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日光へ向かう⑪いろは坂下り

※独自のバスガイド台本をまとめたものです。
バスガイドの皆様と共有してみたいと思い投稿しております。
表現や情報の誤り、新しい情報を見つけましたらご指導ご鞭撻ください。


華厳の滝(けごんのたき)

日光三名瀑、奥日光三名瀑
そして日本三名瀑に数えられる迫力満点の滝です。

高さ 97m
幅 7m

その水量は調整されておりまして季節や気候によって変動がございますが基本は毎秒3tの水が流れ落ちております

名前の由来

①仏教経典「華厳経」から名付けられた
②ここに咲いている花(ヤシオツツジ)が滝を豪華に飾っている様だった

観瀑台エレベータ

31人乗りのエレベータで観瀑台へ降りて参ります

日本三名瀑:霧降の滝、裏見の滝、華厳の滝
奥日光三名瀑:湯滝、竜頭の滝、華厳の滝
日本三名瀑:和歌山県那智の滝、茨城県袋田の滝


不動坂

いろは坂手前のカーブです。
お不動様が祀られていますので不動坂と名付けられました。

いろは坂下り

下りの一方通行 第一いろは坂で山を下りて参りましょう。
カーブ毎に平仮名の看板が置かれておりまして第一いろは坂は(な)~(ん)までの28カーブです。

大なぎ

男体山の8合目から大きく崩れている大名木を見る事が出来ます。
江戸時代の大雪と大地震で崩壊したと考えられています

中の茶屋

頂上からほぼ中間地点に位置する休息所です。
明治28年この地を訪れた明治天皇もこちらでお休みになられたそうです

剣が峰

美しい景色が広がります。
左が方等滝、右が般若滝をご覧いただけます

小平重吉のブロンズ像

いろは坂が作られた当時の栃木県知事です。

心配石・交通安全天狗

今にも落ちてしまいそうなところにある心配石に天狗がのっています
この天狗は日光二荒山神社が皆様の交通安全を願い作成し「交通安全」の札を持って見守っています。
かつて日光の修行僧は天狗の様な身のこなしで日光天狗と呼ばれていたそうです

夫婦杉

2本仲良く並んでいるのでこのように呼ばれています

女人堂

男体山は神聖な山とされ明治の初期まで女人禁制、牛馬禁制の山でした。
この女人堂は女性の参詣者がここまで来て男体山を拝み引き返したのです。

朝日滝

いろは坂が終わってすぐ朝日滝がご覧いただけます。
奥日光で最も早く朝日が当たる場所という事でこの名が付けられております

馬返し

かつて男体山は牛馬禁制だった為馬でここまで来た人々はここで馬を降り進みました。
馬をここで帰したことでこの名前になっております。

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