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「戦慄の右」鈴木宙樹、「超新星」白幡裕星、「REDルールの申し子」工藤“red”玲央、「現役ラジャ王者石毛会長の愛弟子」津崎善郎インタビュー(2月29日(土) REBELS.64 後楽園ホール)

REBELS.64出場選手インタビュー
鈴木宙樹、白幡裕星、工藤“red”玲央、津崎善郎

キックボクシング&ムエタイプロモーション    REBELS(レベルス)


 2月29日(土)、東京・後楽園ホールで開催される「REBELS.64」。出場4選手が、2月1日、クロスポイント吉祥寺でおこなわれた公開練習に参加した。
 鈴木宙樹は鈴木千裕との「倒し屋兄弟」スパーリング。白幡と工藤、津崎と喜入衆(NEXT LEVEL 渋谷)でマススパーリングを披露した後、試合に向けた意気込みを語った。

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左から工藤“red”玲央、白幡裕星、鈴木宙樹、津崎善郎。なぜか軽量級2人は笑顔、大柄な2人の表情はとっても堅い。。


鈴木 宙樹(クロスポイント吉祥寺所属)

 REBELS-BLACK(ひじなし)60kg級王者) メインイベントで、REBELS-BLACK60kg級王座防衛戦をおこなう。挑戦者は「ブラジリアン・タイフーン」ピラオ・サンタナ(チームサンタナ)。

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「拳の状態は7割だけど問題なし。パワーでもテクニックも負けてない。メインらしく、しっかりサンタナ選手をKOする」


「半年ぶりの復帰戦になるんですけど、半年間しっかり練習してレベルアップしたつもりなんで僕は。それをみなさんに見て貰おうと思うんで。そこに注目して貰いたいですね。
 サンタナ選手はパワーがあって、意外にもテクニシャンなところもあるんですけど。でも僕はパワーでも負けていないですし、テクニックもまったく負けてないと思うんで。メインらしく、しっかりサンタナ選手をKOして興行を締めたいと思います」
――メインでこういうところを見せたい、というのは?
「そうですね、今回、南米の血が入ってる者同士なので、日本じゃ見られないような熱い試合を皆さんに見せたいと思いますね」
――以前はよくSNSにボクシングスパーの動画を上げてましたが、最近はボクシングスパーの方は?
「ここだとやってくれる選手がいないので、他のジムでやっているんですけど、ボクシングスパーは結構やっていますね」
――半年間のブランクは拳の故障でしたが、現在の拳の状態は?
「7割ぐらいの状態から良くならなくて、痛いんですけど、それは今回の試合でどれぐらい治ったかを確認したいのもあるんで。拳はあまり気にしてないですね」
――「7割」の段階で大丈夫ですか?
「まだ100の力で打つと結構響くんですけど、しっかりとバンテージを巻けば痛みは軽くなるので。試合ではバンテージをガチガチに巻いて殴れると思うんで」
――サンタナのぶん回し系のパンチの対応は?
「あまりブンブン振ってくる相手と戦ったことがないのであまりイメージが出来ないんですけど、いろいろと振ってくる相手との対策は練ってるのでそれをしっかりやっていこうと思ってますね。サンタナ選手はいろいろと動きのクセがあって、それをしっかり見て、合わせて倒してやろうかな、と思ってます」
――後ろ廻し蹴りもありますけど。
「後ろ廻し蹴りをやる前も結構、前兆みたいのがあるんで。そういうのを見ながら、そこにカウンターを合わす練習もしてるんで。そこも見て貰いたいですね」

↓ 前戦「REBELS.62」の琢磨戦。


白幡 裕星

(橋本道場所属。MuaythaiOpenスーパーフライ級王者)
 セミファイナルでREBELSスーパーフライ級王者・老沼隆斗と王者対決。

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「REBELSスーパーフライ級のベルトは安本晴翔先輩が巻いていたベルト。今回はノンタイトル戦だけど、絶対に負けられない」


「王者対決と言われることが多いんですけど、僕の中で絶対負けられないな、と思ってる理由が1つありまして。REBELSスーパーフライ級のベルトは、僕の先輩の安本晴翔先輩が巻いていたベルトなので。今回はノンタイトル戦ですけど、絶対に勝って、いい試合をしたいと思います」
――「老沼対策」は?
「僕の中でカギになる技はあるんで、それを今、練習でやってます」
――警戒してるところは?
「警戒してるところ……、えっと、蹴り技ですかね」
――今、17歳で高校2年生ですか?
「いえ、高校には行ってなくて、格闘技一本でやってます」
――今年、達成したい目標は?
「今年は、スーパーフライ級で僕が一番強いと言われるぐらいになりたいです」
――現時点で老沼選手に勝つ自信は?
「100%です」
――決着はKO?
「そうですね、僕の戦績にまだKOがないので、今年はKOできたらいいなと思ってます」
――橋本道場では主にどの先輩に鍛えられてますか?
「晴翔先輩を含め、いろんな先輩に鍛えられてます」
――安本選手に前蹴りで吹っ飛ばされてる動画を見ましたがあれは白幡選手?(「安本晴翔被害者の会」と題して橋本師範がSNSにアップ)
「はい、そうです(笑)」
――あれは……後輩への愛情?
「ちょっと分からないです、愛情だと信じてます(笑)」
――日頃から安本選手とスパーリングしてると、自信を持って試合に臨めますか?
「でも結構、やられるので。逆に自信を無くしたりもします」


工藤“red”玲央(teamTEPPEN所属)


 今大会から始まる「REBELS-RED(ヒジありルール)53.5kg級王座決定リーグ」に参戦。今回は響波(Y‘glow)と対戦。

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「僕はベルトを獲らないといけない男。『REDルール』って僕のルールみたいなもんだから」


「リーグ戦にかける思いは僕が一番強くて、必ずチャンピオンになって今年を締めるんで、応援よろしくお願いします。
 対戦相手は背がデカいっていうのと。全然面識はないんですけど、僕が出てる大会にかぶってて。でも階級が下だったんでやることはないなと思ってたんですけど。まあ(階級を)上げてきて、次にやるんですけど、全然問題ないです。圧倒して勝ちます」
――なぜ「一番強い」と言い切れるんですか?
「僕が出ないと多分、盛り上がらないですね。メンツを見ても。そういう風に思ってます。てかそうです」
――ベルトへの思いも強いですよね。
「そうです、はい」
――そこを語っていただいて。
「ベルトへの思い? 僕は、ベルトを獲らないといけない男なので。獲って辞める、獲って締めると決めてるんで。それはプロデビューした時から、いろんな人と約束もしてるんで。だから、リーグ戦という凄いチャンスをいただいて。それに『REDルール』って僕のルールみたいなもんだから(笑)。だからまあ、僕がそのベルトを巻きます」
――前回の試合からどうレベルアップしてますか?
「体のキレと、全体的にレベルが上がってて。練習に対する姿勢だったり、上がってるんで。実際、試合をやらないと『どこが上がってる』とか分からないですけど、それは見ていただいたら分かるんで。まあ、テクニックは以前より上手くなってる」
――KOします?
「はい。あ、TKOかもしれない(笑)」
――ヒジの調子もいいですか?
「はい、別になんでも。(相手の)背が大きいんで、無理やりヒジを振っても当たらないじゃないですか。それはしっかり考えて、対策してます」
――1月にタイのペッティンディージムに行ってましたが、練習の成果は?
「一番は、自分の取り組んでる姿勢がそこに行ったことによって、まだまだなんだな、って知って。さらに練習に対する姿勢だったり気持ちの作り方だったりを学んだなって感じで。練習自体は1日2、3時間で決まってたんで。朝5時に起きて15キロ走るとか、精神的に鍛えられて。帰ってから、練習の取り組み方が変わりました」


津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
 元新日本キックミドル級王者、喜多村誠(伊原道場新潟支部)と対戦。

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「喜多村選手はすべてにおいて格上で、2年前のスパーではボコボコにされた。でも僕もその時より強くなってるので、思い切りぶち当たって倒すつもり」


「昨年のタイトルマッチからの復帰戦で、新年1発目ということもあって負けれないな、と。勝ちを獲りに行きたいと思ってます。
 喜多村選手、すべてにおいて僕より格上の選手。正直、不安もありますが、こんな強い選手とやれるチャンスもなかなかないので楽しみの方が大きいです。胸を借りるつもりで、思い切りぶち当たりたいと思ってます。
――昨年のタイトルマッチは大流血戦でしたが、懸命に戦う姿に「感動した」という声も多かった。反響は?
「『いい試合だった』とたくさんの人に言って貰えて。自分自身、出し切ったところもあったので満足はしていたんですけど、日が経つにつれて負けた悔しさも出てきて。もう1回挑戦したいな、という今はそんな気持ちです」
――今回の喜多村選手は元新日本キック王者。もう一段、高いレベルへの挑戦に。
「実は2年ぐらい前に、喜多村選手とスパーリングをしたことがありまして。その時に、ホントにボコボコにされて(苦笑)。こんなに強い人がいるんだな、と思ったんですけど、その時よりは自分も強くなってますし、今回は倒すつもりで」
――石毛会長からはどんな指示が?
「それは秘密なんですけど、現役ラジャチャンピオンの石毛会長からもう指示はいただいてます」
――自分自身でレベルアップをしたところは?
「前回もそうだったんですけど、僕はパンチがあまり上手じゃなくて、今、ボクシングテクニックをちょっとずつ、頑張って練習してます。教えてくださる方がいるので。あと、瞬発系の走り込みの量も増やしました」

↓ 津崎の評価を高めた「REBELS.63×KNOCKOUT」吉田英司戦。


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