REBELS56ポスター画像

6・6「REBELS.56」梅野源治vsピンペット、スアレックvs杉本卓也の試合動画がYouTubeで公開中!


6月6日、REBELS.56(東京・後楽園ホール)でおこなわれた試合の動画が
YouTubeで続々と公開されています。

まず「日本ムエタイ界の至宝」梅野源治vs
ムエタイ現役トップ・ピンペット(1階級上のスーパーライト級)。

まさか1Rからピンペットが
ここまで攻めて来るとは思いませんでした。

しかも、左のパンチ、ヒジ、そして奥足ローと、
前回のクラップダムが「梅野攻略」に成功した
そのままのやり方を踏襲してきた。

これが「本気のムエタイ」の真の姿です。

これまでも、ムエタイ戦士が日本で試合する際に、
「ムエタイの誇り、威信を掛けて!」
といった煽り文句が散々使われてきました。

しかし、です。

「この相手に負けたら、ムエタイのプライドが許さない!」
とvs外国人キックボクサー相手に本気で対策を練り、練習を積み、
必死になって勝つために「潰し」に来るケース、実際はほとんどないです。


かつての藤原敏男(ムエタイ史上初の外国人王者)とラモン・デッカー(ムエタイ現役王者をKOしながら「ワイクーの儀式をしなかった」と難癖を付けられて王座を獲れなかった幻のムエタイ王者)に対しては違いました。

藤原の場合は「長身でヒザの選手が苦手」と見て、そのタイプばかりをぶつけてきたり、藤原がタイで戦った時はレフェリーがタイ人選手の反則は見逃し、怒った藤原がやり返すと強引に止める、といった「1対2」の状況までありました。

ラモン・デッカーに対しては首相撲です。パンチ&ローキックでムエタイ戦士を圧倒するデッカーに対して「首相撲でつかまえて、ヒザ蹴り連打で消耗させる」という「デッカー対策」を確立。デッカーは次第にムエタイ戦士に勝てなくなります。

今、ムエタイ戦士たちはしっかりと映像を見て「梅野対策」をして臨んでくる。こんな状況を目の前で見るのは初めてです。

ムエタイの現役ランカーといえば、
だいたいがロクに準備もせず(映像すら見て来ない)、フラリとリングに上がって序盤にいろんな攻撃を出して相手の力量を見切ると、
2、3Rでしっかりとポイントを取り、実力差を見せつけて、
あとはニヤニヤしながら流して終わるか、
あきらめの悪い日本人がパンチで逆転を狙って食い下がると、
カウンターのヒジ打ちを叩き込んで倒すか、
首相撲地獄に引っ張り込んで終わり。


そんな試合を何度見たことか。

が、梅野と戦うムエタイ戦士に「舐めた態度」の者はいません。
前回のクラップダムは前日計量の時から闘志をのぞかせていましたし、ピンペットは「この試合のために1か月間練習してきた」と本気で「梅野対策」を練り、そのための練習をしっかりと積んで梅野戦に臨んできました。

それでも勝てなかった。

試合後、ピンペットも、ジムの会長も
「梅野は強かった。こんなに強いとは思わなかった」
とセンチャイルンピニージャパン代表に話したそうです。
ムエタイの現役トップ選手に「完敗」と言わせるのが、
日本ムエタイ界の至宝、梅野源治なのです。

とはいえ、決して梅野も楽な戦いではありませんでした。試合中にかつて痛めたことのある右上腕の筋肉を再び断裂し、脇腹を負傷。クラップダム戦の前に発症した足の蜂窩織炎も再発しており、万全の体調ではありませんでしいた。

ムエタイのトップとの激闘の連続で、体のあちこちに故障を抱えています。それでも「僕は痛みに強いんです」と笑う梅野。ですが、現在のコンディションを維持して、ムエタイのトップ選手と激しくしのぎを削って勝つ試合が一体、あと何試合出来るのか。

こんなハイレベルな戦いが出来る日本人が次にいつ現れるのか、と考えると、今、見ておかなければ、必ず後悔する選手だと思います。

次に、
REBELSーMUAYTHAIスーパーライト級タイトルマッチ、
王者スアレックvs挑戦者杉本卓也。

勝負に行った杉本、迎え撃ったスアレック。
本当にスリリングで、激闘でした。

パンチの打ち合いになれば、
スアレックは絶対の自信を持っています。

その秘訣は、過去にnoteで公開したこのインタビューで語っていますよ。

K-1再出撃に向けて準備は整いました!!

次回のREBELS.57は、
8月3日(金)、後楽園ホールで開催です。
チケット一般発売が始まりました!

<次回大会>
「REBELS.57」
8月3日(金)東京・後楽園ホール
開場17:00 オープニングファイト17:10 本戦開始18:00

対戦カード
<ハチマキ、1年8か月ぶりの復活!>
64kg契約 ※ラウンド数調整中 WPMFルール

ハチマキ(PHOENIX)
元REBELS-MUAYTHAIライト級王者、スーパーライト級王者
vs
翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
WMC日本ライト級王者

<西の爆腕vsスーパータフネス>
スーパーバンタム級 3分5回戦 WPMFルール

KING強介(ロイヤルキングス)
REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者
vs
宮元啓介(橋本道場)
元WPMF世界スーパーバンタム級王者

<無敗高校生が前世界王者に挑戦!>
57kg契約 ※ラウンド数調整中 WPMFルール

ダウサコン・モータッサナイ
(ウィラサクレック・フェアテックスジム)

前WPMF世界スーパーバンタム級王者
vs
安本晴翔(橋本道場)
元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者

主催 株式会社 Def Fellow
協賛 株式会社エム・ティ・エム
株式会社ランドハウジング
平松剛法律事務所
株式会社Tカンパニー
株式会社OFFICE MIRAI
備長炭焼き鳥・駅
株式会社三和トラスト
CHIVA

チケット価格
VIP席:\30,000(\30,500)
SRS席:\15,000(\15,500)
S席  :\10,000(\10,500)
A席  :\7,000(\7,500)
B席  :\5,000(\5,500)
C席  :\4,000(\4,500)
※カッコ内は当日料金
※6歳未満は入場無料(小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料)

チケット販売所
e+(イープラス)REBELS OFFICIAL SHOP
参加各ジム、参加各選手、後楽園ホール

チケット発売日 2018年6月11日(月)
お問い合わせ
株式会社 Def Fellow REBELSプロモーション事業部
Tel : 03-6262-3760 Mail : inquiry@rebels.jp


*編集協力した那須川天心著「覚醒」(ケンエレファント刊)。売れています! 現在3刷!! 格闘技界を変える19歳の「神童」はどんな道のりを辿って圧倒的な強さを手にしたのか。そしてこれから何を目指すのか。必読です! 


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