Kayano

初めて本気で愛した相手はホストでした。 人生で最初で最後の壮絶な恋愛物語。 お金で愛は…

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初めて本気で愛した相手はホストでした。 人生で最初で最後の壮絶な恋愛物語。 お金で愛は証明できると思いますか?

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0.初めて本気で愛した相手がホストでした

貴方は本気で誰かを愛したことがありますか? 私はあります。相手はホスト。 「ホストに本気なんて馬鹿か?」って思われるかもしれません。 確かに今考えれば馬鹿でした。 ホストを刺したくなる女の子の気持ちが分かります。 でも、後悔はないほどに本気で、純粋に愛してました。 とはいえ、半年経った今、 なんとも言えない憎悪が私の中でなかなか消えないため 言葉に綴ってみようと思いました。 出会いから別れ、またホストの裏事情など赤裸々に綴っていこうと思います。

    • 7.2回目のホストクラブ⑵

      「かやのちゃん送りどうする??」 FOREでマミさんが指名してる担当のしゅうまくんに聞かれました。 ちなみにしゅうまくんはFOREのナンバー上位のホスト。 20歳からホストをしていて2〜3年目の売れっ子で、マミさんは弟みたいな感覚で可愛がっているようでした。 「あぁ…ん〜あつしくんで!」 あつしくんは最後についてくれたキャストで、年齢は一個上。 イケメンだけど自分をかっこいいと自覚してない感じで美意識も低め。 磨けばめちゃくちゃかっこ良くなりそうだけど、あつしく

      • 6.2回目のホストクラブ

        プルルル… 「もしもしマミさん?」 「お疲れい!今何してる!?」 「今ですか?家でゴロゴロしてますよ」 「お、まじ、暇ってことね!おし!集合!」 「え、何ですか、何かするんですか??」 「私が通ってるホスクラがあって、ついてきて欲しいんよね!かやのは行ったことない店だから初回1,000円で行けるし!」 「ええ、またですか!」 マミさんからの突然の電話はホストクラブへのお誘いでした。 前回はノリで、人生経験で一回行けたらいいなくらいの気持ちだったのでもう行かな

        • 5.初めてのアフター⑵

          あれ…顔めちゃくちゃかっこよくないか…? ホストクラブの中では緊張と酔いと店内の暗さもあり気づけませんでしたが、明るいところで見る彼はめちゃくちゃかっよくて。 どタイプで何なら今まで出会ってきた中で一番かっこいいのではないかと思うほど。 「今日は本当ありがとね!」 「こちらこそ!楽しかったけどもう行かないかな…ごめんね。」 「全然だよ!かやのちゃんみたいな子あまり来ないからもうちょっと話したいなって思ってご飯誘っちゃった」 私みたいな子って言うのは、実は私は自分で

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        0.初めて本気で愛した相手がホストでした

          4.初めてのアフター

          初めてのホストクラブはナオくんのおかげで楽しむことができました。 そしてマミさんと2人で飲み直すため居酒屋に入りました。 「どう?楽しめた?」 「そうですね、最後は楽しめましたけど、やっぱり私はハマらないですね…」 何て話をしているとナオくんからラインが来ました。 「マミさん、ナオくんからライン来ましたよ」 「え、なんてなんて!?」 いかにもみたいなホスト構文… 「え、行っておいでよ!私はもう帰るから!初回でアフター誘われるとか結構気に入られてんじゃん!」 「あ

          4.初めてのアフター

          3.出会い

          初回で嫌気がさしていた理由の一つ、 隣のキャストが指名してもらうのに必死すぎること。 私はマミさんと来て、できれば4人で仲良く話したいのに隣についたキャストはそれぞれ隣に座ってる女の子に指名してもらうのに必死。 みんなで話そうとマミさんに話を振っても、マミさんの隣に座ってるキャストが遮るように2人の世界に戻そうとするのです。 なんか楽しくないなぁ… そう思いながら私は最後の2人の新人ホストとナオくんから名刺を受け取り私は2人の名刺にクオリティの違いにツッコミました。

          2.初めてのホストクラブ

          「いらっしゃいませ〜!」 真っ暗な店内に入ると大きな声が響き渡りました。 壁には前月のNo.1〜No.3のキャスト写真が飾られており、 高そうな内装とシャンパンの数々… ドラマで見ていたホストクラブの世界が広がっていました。 「ご指名は?」 「初回なんですけど入れますか?」 先輩は他店舗のホストクラブに通っているらしく、内勤さんとの会話は手慣れている様子。 緊張していましたが頼れる先輩がいてよかった… そして案内された席でシステムの説明を受けました。 初回は1,

          2.初めてのホストクラブ

          1.ホストに行ったきっかけ…

          「ごめんもう俺無理だわ。別れよう」 私は突然当時付き合ってた経営者の彼氏に振られました。 いつものちょっとした痴話喧嘩程度と思っていたのですがどうやら彼は私とは合わないと思っていたそうです。 「大丈夫自信持って、カヤノはいい女だから、俺と合わなかっただけ。」 こんなこと言われて納得できるわけがない... けど、彼の心は決まりきっていたようでそのまま別れることになりました。 こうなったらたくさん遊んで忘れよう、 そう思い、片っ端からいろんな友達に連絡を取って遊ぶ時間

          1.ホストに行ったきっかけ…