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そのときはよろしく

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最近の記事

just a feeling

マルチバースオブマッドネス、観た。 昔から、多元宇宙論はめちゃくちゃ信じている。し、同じく信じている人とは熱く語り合いたい 「ここでの関係は?」と聞くシーンがあったのだけれど 違うユニバースに自分がいたとして、でもそれは今と同じ父と母が結ばれなければ生まれないもので、そこを遡ったとて祖母や祖父もまたそうで、延々と遡ることしか出来ないじゃない?ということは宇宙を超えても関係性は変えられない?友達も、恋人も?え、それじゃあワクワクしなくない?どんなに努力したとてどのユニバースに

    • 最愛の果て

      この世の不幸が全て畳み掛けてきたかのような5月だった。え?ダメ押し?と思うタイミングで足の指を折った。なんかもう、開き直っちゃうよね。 仕方ないから 戒めのように禁酒をしている。 かっこつけた言い方をしたけれど、一二週間は骨がずれるリスクがあるから極力安静に、走らないこと、と医者に言われたのだ。 とはいえ、今日は最愛の祖母の命日だったから、献杯の意を込めて部屋で一人缶ビール開けたけどね。少し酔っ払ったから言うわけじゃないけれど、やはりどう考えたって、あなたはわたしの人生で最

      • 夢にまで見た夢よ

        友人と新宿で少しだけお酒を飲んだ。 そのあと、帰路に着くうちに酔いも覚めてきて、なんだか今日はもっと他人の笑った顔が見たいかもしれないなあとかぼんやり考えて、やはり足が自然に向くのね。良くない。 いつものお店にて、今日はお客さん少ないなあと思っていたら「みんなゴールデンウィークでお金使いすぎて今日は大人しくしてんのよ、あ、ゴールデンウィーク無いから知らないんでしょ?」と言われた。そうだったの? まあわたしだって休み無いなりには素晴らしいゴールデンウィーク過ごしたけどね。その

        • サマーニートサマーヌード

          たまに、別人になりたくなる 誰かになりたいのではなくて、自分以外の何かになりたいという意味で。意味なんてないことはわかっているのだけれど、見た目から変えていく。纏っているものをひとつづつ外してみたりもする。 昔好きだったバンドはなくなっちゃったけれど、久しぶりに聴いたり顔を見たりするとものの見事にあの頃の気持ちに戻ったりもする。あのときに出会った人たち、また会えるかなあ 元気に暮らしてるといいなとたまに思い出したりもします 同じ熱量でとまでは言わないけれど、私のこともたまに

        just a feeling

          いっしょうけんめい話すから好きさ

          20220423 連休だったので、自由きままに思いつくままに過ごして何もがんばらないぞと決めた。 でも朝ごはんが美味しいことは世界3大美徳のひとつなのでちゃんと早起きして喫茶店の朝ごはん食べに行ったのだけれど、食べるだけ食べて帰宅して盛大に二度寝。いいんだ、がんばらないんだもん。 ふわりと起きて、化粧もせず、髪の毛もくくったままで、Tシャツとユニクロのスラックス、ビルケンのサンダル、そんなので長距離散歩に出かけたりなどして パン屋、ドーナツ屋、果物屋、洋食屋、この町には

          いっしょうけんめい話すから好きさ

          白春夢

          昔読んでいた本を読んだ。今読むとなると文が稚拙で共感性羞恥で死んじゃいそうになるところはある。でも今欲しいのはこういった頑丈で痺れるような言葉だった気もする 居酒屋で、前に本を貸してくれた隣にいたおじいさんが好きな作者さんは誰だと問うてきた時に答えられなくて、今読んでるのは○○です大学生が読むような稚拙な文字を書きますが本質はここにある気もすると答えたら財布から紙を出してジャケットの胸元に留めてあったボールペンでメモを取っていた。携帯電話を持っていないらしい。あんた、超イケ

          白春夢

          楽しい話聞きたいなベイビー

          20220406 仕事終わりに新幹線に飛び乗って名古屋へ。くたくたの中で新幹線に乗って1時間半は長いなあ寝れる時に寝なくてはと思いつつも、道中の川沿いの桜とだだっ広い海が気になりすぎてわくわくでちっとも眠れなかったよ。こういうところが他人と旅行に行けない理由でもある。 サンボマスターが歌う孤独とランデブーが美しすぎて涙がでた 今までもすごく好きだったけれど、夜な夜な一人きりでターンテーブル回してる今が人生で一番ハマったのかもなあ。置かれた状況で、大人だから結果なんて大体

          楽しい話聞きたいなベイビー

          ずっと微熱

          20220404 昨日、朝から夜までしっかり働いていたけれどあまり芳しくない日だったのでこのままで終わりたくなくて、久しぶりに大好きなお店に行った。 流行り病を患ってしまってご無沙汰ですとモソモソと返事を返すと もう忘れられてるのではと思っていたけれど、かつて隣の席で飲んでいたじいさんが「あの子に読んで欲しくて」と小説を店主に預けていたという。昨日の晩のことだからまだ読めてはいないけれど、私の生まれた町の話だって。誰かの記憶に残る私ならば良かったなあ 受け取りました。ど

          ずっと微熱

          離れてしまうと泣いた三月

          たまに体中の血液をアルコールに変えたくなる夜ってくるじゃない? 気がつけば、三月も末。 この前お節食べたばかりなのにあまりに早くない?このまま息だけして過ごしてたらそのまま来年の春を迎えてそうですね。怖。 三月末なので、異動の季節です。好きな人から順番に居なくなる仕組みなのかなあとはずっと思っている。いや、実は、いなくなるから好きなのかも? 大丈夫よ、また次に来る人たちのことも我々はきっと好きになる、と言ったら後輩から「そしてまたいなくなるんですよね」と言われた。とん

          離れてしまうと泣いた三月

          帰る場所はあなたの太ももなのか

          死ぬほど忘れてた。 前回、祖母の話を長々と書いたらあの頃の私が成仏したんだと思うよ。 あれからコロナ禍に突入して、一年間のハイライトが無いことに気付いた。未来の約束が何一つ無い中で、軽やかに壊れていく人間関係、貯金額を見ることしか楽しみが無いのだ。職場で、暇だった日に日にコロナ禍が明けたらどこに行きたいかって話で盛り上がった。そんな未来、来るのかなあ。私はダントツで実家なんだけど、後輩は秋田だと言っていた。おばあちゃんのお家があるそう。こちらからはいつだって行く分には構わ

          帰る場所はあなたの太ももなのか

          陽気な歌でも歌うから愛していたよ

          20190530 全部鮮明に覚えている。 4月2日に空港で 次に会うときまで無事でいてね、夏に帰ってくるよ、と言って別れてから二ヶ月振りの再会は、祖母はまだ寝ていた。

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          陽気な歌でも歌うから愛していたよ

          冷たい檸檬と炭酸のやつ

          20190519 快晴。 いつもいるお掃除のおじさん、いつも手を止めては挨拶をしてくれるのだけれどそれに返答している人はあまり見たことがない。 あれ心痛むよねえなんて上司と話して、「よおしじゃあもし今日会えたら今日は私が世界で一番元気な挨拶を返しましょう」なんて話をしていたら、日曜日にも関わらず、やはりいつも通りおじさんは歩道橋を掃除していた。 手を止めてはおはようございます、とこちらに声を掛けてきたので、「おっはよおございまあす!!!!!!!!」と応えたらおじさんたらちょ

          冷たい檸檬と炭酸のやつ

          ラストシーン撮り直すよ

          20190515 100あるうちの100心動かされないと行動出来ない人っていて、60あれば行動出来る人もいて、最近思うことは、私は心動かされるものが1あれば行動出来る人間なんじゃないか。 私なんかはいつも大した理由なんて持ち合わせていなくて自分の感覚に従って事を済ませてしまう、各々の生き方なんだから正も誤も無いんだけど。 例えば 玄関先で靴の並べ方が礼儀正しかっただとか、カレーライスや目玉焼きをお皿を汚さず綺麗に食べられるだとか、お味噌汁の器の持ち方、トイレは座ってするだ

          ラストシーン撮り直すよ

          人の思い出を盗むな

          2019.4.22 昨日の余韻が抜けないままに花屋に行って一番ダサい色してた花を買った 変な色、可哀想に連れて帰ってあげようって言いながら連れ帰ってきたけど実は一番可愛いと思ったよ、本当。いつも行く花屋さんのおばちゃんは私の家の花瓶のサイズを覚えたし私はおばちゃんの話し方の癖を覚えてしまった。家に花があるとちゃんと帰らなきゃって毎日思うから良い、背負うものがあった方が背筋も伸びるもの。適当に出来ると良いのだけれど私は適当にしている方がしんどかったりして、本当は飄々としつつ

          人の思い出を盗むな

          いつかのリグレット

          活動終了が発表されてから、何度か観たけれど今日はやけに急に実感が湧いてしまって、出来れば湧かないまま終わってしまって終わったことにも気付かずいつか終わってしまったことに気がついて虚無になることが理想だったのだけれど goodnightあたりで心が浮ついてチェリッシュで他人に見せられない程のこの世の中を生きづらい程の顔面で号泣してしまった、大人になったからか人が死んだり恋を失ったところで泣いたりできない人間になってしまったけれど こんな地獄のような世界で何度あなたに救われた

          いつかのリグレット

          寝ても覚めても

          2019.4.18 他人に言われた言葉は割と覚えている。まあ、私がそう捉えただけだから相手にとっての真意は分からないけれど。良いことはもちろん悪いことも 戒めのように刻みつけないと二度三度やるから、私も 容姿のことも小さい事でも他人に傷付けられた言葉は全部消えないしその代わりに良いことや綺麗だった景色とか匂いとかも全部覚えていてあげるから許して欲しい。他人が何気無く発した言葉に縋ったり傷付いたりしていて、私の言葉も他人にとってそうならやってられないよね、大体は何も

          寝ても覚めても