい」ーー先日は厄除けご一緒できて嬉しかったです!厄除けは初めて行ったと

変わる状況の中でも、「今が楽しい」と思えることをしたい【#わたしたちの厄年 インタビュー】

女性は30代で2回、本厄を迎えることをご存知でしょうか。今回は、数え年37歳の本厄を過ごした、ひらのさんにインタビューをしました。 映像作品などの小道具制作をしながら、Webデザインにも挑戦したひらのさん。これまでのいろいろな選択の軸となってきた考え方やそれによって得た経験などを語ってもらいました。 30代半ばでのキャリアチェンジで感じた壁——ひらのさんはご自身が厄年だと気づかれたのが、しばらくたってからだったそうですね。 一緒に仕事をしている人が、今年本厄だと言ってい

【わたしたちの厄年サイドストーリー#3】日本初?薬局が運営するお弁当屋さんに行ってきました!

先日『わたしたちの厄年』の新しいインタビューをアップしました! 初のオンラインインタビューでしたが、この1ヶ月後、ちょうどプライベートで関西に行く予定があり、実際にわださんにもお会いすることができました! 今回は実際にインタビューの中で紹介しているお弁当屋さんに来店した際のサイドストーリーを紹介していきたいと思います。 * 金太郎弁当は京都駅から近鉄京都線で10分ほどのところにある桃山御陵前駅にあります。 駅を出ると大手筋通という大きい商店街がある通りと踏切があり、

インタビューサイト『わたしたちの厄年』で登場した寺社を紹介

いろいろな思いが重なって立ち上げた、1年限定のインタビューサイト『わたしたちの厄年』。 2021年に本厄を迎えた身として、同じ年代の女性たちがいまどのような思いで、日々を過ごしているのか知りたくなった——などなど、いろいろな思いがあります。 こういったご時世ではあるものの、なるべくお会いしてお話を聞くようにしてきました。 取材をする場所については、企画のコンセプトにちなんで神社やお寺を散策しながら行うこともあります。 9月18日に公開したばかりの最新記事も含めて、これ

会わなくてもつながれる時代。それでもわたしは、あなたに会いたかった

2021年に本厄を迎えた女性ふたりで運営しているインタビューサイト「わたしたちの厄年」。ここで掲載するインタビューは、原則対面で行うことにしています。 このインタビュー企画を立ち上げたのは2021年に入ってからです。コロナ禍のさまざまなリスクや感染予防に気を配る必要があり、時期や場所については毎回インタビュイーの方と相談して決めてきました。 地域の感染状況をみながら、インタビューの日程を延期したこともあります。それでも、取りやめになったことはありませんでした。 企画の趣

【わたしたちの厄年 サイドストーリー#2】『厄年でなくても、もっと気軽に受けていい』そう気づかせてくれたわたしの本厄

「厄除けかあ…とりあえず行っておこうかなあ…?」 そんな風に思っていたわたしが厄除け行こうと思い立ったのは年明けすぐのコロナ第3波がきっかけでした。 去年から続くコロナ禍で、年末年始帰省をきっかけにしてか、年始早々からわたしたちを今までにない第3波が襲っていました。 まさに年始の緊急事態宣言が発令される最中、ついにわたしの会社内でもコロナ感染者が発生していたのです。しかも同じ部署の、よりによってわたしの隣の人が。 わたしが働くフロアは1フロアもそこそこ広く、それなりの

【わたしたちの厄年 サイドストーリー#1 】育てるタオルショールームに行ってきました!

桜も散って新緑が眩しくなってきた4月中旬。 先日インタビューをさせていただいたkeiさんが広報をされている「育てるタオル」のショールームにお邪魔させていただきました。     東京、表参道のAppleStoreなどがある大通りから1本細い通りを右に入って結婚式場を過ぎた先にそのショールームはありました。 結婚式場の真ん前を通り抜けるので「ほんとにここを通って大丈夫かしら……?」とちょっとドキドキしますが、まっすぐ進むと育てるタオルの正方形の看板が“ここから10m“と示し