見出し画像

こじまの夢

(これは2016年8月29日に投稿した、こじまのはんこやのFacebook記事をほぼそのまま掲載しています)



高校卒業の時に私がぼんやりと考えていた事を思い出しました。

私は高校時代、遅刻欠席が多かったり、単位がギリギリで留年しそうになったり、テストで酷い点を取ったり、教室でシャボン玉をして職員室に呼び出されたりしていました。(?)

先生に注意されたり指導を受けるという毎日。いわゆる落ちこぼれであるという自覚がありました。周りの人たちもきっと私をそのように見ていたのではと思います。だめだめ人間でした。

でも同時に、私は将来きっと何かで有名になって、こじまって本当は凄いヤツだったんだとみんなに思わせてやりたいという野望もありました。

当時は、何で有名になりたいとか具体的な構想もなく「まぁ、絵を描くの好きだし、できればそこらへんの方向でなんかできたら良いな〜」というざっくりとした考えしかありませんでした。

有名になることが目的で、手段は特に重要ではなかったような気がしています。





私は、とにかくこれから自分の活躍していく姿を、碧南高校の我々の学年主任であった平野先生の耳に届かせたいと思っていました。

自分でこじまのはんこやのお店を始める以前の何もなかった時代から、将来の目標のベクトルをそこに定めていました。今現在も心のどこかにこの思いがあります。

先生たちに限らず小中高時代の友達にも、私が有名になることで、こじまの情報がみんなの耳に入っていったら理想的だなとも考えていました。

例えば、
漫画家になって、周りのみんながその漫画を買ってくれて、読んでくれて、ワーイ!みたいな。私の生み出した作品が誰かの手に渡って、大切にされていたらそれは本当に嬉しいことで、その作品がその人たちと私との再会のツールになったりしたら面白いなぁ、みたいな、妄想をしていたわけです。

でも、この理想が、今ちょっとずつちょっとずつ現実になってきてるんじゃないか?と思っています。

こじまのはんこやという自分のお店を持ち始めたところからそれは急に加速しました。はんこを求めて、友達が来てくれるんです。風の噂を聞きつけて、私に会いに来てくれるんです。

感動するのと当時に、これは自分が昔から求めていたものに非常に近いことが起きていると、気が付きました。自分の生み出したものをきっかけに、みんなに会える。今ここが私にとって1番嬉しいポイントです。そしてこの輪がもっと広がっていけば、学年主任の平野先生の耳に届く日はそう遠くない。

そして、さらにさらに上を目指して私はPerfumeという大きな存在に会いたいわけです(笑)

今自分がどの段階かはわからないけど、確実に当時思い描いていたものに近付いている。
それを実感して、少し嬉しくなりました。

近ごろ小中高の沢山の知人友人からコンタクトがあるので、そんなタイミングなのかとハッとしました。

私単品だったら絶対に交わることがなかったものなんてたくさんあると思うのですよ。そう思うとはんこの力ってすごい。活動を続ければ続けるほど、いろんなものとどんどん繋がってく。過去と未来が全く関係のないものじゃなくなっていく実感。

これは本当にすごいことだ!

これからも、この自分の活動はやめないし、どんどんもっと頑張っていくつもりです。新しい出会いや発見を求めていたりもするけど、今までにで会ったみんなにももう一度会いたい。そんな気持ちでこれからもやっていきます。

この記事が参加している募集

自己紹介

サポート頂けましたらこじまがとっても喜びます!はんこや活動の資金として大切に使わせて頂きます!