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ONEPIECE 106巻 天才の夢

お久し振りでございます。ONEPIECE。
ワノ国を終え、新たな場所・エッグヘッドに慣れて参りましたが、今回の話は麦わら以外の情勢が大きく動く編だと自分は思っています。
ローやキッドや世界会議や革命軍やベガパンク。ここから、本当の謎が解明されていくのがワクワクしています。それでは超絶長い感想行きましょう。
(YouTubeのONEPIECE考察は一切見ていないので、殆ど僕の考察です!)

①表紙
今回の表紙は麦わら海賊団が幸せそうな顔が描かれています(笑)。
ルフィのポーズは、手塚治虫先生も「アトム」のポーズを模倣しているので、未来島と合ってるなと思いました。

②一話一話の感想
1)オハラの意志
この話は、情報量が多すぎます。空白の100年、オハラのその後、革命軍結成の理由、サウロの生存、ベガパンクの登場。

ベガパンクの正が明かした、空白の100年の仮説は正しいと思います。
クローバー博士が射殺される前に話した、空白の100年と凄く似ていると自分は思いました。そして、出てきたのは、ある王国と20の王国。
ある王国は「Dの一族」「20の王国」は天竜人or五老星が統治した国では?
と自分は思います。
そして、思想というのは、ルフィが掲げた未だ明かされない「夢」なのではと思いますね。
しかし、「Dの一族」が持っていた高度な文明と謎の機械が今まで見てきた「Dの一族」の中では、考えられないモノだと思っています。
これに関して、僕は一つ考察します。
『「Dの一族」と何処かの一族と手を組んで、作り上げたのでは?』
ゴットバレー事件のガープとロジャーのようにもう一つの一族があったと思います。それが、月の一族だと思っています。
月の一族とDの一族との関わりがあり、月の一族だけ政府に全て消され、エネルが向かった月に古代絵があったので、何かあるのではと思います。

次に「オハラのその後」です。
41巻で捨てられた本が湖に埋もれているのをここで伏線回収する尾田先生。
そこに現れた、ベガパンク、ドラゴン、エルバフ。
ここで重要なのは、エルバフです。ハイルディン以来かな多分。
今回出てきた巨人はハイルディンの傘下や巨兵海賊団にいるのではと考察します。そして、その本はサウロに持っていかれたのでは?
そして、サウロはあの沢山の本の中で過ごしていて、読むにつれて古代文字を読めるようになっていて、ポーネグリフを読めていたら熱いですね。

最後に、「革命軍結成の理由」です。
オハラの事件を機に、強い軍を作ると決意したドラゴン。そして、クローバー博士と接点があった等。ここから、クローバー博士は海賊だったこともあったので、革命軍に情報を与えたり、クローバー博士に興味があった有名な海賊(ロジャーやシャンクス)とも接点があったのではという、もし生きていたら、クローバー博士ONEPIECEの覇権を握っていたのでは説を持ち始めました。
そして、この事件を機にくまやイワンコフの強い軍を作り始めた。
戦争を嫌ったドラゴンが、戦える軍は作るが、攻撃はしないスタンス。
今の日本にそっくりだなと思いましたね。

2)PUNK RECORDS
ベガパンクの脳みそを馬鹿にするルフィには笑いましたし、ベガパンクの脳みそを6つに切って、OneDriveのようにするのは天才が所以で。天才になればなるほど自分が何人も欲しいと考える理想を叶えるベガパンクは何でも叶えています。

カイドウの実を模倣して、SMILEを色以外は完璧に作ったが、鉄の巨人は解明できていない。つまり現代では考えられない高度な文明があったことが確実化されました。オーズくらいの大きさあるのでは?鉄の巨人の中身はどうなっているのか?くまのように機械なのか?空洞なのか?
何も分かりません。
僕の予想では、ロボみたいに体が光って動き出し、エヴァのようになるのではと今の所自分は考えます。

そして、CP0の登場とカクのお久しぶりの登場ですね。
映画GOLDの時に、滅茶苦茶赤犬に歯向かったルッチとキリン野郎・カク。
正直僕はジャブラとブルーノしか好きじゃないので、この二人はどうでも良かったですし、ストーカーのように付いてくるルッチにはもう引いています(笑)。

3)天才の夢
この話は、ただ一つベガパンクの夢です。
これは、歴史好きにはたまんない話でした。それでは、書きます。
ベガパンクは、アインシュタインの顔にそっくりです。そして、掲げる夢は「世界中にエネルギーを無償で行き渡らせる」ことです。
この夢は、僕が一番好きと言っても過言ではない科学者・二コラ・テスラと全く同じです。テスラは、エジソンと「並列と直列戦争」と呼ばれる電気勝負をし、テスラはナイアガラの滝を使った並列の方が電気を効率よく出した事を証明し、エジソンに勝利をしました。
そして、「世界中にエネルギーを無償で行き渡らせる機械」テスラ・コイルを開発するようになりました。資金提供を受け、本格的に取り組み始めましたが、突如資金提供は打ち切りになり、テスラは亡くなってしまいました。

これをベガパンクを実現すると行った時、尾田先生分かってるぅ!!と思いましたね。それを鉄の巨人の古代のエネルギーまで出すというONEPIECEに繋げるのは凄いなと思いましたね。

そして、テスラとベガパンクが「エネルギーを無償で行き渡らせる」理由は、戦争を起こさせないようにするのはどちらも同じです。

そして、戦闘丸の登場とカクがいじられ役になったのは面白かったです。

4)万物は望まれて、この世に生まれる。

これは、まず話に入る前に。扉絵から行きましょう。
MADSは闇金王ル・フェルドが設立していたことが明かされます。
成る程なと思いました。マムの茶会で初めて現れたフェルドが何故マムの茶会に呼ばれたのかずっと謎だったのですが、MADSの設立した人物だったらそりゃ呼ばれるなと思いましたね。多分フェルドは、平和研究所という名前で、ヤバい科学者を集め、自分が優位に立てる外交をしていきたくて、設立したのではと自分は感じました。それか、良い事をしているという名目。
でも、ベガパンクは本当に平和の為になる兵器を作ってしまい、良い結果を得てしまい、周りの反応が良くないのは明確でしょう(笑)。

そして、今回の話は悪魔の実の謎と戦闘丸です。
一つ目の、悪魔の実は人々の欲望で生まれた人類の進化の可能性とベガパンクは発言します。
これは、科学の原点であり、人類の物に当てはまると思いました。
空を飛びたいと思えば、ライト兄弟が飛行機を作ったり、残したいものがあれば活字印刷を作ったり、顔を残したいと思えば、絵やカメラが作られた。
反対に沢山の人を殺すために、色々な兵器が現れたのも事実です。
悪魔の実というのは、自分達で言うところの科学で作られた物と類似していると自分は感じました。
そして、それは全て海に入れれば、壊れてしまう。パソコンも、ダイナマイトも飛行機も。。

でもなんでゴムゴムの実は、悪魔の実図鑑には載らなかったのかが分かりません。そして、ベガパンクが言った
「神がいるかいないかなど考えるまでもない。」
これが、一番気になりました。
太陽の神・ニカは居たはずなのに、消されている。他にも神のような人物がいたのか、空島のエネルは再び現れれば何かが起きるのではと思いました。
これは不思議でございます。

戦闘丸の久し振りの登場ですね。
あまり言ってなかったのですが、僕戦闘丸好きなんですよね(笑)。
足柄ドッコイは弟の体に浴びせたことがあります。そして、ビジュアルも可愛い。そして、何故か黄猿をオジキと呼ぶ。黄猿との関係は何なのかという不思議さを持っています。
だけど、セラフィムを動かす権力もある。好きですわー。。

5)最強の人類
この話は、ベガパンク凄いしか思えない。血液を投与し、パラミシアンの能力を与えて、セラフィムに投与すればその能力を与えられるという最強の人類が出来上がりました。(セニョール生きてて良かった。)

しかし、血統因子は何処から採取したのでしょうか?血統因子は、現代のDNAですが、製造方法はまだ明かされていない?ですよね。
これを使って、ジェルマは人をいっぱい作り出しました。髪の毛や皮膚から採取し、血液を作ったのでしょうか?でも、セラフィムは七武海限定であり、七武海加入前に、採取したのでしょうか。
(インペルダウンに入って、血統因子を取られたのなら、マゼランに倒された時に取られたのでは?もしそうならば、僕の愛する金獅子のシキの能力が出るのでは?)
そして、何故自然系は出来ないのか?これも謎を深めます。

6)英雄の出撃
ゾロとカクの再戦がこの話の魅力ですね。。眠りから覚めて、カクの乱脚を刀で受け止める。これには、カクも驚き。
そして、W7以来の出会いですね。
そして、キッドがエルバフに。ガープは黒ひげのハチノスヘ。
特にガープは未だ現役で性格は全く変わって無いし、人望が厚い。
これが海軍の手本です。そして、四皇の場所まで行くって、本当に凄いわ。
キッドは後で話します。

7)記憶の重さ
この回は謎の回でしたね。何よりくまが自我を失わせた理由と能力で摘出したくまの記憶とそれに反応したかのようにくまが動く。
本当に意味が分からない話で僕は無視しています(笑)。
でも、これはルフィも一度経験しています。スリラーバーグの時に。その時は疲れを取るだけでした。
そして、何故娘の記憶を失ってまで、記憶を消したのか。

8)ミス・バッキンガム・ステューシー
スパイであったステューシー。マムの茶会では、CP0。そして、今回はベガパンクの仲間。彼女はとんでもない人間です(笑)。

そして、名前がバッキンガム・ステューシー。
これはウィーブルのママ又の名を白ひげの愛人ミス・バッキンの名です。
多分ステューシーは彼女のクローンでしょう。そして、ウィーブル。
彼も白ひげのクローンなのではという説が浮上しました。
実は黒ひげに奪われているから、使えないけど怪物のような力の強さと故郷を愛する気持ちは持っている。そして、ウィーブルは白ひげ傘下狩りを行っていると言われていますが、多分傘下を匿っているのでは?
だから、マルコ以外のキャラがいないんだと思います。ビスタやジョズなど。家族を愛する親父のクローンだから従ったんだと思います。

9)マークⅢ
パシフィスタはこの話で3種類いると判明しました。
まずは、ノーマル。次に映画Zの時の白くま。最後にマークⅢ。

そして、少し明かされたくまの過去。幼少期からくまは必要な存在で、彼がいなければ他の人が殺される。逃げたら、殺されるのに、釘バットでぶん殴られる。余計に謎を生みます。そして、幼少期は泣き虫。
でも、ベガパンクの時は感情があるカッコいいお父さん。
記憶を失った後冷徹で、モリアにも喧嘩を売る聖書を持つ冷酷人間。
そして、サニー号を守ったり、天竜人の奴隷へ。そして、革命軍。
彼は、何があったのか。そして、僕が疑問に思ったのはくまという名です。

ONEPIECEの中でも、あんまりしっくりこない名前なんですよね。
バーソロミューは本当で。くまは偽名。だから、名前を隠していると思うんですよね。何らかの理由で、それが過去の記憶に関係あるのでは。
そして、ワポルとビビの話は、次の巻で明らかになると思いますので、ここでは伏せておきます。

10)研究層 DEATH GAME
セラフィムを停止させたのに、動き出す。そして、ベガパンクに攻撃する。
この中に裏切り者が?この裏切り者は、次の巻で明かされると思うので、伏せておきます。それ以外は、特になし。

11)旧友
CP0と麦わらの共闘。ルフィの言葉が挑発的で本当のことを素直に語っているから、ルッチが怒るのはその通りやと思いますね。だけど、あそこで滅茶苦茶嫉妬するのは、ルッチは子供だなと思います。
これでは、ルフィには一生勝てないね。。

そして、エルバフでシャンクスの登場です。これは熱い。
フーシャ村でのルフィとマキノさんを思い起こすような光景から始まり、未だ新人のロックスターがシャンクスに伝達する。
そして、キッドの腕を切り落としたのは、ベックマンだと判明。
腕を切り落としたのは、刀かと思えば、銃弾で一発で腕を消し飛ばす程の威力だったのでは?

そして、新たな仲間?ドリー&ブロギーとフランキー海賊団オイモとカーシー!!そして、多分今後はハイルディンも合流すると思います。
更にREDで徐々に明らかになった赤髪海賊団の仲間達。
今までで本気を見せた事がないキャラばかりです。
この戦闘態勢にキッドが挑む。もうお分かりでしょう。。。
これに勝ち目はないと。

また最後のページでは市民にも愛されていて、みかじめ料も取っていない。
こんなシンプルでどの世界からも愛されるキャラ。まさに海賊王にふさわしい人間だと改めて思いました。次巻も楽しみですね。。

③SBS
戦闘丸の過去の話が金太郎そっくりでした。だけど可愛い。
藤虎の正義がまんまそっくり。

④総括
異常、ONEPIECE106巻の感想でした。
正直今僕はルフィ以外のキャラが動くことに非常に気になっており、シャンクス、世界会議、革命軍、ベガパンク、ガープ、黒ひげ。
現在ジャンプでは彼等が大暴れしております。目が離せない展開なので、次巻も楽しみです。以上。
読んで頂きありがとうございました。



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