白春夢



昔読んでいた本を読んだ。今読むとなると文が稚拙で共感性羞恥で死んじゃいそうになるところはある。でも今欲しいのはこういった頑丈で痺れるような言葉だった気もする

居酒屋で、前に本を貸してくれた隣にいたおじいさんが好きな作者さんは誰だと問うてきた時に答えられなくて、今読んでるのは○○です大学生が読むような稚拙な文字を書きますが本質はここにある気もすると答えたら財布から紙を出してジャケットの胸元に留めてあったボールペンでメモを取っていた。携帯電話を持っていないらしい。あんた、超イケてる。



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仕事終わりにコンビニの前でこの辺に桜なんて一本も咲いていないけど、どこからか飛んできた地面で潰れた桜の花びらを見て夜桜だねえって言いながら大好きな同期と飲む350mlの缶ビールが一番美味しいって知ってる。そっと抱きしめたのは、ちょっと酔っ払ってたのかもしれないけれどね

場酔いってあるよねえ、好きな女と飲んだらいくらでも酔っ払うよ、そりゃあ可愛いもん。



大好きばかり見つけにいきたいです。もう少しだけ頑張らなくちゃ。

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