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恋するように旅して〜サラエヴォ編

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2018年の年末に行ったボスニア・ヘルツェゴビナ サラエヴォのもろもろ。 未完の戦争である第一次世界大戦が終わってちょうど100年のタイミングで、始まりの地へ。 歴史をすぐ隣… もっと読む
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恋するように旅して〜サラエヴォ編⑥19年年明け

恋するように旅して〜サラエヴォ編⑥19年年明け

疲れてすっかり寝てしまい、起きたらもう22時。

今日は12月31日。あと2時間でサラエヴォでも年明けを迎える。

どことなくだるい気持ちを堪えつつ、準備をして近くのお店へ。

昨日の晩ともまた違う、ちょっと浮かれ模様の街並みに年末感を味わいつつ。

サラエヴォビールで2018年にsay goodbye。

とはいえお腹がまだまだいっぱいなので、野菜たっぷり海老サラダを注文。

な、な、なんぞ!

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恋するように旅して〜サラエヴォ編⑤LOVEチェヴァチチ

恋するように旅して〜サラエヴォ編⑤LOVEチェヴァチチ

お昼♪お昼♪
サラエヴォラーンチ!!

こっちの食事、昨晩・朝とおいしいのに当たった分、
ランチにも俄然期待が高まる。

さて、早速突撃じゃー。

チェヴァチチどーん!

ラム肉煮込みどどーん!

スパイスがきいてて本当においしい。

特にチェヴァチチは、皮なしソーセージみたいな感じなんだけどとてもジューシー。
ナンのようなパンに入れて食べるんだけど、
一緒に入れる玉ねぎがまたいい感じにアクセント

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恋するように旅して〜サラエヴォ編④〜バシチャルシァからスナイパー通りへ

恋するように旅して〜サラエヴォ編④〜バシチャルシァからスナイパー通りへ

サラエヴォ事件の歴史に触れた後はそのままサラエヴォ市内散策へ。

気が向くままに歩いていると、どーんと日本大使館!
歩いてたらピュッと出てきたので、
意外だっただけにちょっと嬉しい。

サラエヴォビール工場。ご立派ァ!

街のスーパー。

と、思ってたら、写ってる凶悪なニャン賊に速攻で絡まれた。リアル妖怪すねこすり!

キリスト教会も横目にぐるぐるまわり、旧市庁舎へ。

今のは修復再建後のものだ

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恋するように旅して〜サラエヴォ編③始まりの地ラテン橋

恋するように旅して〜サラエヴォ編③始まりの地ラテン橋

ホテルを出る。一歩一歩近づいていく。

うっすら雪が積もり、やっぱりどこか陰鬱な街の風景。

近づいてくる、未完の戦争 第一次世界大戦の始まりの地、ラテン橋。

ラテン橋は、別名プリンツィプ橋。

サラエヴォ事件で、オーストリア=ハンガリー二重帝国フランツ・フィルデナント皇太子夫妻を暗殺した、
セルビア人青年ガブリロ・プリンツィプから取られている。

ちなみにプリン氏、こんな人。
こう見えても19

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恋するように旅して〜サラエヴォ編②大晦日の朝ごはん

恋するように旅して〜サラエヴォ編②大晦日の朝ごはん

サラエヴォの朝です。

リーズナブルなホテルから見える街並みはこんな感じ。

多数の弾丸の跡が残ってて、ここはやはりボスニア・ヘルツェゴビナなんだと感じる朝。

羽を膨らませた鳩が、バサバサ飛び回り、外の寒さを想像させる。

さてさて、前日の夜遅くにがっつりチキンステーキ食べてますが、やっぱり朝ごはんも気になる!ということで…

うふふ。

卵は1個でよかったんだけど、スタッフの姉さまが、ものすご

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恋するように旅して〜サラエヴォ編①到着日の晩

恋するように旅して〜サラエヴォ編①到着日の晩

ドブロヴニクを発ち5時間。
すっかり夜なので、バスから見えるのは暗くぼんやりとした民家と草っ原ばかり。

どこかで見たことあるなぁと思っていたら、意外にも近かったのは、長崎佐世保の奥の山道の風景だったかもしれない。

ずっと行きたかったサラエヴォ。
あともう少しで到着。

数十分後、サラエヴォ到着のアナウンスがバスに静かに響く。

12月30日22時。
真冬のサラエヴォに降り立った。

………

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