【読書ノート】絶対悲観主義

"絶対悲観主義"という言葉自体は
自身、初めて聞くワードではない。
以前に日経新聞に掲載されて
「なるほど!そういう考えもあるなぁ」と
薄らとした理解にとどまった。

私達ほぼ全ての人は、
何か物事をする時に成功する、うまくできるという前提で始める。
だが、結局うまくいかずに諦めてやめてしまうことが多々ある。自身もそうだ。
そういう経験を味わってしまうと
なかなか新しい行動が起こしにくくなる。
だとすれば、最初からうまくいかない前提を持っておけばいい。
成果や成功はコントロールできない。
ただ事前の構えは自分で自由にら選択できる。
「世の中うまくいくことなんて一つもない」という前提を持っておき、何事においても
「うまくいかないだろうな」と構えておいて、
「まあ、ちょっくらやりますか」というのが
絶対悲観主義者の思考と行動だと記されていた。
たしかにそれを実践してみると
気持ちが楽になるのを感じる。
もっと気楽でいい、
安易でいいのだと思えるようになる。
我々は何かを始めるのに身構え過ぎるのかもしれない。かといって自暴自棄になってはいけないが、自分の中で「アレ面白そうだな〜」
「楽しそうだな〜」と直感的に感じたら
とりあえずやってみるという姿勢で私はいる。
飽き性とか三日坊主という言葉があるように
まるで一つの事を我慢して忍耐強く続けるのが
美学みたいなところはあるし、
私もそれに固執していたが
今は特に変化が激しい時代。
今までの常識が通用しなくなるかもしれない。
変化を見極める作業は多いに必要だ。
その上で自分がどう行動するか?
判断と行動の量と質、精度がより必要になる。

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