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⚫︎奈良の似顔絵⚫︎盧舎那仏坐像@唐招提寺、金堂


[Global NARA] 2002 No.19

グローバル奈良 第19号 2002年3月発行(表紙+裏表紙)イラスト、表紙の言葉/中田弘司

表紙の言葉
唐招提寺の盧舎那仏像。光背の化仏は千体のお釈迦さ ん。盧舎那仏さんは、それぞれの悩みに一番ふさわし いお釈迦さんを千体の中から選んでくれる。そんな仏さんが居られるだけでひと安心。量は質に変換される。だから、もう大丈夫。

企画・編集・発行/奈良県企画部文化観光課

盧舎那仏で有名なのは奈良の東大寺の大仏。また現存はしないが、現在、大河ドラマでちょうど出てきた豊臣秀吉が発願した、京都の方広寺大仏も盧舎那仏だったそうだ。
鑑真が開いた唐招提寺。南門から入ると正面にある金堂の大きさに感動する。階段をのぼり柱の間を覗くように拝観。残念なのはお堂の中に侵入できないように、網がはられていること。距離を感じてしまうが、眺めているとその像の大きさと古さに圧倒され、網の存在は薄れてくる。

金堂の本尊で高さは、3メートルを超え、光背の高さは、5.15mにもおよぶ巨像です。奈良時代に盛んに用いられた脱活乾漆造でその造形は雄大さとやわらかさを併せ持ち、唐代の仏像に通じる唐招提寺のご本尊にふさわしい仏像です。また、背後の光背の化仏の数は、862体ありますが、本来は1000体であったといわれています。

https://toshodaiji.jp/about_kondoh.html
唐招提寺HPより











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