2012年の7月、英検1級を取得した。

その時にやっていたことを振り返ってみた。

1級となると、語彙力増強が不可欠になってくる。
そこで、とにかく気になる本や新聞記事を
片っ端から読んでいた。

単語帳を見て覚える人もいるかもしれないが、
単語は何らかの文脈の中で覚えるのが
一番効率的と個人的には思う。

ちなみに、実際の英検1級のリーディングで、
直前に電車内で読んでいたのと似たような内容の
長文読解が出た。
（詳細は忘れたが、確か生理学関連の内容だった）

試験会場で心のなかでガッツポーズをした。
出てくる単語も、話の流れも完璧に分かる。
だって電車の中で辞書を引きながら読んだんだから…

こんなミラクルがすべての人に起こるとは言わないが、
そのくらい、「英語でいろいろな文章に触れておく」ことが
単語力増強、ひいてはリーディング攻略の秘訣だ。

短いものでかまわない。
興味のもてるものならなんでもいい。
（私は料理のレシピや、占いも英語で読んでいた…）

そのとき、「100％理解しようとしない」ことも大事だ。

考えてみてほしい、日本語だって、100％理解できているだろうか？

全体の7割分かればOK、くらいの気持ちで、
とにかく量を読んでみると、
いつからか、内容がすんなり頭に入ってくる瞬間が訪れる。

最初は半分も分からないかもしれない。
でも、それでいい。
英語の文章に触れる時間を長くすることが大事だ。
それを日常にすることだ。

英語の本は高いけど、ネットでも記事が読める。
図書館に行けば英字新聞もある。
（私はJapan Timesを読んでいた）
テレビで見て、なんとなく知っている記事を英語で読めばいい。
「豪雨」は英語でなんというか、すぐに覚えられるようになる。