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確実に実力がつく試験の受け方と娘・息子への接し方

【想定している読者層】
勉強はしてるつもりでも、学校のテストの点数が安定しない、なかなか上がらない学生さん、もしくはその親御さん

もう20年以上前の話をします。

私の母親は、少し変わった人でした。
学校のテストの点数が良かったからと言って、決して手放しで喜ばない人でした。
反対に、学校のテストの点数が悪くても、それだけでは決して怒らない人でした。

その代わり、必ず聞かれたことがあります。

「自分では、何割出来たと思ったの?」

その時の回答と実際のテストの点数の差がない、もしくは小さければ小さいほどよしとされました。

なぜなら、試験を冷静に受けることが出来て、良くも悪くもその時の実力が発揮出来たことになるからです。

例1:「1割ぐらいしか出来なかった。」→実際の点数が10点 →「良かったね。10点の実力は確実にあるということだね。じゃあ、そこから積み上げていこう。」

例2:「7割ぐらい出来た!」→実際の点数が90点 →「20点開きがあるね。(今回、たまたま勘が当たったところがあるのかな。)今の実力は70点ということだね。」

実際に、上記の様に丁寧に話していたかと言われると記憶が定かではありませんが、自分の予想と返ってきたテストの結果の差分がないほど良しとされていたのは確かです。

このおかげで、理系志望(生物系)にも関わらず、高2の数学のテストで20点前後という絶望的な点数を取ったところから少しずつ実力をつけて、無事、志望校に現役合格することが出来ました。

今勉強中の方とその周囲の人の何かの役に立てば、嬉しいです。

応援ありがとうございます。 英語の勉強や自炊を気負いなく淡々と楽しく出来る人が増えるといいな、と思っています。