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理想的な上司のタイプ

 皆さんにとって理想的な上司とはどんな上司でしょうか?優しい上司、趣味の合う上司、親世代の上司、前の部署でも同じだった上司、色んなタイプがいると思います。居心地が良いか悪いかで言うと様々なタイプの上司がいますが、マネジメントのタイプでいうと、意外と良い上司の理想像は少なかったりします。もちろん、働くモチベーションによって理想の上司は変わるのですが、ここでは会社から最も評価されるタイプの、仕事に前向きで頑張る担当者にとって理想的な上司を紹介したいと思います。

 過去にこんなツイートをしました。

 ツイートに書いてある通り、理想の上司は部下を自由に泳がせる上司です。当たり前のようで、実は難しいのが”自由に泳がせる”というテクニックです。例えば部下が「◯◯に挑戦したい」と言った時、ここでの上司の発言によって上司のタイプが見えてきます。

 「そんな事やるなんて聞いた事ないぞ、やめとけ」というタイプ。このタイプは過去に実績の無い事を認めない生産性が極めて低いタイプです。過去に誰かがやった事のコピーしか認めないので、距離を置いた方が好ましいです。

 「良さそうだけど、大丈夫かな、ちょっと心配」というタイプ。このタイプは直感的にリスクを感じているものの、それを払拭することを自分でできない未熟者なので、安心材料を与えるだけで意外とすんなり受け入れてくれる傾向が強いです。

 「良いチャレンジだね、こうしたらどうだろう。こういった事には気をつけて」というタイプ。実は厄介なのがこのタイプです。部下の挑戦を受け入れるのは素敵ですし、良かれと思ってアドバイスするのも一見良さげです。ですが、上司に「こうしたら?」「これには気をつけて」と言われると、部下はそのちょっとした言葉をまるで縛りの様に捉えてしまい、行動量がグッと減ってしまいます。すると、折角のチャレンジの成功率がぐっと下がってしまいますので、真正面からぶつかるのは避けたほうが良いです。

 「良いんじゃない?好きにやってみな」という一見無責任なタイプ。これこそが理想の上司です。もちろん、部下がやらかしてしまったら上司は責任を取らなければいけないので、誰に対しても寛容なセリフを言う訳にはいかないかもしれませんが、こういって全面的に任せつつ、下手に縛りを与えない上司こそ、理想の上司です。こんな上司についていく事をお勧めします。もちろん、部下を全面的に信用できる関係性を築いているのが大前提なので、日頃から友好な関係性を構築しておく事が重要となります。

 言い換えると、現時点で誰かの上司ではない人がいつか誰かの上司になった時、「良いんじゃない?好きにやってみな」と言える上司を意識するだけで、部下のエンゲージメントが高い上司になれると思います。心の片隅に置いておいてください。

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