最愛の果て
この世の不幸が全て畳み掛けてきたかのような5月だった。え?ダメ押し?と思うタイミングで足の指を折った。なんかもう、開き直っちゃうよね。
仕方ないから 戒めのように禁酒をしている。
かっこつけた言い方をしたけれど、一二週間は骨がずれるリスクがあるから極力安静に、走らないこと、と医者に言われたのだ。
とはいえ、今日は最愛の祖母の命日だったから、献杯の意を込めて部屋で一人缶ビール開けたけどね。少し酔っ払ったから言うわけじゃないけれど、やはりどう考えたって、あなたはわたしの人生で最も無くてはならなかった人。
一番、というと他のものやひとが寂しがるね
祖母のことを思い、花を買うといつも薄いピンクとか黄色の花になってしまう ちいさくてやわらかくてほがらかであたたかな人でした
また会えるといいな
最後に空港で別れてから、私といえばすごく髪の毛が伸びたから、夢で会えても気づいてもらえないかも知れないね。
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