連休は実家に帰ってのんびりしています。
普段なかなかできないことなので、実家周りをゆっくり散歩してみました。
自分が幼少期からずっと過ごしていた場所を、改めて巡ってみると、思い出すこともあれば、新たに気づくこともたくさんあるものですね。

子どもの頃は、この小さな町がものすごく広く思えたものですが、おとなになって戻ってくると、こんなに小さかったのか、と改めて思ったりします。小さい頃は、小さな町のいろんな場所を別の場所に見立てて、広い世界を想像して過ごすのが好きな子どもでした。
あれから３０年以上経っているのですが、今こうやって同じ場所を歩いてみると、当時の記憶が蘇ってきます。
思えば、息子と一緒に遊んでいる時も、そういえば自分も昔、同じようなことを想像しながら遊んでいたなあ、ということを、息子を通じて追体験することが多いです。
子どもを育てる、というのは、自分の過去の記憶をもう一度体験する過程でもあるのだな、と感じています。

歩くことは好きです。
歩きながらいろんなことを考えたり、先のことについてあれこれ思いを巡らせてみたり、昔のことを思い出したりしながら、自分の今の場所を確認します。そういえば最近こういうことをしていなかったなあと思います。
生活の中に余裕がなかったからでしょうか。こうやってじっくり考える時間も必要ですね。

連休が終わると、また慌ただしい日々に戻りそうです。
できたら今後は、じっくり考えながらマイペースに過ごせるような生活スタイルに変えていきたいです。
そのためにどうすればよいかを、こうやってたまにのんびり歩きながら考えて行けたらよいなあと思っています。