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棚橋弘至社長の誕生にプロレス界の期待値が高い理由

 驚きました。
 昨日、新日本プロレスの第11代社長(このカウントの仕方笑)に棚橋弘至選手が就任したというニュース、Xで見て思わず「おおお!」と声が出ました。

 いずれは、と思ってましたよ。いつだろうな、とも。
 しかし、そうした話は現役を引退した後、まだまだ先のことだと思っていたので、このタイミングで来たか、と。

 ただ「今思えば」ということはあります。
 今年8月に「プロレスTODAY」山口総監督がコーディネーターを務めるビジネマン向けのイベント「BACK STAGE」のトークライブに棚橋さんがゲスト出演し、終演後のスペシャルトークには新日本プロレスの大張社長が加わり、お二人で「コロナ禍からどう新日本プロレスは業績を回復させたか」を語っていました。

 本編のトークライブやその後のスペシャルトークでも、棚橋さんからしばしば経営側目線の話が語られて「今はそんな感じなんだな」と思ったものです。だからといって「これは社長就任は近いぞ」とは思っていなくて、あくまで、そうした業務と現役レスラーの両立の多忙さや、古傷のヒザとか肩とかコンディションを心配していました。

 棚橋さんの社長就任に対して、他団体のレスラーや経営トップからの多くの祝福のメッセージが寄せられていますね。

 接する人全員に対して、リスペクトを持って優しく丁寧に接する棚橋さんならではという感じですし。
 加えて、棚橋さんの発想には常に「新日本プロレスのため」と共に「プロレスのため、プロレス界のため」ということがあるんですよね。

 そこが「我が、我が」ばっかりの人とは明確に違います。
 そんな棚橋さんだけに、新日本プロレスがどんな方向性を打ち出して、プロレス界の発展のためにどんな手を打っていくのかに、皆さん、興味津々のことと思います。
 新日本プロレス「だけ」にはとどまらない、棚橋さんの視野の広さと目線の高さに、プロレス界の皆さんも期待せずにはいられないのではないでしょうか。

 その辺りの、棚橋さんが抱く「理想のエース像」や「プロレスの未来像」については、棚橋さんの名著に書いてありますのでこの機会にぜひ読んでください。
 「棚橋社長の考え」を理解しておくと、26日の記者会見が一層、楽しめることでしょう。

 どんな所信表明があるのか、私も楽しみに待ちたいと思います。




 
   しかし、TAJIRIさんは知ってたのかな……。
 



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