@あいちゃん
もう一度読みたいと思った記事をまとめさせていただきました！私もこんな風に素敵な文章を書きたいです。
50スキ以上いただけたお話をまとめました。
ゾゾゾっとなります
男性目線の短編小説です。
4月を迎えた夜風は暖かく、桜の蕾が深く、色づきだしている。 月明かりにぴかぴかと光る白いトタン製の看板には『大島和菓子店』という文字が、黒いペンキで大きく書かれている。硝子戸には『いちご大福』やら『赤飯受付中』やら、あれこれ筆で半紙に書いたチラシが張り付けてあった。 とはいえ、今は夜の9時過ぎ。 昼間なら餡子と餅の甘い香りが漂う店内も、ひっそりと静まり返っている。 店の奥から続く住宅部分からは、夜9時のニュースが漏れ聞こえていた。 ニュースを眺めるのは、大島和菓子
お久しぶりです。 しばらく更新しない間に何だか仕様が変わってしまったようです。 最近ではラジオの収録を終え、毎日納品に追われる日々です。 マッチョの魅力を語ったり、マッチングアプリでの経験を語ったりと、こんな私の経験でも知りたいと思う方が一定数いることに驚きの毎日です。 よく、今までの嫌なことも良かったことも全部無駄じゃないという方がいますが、最近やっとその言葉の意味が分かりました。 文章を書くことで、さらにそのことを実感します。 こんな文章を書きながらも、文字数を気に
最近、春休みのためか平日でも渋谷は人で溢れ返っていますね。東京という場所はエリアによって年齢層や服装なども全く違っていて見ていて飽きないです。そんな私は東京二年生を迎えました。 一年前の自分はきっとこんな時間にPCに向かっているなんて想像もしていなかったと思います。これから来るであろう新しい出会いや学びに胸を弾ませて「毎日が楽しい！キラキラ東京！」とか思っていました。実際地元の時は仕事が毎日すごく楽しかったんです。 ですが東京に来て、理不尽な人間関係やハード過ぎるシフトに
僕と綾香は産まれた時からの幼馴染だった。家も近所で親同士も仲が良く、保育園の頃は一緒に出掛けたり公園で遊んだりすることが僕の楽しみだった。 僕たちが六歳を迎えたばかりのある日。いつものように僕は近所を自転車の練習がてら散歩していた時のことだ。 ふと綾香の家の前を通ると、綾香の家の前庭に大きな穴が空いている。子どもながらに何かあったのかと思い目を見開いて近寄ると穴の中で綾香がとても真剣な顔をしていた。 思わず 「綾香？何してるの、大丈夫？」 と心配そうに声をかけると僕を見
こんばんは。お久しぶりです！ 何も聞かれていないですが、めちゃくちゃ元気です！ちなみに今からまつパ行ってきます。 とりあえず、明日からの博多旅行に向けて何も準備していないあいちゃんです。 実は、ひょんなことからラジオ出演が決まりました。なんだろう、最近知り合った女性なのですがお互いに素敵なことをシェアしていきたいよねという思いがマッチして今に至るという感じです。 今までの私は、書くことは頑張れるんですけど話すことが苦手でずっと逃げてきました。なので、どうして今小説を書いて
昨日初めて一日お休みしました。 正直色々悩み過ぎて一日休んでみたのですが、どうして戻って来たのかと言うと更新しなくてもスキを押してくださったりフォローをしてくださる方がいたからです。私のようなものをフォローしてくださるのは本当にありがたいことです。また全力の私に戻りたいと思います！ 色んなことを考えている間、インスタグラムの更新だけは毎日していました。出来上がっている文章を画像に張り付けていくだけなのでどれだけ体調が悪くても出来ます。 悩んだら全部やってみよう精神の私は
突然ですが、みなさんが一番面倒くさいこと、嫌いなことってなんですか？ 連絡を返すこと？ＳＮＳを更新すること？食事？運動？きっと色々な答えが飛び交うと思うのですが・・・ 私は圧倒的にお風呂です。 お風呂が嫌いです。 なぜお風呂が嫌いかと言うと、髪を乾かす作業や保湿する作業が嫌いなんです。あと時間がもったいないと思ってしまいます。汗っかきなのに。入れよ、臭いんだよ。と自分でも思います。 ＊ 私がお風呂に入らなくなったことには原因があります。 それは中学時代、初めて引き
眠い目を擦りながらパソコンの前に座りました。 何もやる気が起きません。 何か月かに一回くるやつですねこれは。 こういう仕事はね、筋トレと一緒でちょっときつい状態をずっと保ち続けることが大事なんだよと私の尊敬する方が言っておりました。 なので毎日毎日出口の見えないトンネルを走り続けているのですが… すでに応援してくれている優しいフォロワーさんも何人もいて嬉しい限りです。いつもありがとうございます。 期待に応えたくて色々頑張っているのですが、今日は眠気に勝てそうにありま
元々、募金をしようと思ったのは父の影響からだ。あしなが育英会に募金していた父は、毎年学生たちから送られてくるハガキを楽しみに待っていた。 その時は正直、募金なんかするなら家に入れろよと思っていた(複雑な家庭です)私だが、複雑な家庭で育ちさらに複雑な家庭で生まれ育つ自分より小さな子どもを目の当たりにすることがあり、似たような境遇だから理解出来る、複雑なこの子たちの気持ちに寄り添いたいと思い保育士を志した。 複雑な子どもの気持ちに寄り添う、という私の思いは実習の時点で子どもた
「やったこと無いから絶対に出来ない」 と思っていたことがあります。例えば作ったことの無い難しそうな料理を作ることだとか、難しいパソコンの作業とか、読んだことも無い英語の説明書に目を通すこととか… 私はこういった作業をやれと言われれば、いくらお金をいただいても出来ればやりたくないと答えるでしょう。ましてや日ごろから逃げ続けていることです。 昨日、とある動画を作っていました。「動画編集」と聞くだけで嫌になるのが、編集ソフトやアプリを探してダウンロードしては使いにくくて消す、
私は猫が大好きです。実家ではマックス四匹飼っていたくらいの猫好きです。 今日も一日中ＰＣと向き合うという廃人のような生活をしていました。座りっぱなしで肩と腰が痛いです。来週は待ちに待った整体です。それまで何とか我慢。 とあるズーム会議に午前中は参加していたのですが、なぜかみんな違う事業をしているはずなのに同じことで悩んでいて驚きました。なぜかぶち当たる壁はみんな同じなんですよね。 障がいのある方が障害者雇用のビジネスを立ち上げようとしているとかで、少しお話を聞きましたが
高校の時までは、スタバなんてお金持ちの飲むものだと思っていました。なのに気付けば地元の駅前に三つもスタバがあります。しかも、どの店舗も決まっていっぱいなんです。 初めてスタバを飲んだのは、高校二年の秋。ダークモカチップフラペチーノでした。 常にダイエットをしている私は、ああ、こんなもの一杯でもう一日の半分のカロリー摂取しちゃったよ…と病んでいましたが、それがまた美味しいんですよね。ハマりました。 それまでスタバに近付かなかった理由の一つに、コーヒーが飲めないことが挙げられ
いきなりですが私の好きなアニメには、ある共通点があります。 それは、主人公が最初は弱いけれど自分の努力で強くなっていくという点です。 「僕のヒーローアカデミア」のデクなんてもう、素晴らしいですよね。何もないところから人より何倍も努力して、頑張って強くなろうとする姿に何度も泣かされました。ちなみに一番好きなのは轟くんです。 ああでもやっぱり「ブラッククローバー」のヤミ団長が一番好きかも…なんて浮気性な私ですが、やっぱり最初から最強じゃないというところに魅かれてしまいます。
クッキーを貰いました。 なんか海外の入れ物に入ってる緑のやつ。 普通に良くあるクッキーなのかなと思い、一口頬張って驚きました。 そのクッキーは、例えるなら小学校の時お金持ちの友達の家に必ずあった海外のクッキーの味がしました。そういうクッキーはなぜか決まって缶に入ってます。まさに、そんな味がしてめちゃくちゃ美味しかったです。 その時、ふと思ったんです。私の実家にはいつもお菓子なんて無かったなあと。 ＊ そんなに裕福な家庭で育たなかった私の母の口癖は「お金が無い」でした。
今年も早いもので二カ月が終わりました。 私は昔から十月頃から三月頃までが大好きです。 学生はあっという間に進級だ次のクラスはどこになるだとか、新生活に期待をする人も多いはずです。先生をしている方も次はどのクラスだと一喜一憂しますよね。クラスと一緒に組んだ担任次第では一年が終わる…ということはあるある過ぎてしんどいです。ストレスでハゲた方や妊娠に気がつかなかった方なども中にはいらっしゃいました。日々お疲れ様です。 私は年が明ける時、毎年一年の目標を立てるのですが、なぜか春
よく珈琲を飲む人だった。少し茶色がかったその瞳に揺れた褐色を映し出すその姿を見ているだけで、いつの間にかドラマや映画の世界に入り込んでしまったような気分になる。彼はよく、珈琲を飲む人だった。 ＊ カーテンの隙間から覗いた光が、真っ白な海から出た四肢が昨夜の出来事を物語っている。瞳に代わり映えのしない天井を映し出すと、次にやってくるのは必ずと言っていいほどあの香り。鼻腔いっぱいに広がるその香りが、「おはよう」と私に声をかけるその声が、ほろ苦くて、ちょっと甘くて、嫌いだっ
