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【239日目:毎日ご質問回答】人に教えることが最大の学び方の一つとおっしゃいますが、ビジネスでの応用例を教えてください。

ご質問ありがとうございます。

人に教えることが教えている人の学びになる、頭の整理につながる、理解が促進される、気づきが生まれると学生時代からの持論です。学校の授業も先生が教えるのではなくて、受講している生徒が持ち回りで単元ごとに教えて、先生がサポートするようなやり方が深い理解につながるなと実体験として残っています。教育の分野以外に応用するには、この気づきの行為を「口に出して相手に話すと整理され、自分の必要な情報に形作られていく。」と一段階上から理解すると応用がしやすいです。

そんな発見は社会人になってからビジネスに応用しない手はない。私は今まで2つのステップを通して、ビジネス、主にお客様に自社のサービス、商品とお客様との接点に気づいてもらうことに応用してきました。

(ステップ0:お客様と共通点、相違点を見つける雑談をする) 

ステップ1:起承転結の転を使って、お客様への質問する

ステップ2:お客様に口に出してもらい、接点に気づいてもらう

教育の分野とビジネスでの応用の違いは人間関係が構築されているかいないかの違いがあります。そこで使えるコミュニケーション力は雑談力と質問力です。雑談力は普段から身近な人と何の垣根もなく話している経験を積んでいれば自然と身についていきます。質問力、特に潜在的なお客様に自社サービスと商品との接点に気づいてもらう質問は、起承転結の転に鍵があります。

起承転結は人の理解を促す文章の典型的なひな形の一つです。ここに気づきという物差しを示すと、転が会話では最も重要だと気付くはずです。ビジネスで応用すると一行、短い言葉で言える自社サービス・商品の強みです。

「〇〇が〇〇するサービスがあるのご存じでした?」

こんな感じで、転だけを抜き出してズバッと質問すれば、お客様の接点の入り口があるかどうかの判断のバトンを相手の時間を奪うことなく渡すことができます。ちなみに起承転結の起と承と結は自社サービス・商品の生まれた背景やストーリー、理由などが中心なので、入り口を探す質問ではバッサリと捨てます。

潜在的お客様に会いに行った場合、その方を観察して、お忙しそうか、お時間がありそうか判断して、ステップ0を行うかを決めます。でもここで、時間がないからといって、その方が未来のお客様になりうる確率が低くなるかというとそれは違います。その方はたまたまお忙しいだけなので、ズバッとした切れ味の良い質問とその答えを口に出してもらい、接点に気づいてもらう1分だけあれば、その方の心にフックをかけられます。あとは詳細のパンフレットと名刺などを手渡しておけば、必要があれば、後日お客様の方から連絡があります。

そして、より深い理解をして頂くために、パンフレットやサイトを見た感想などを促せば、口に出している間に、接点があればお客様の頭の中で情報が必要な形に作られていきます。そして、新しいお客様が一人増える、こんな風に私はビジネスに応用しています。

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