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【本編全文無料】トリプレットビートシールド戦に負けないための徹底解説

4/29(土)追記:
EVOにて全勝優勝しました!!
その際のカードプール並びにデッキ構築の考え方を追記しました。2000文字くらい増えました笑

4/30(日)追記:
この記事を作成させていただくにあたって、POCHA様(@pocha_393)の記事を参考にさせていただきました。
https://note.com/pochama/n/n6ba7ee61bc6a
非常にわかりやすくまとめられている記事でございますので、こちらも併せてお読みくださいませ!

5/1(月)追記:
EVOにてまたもや優勝しました!!
その際のカードプール並びにデッキ構築の考え方を追記しました。
5000字ほど追加をしております!
また有料部分をご購入いただいた皆様、ご感想をお送りいただいた皆様、誠にありがとうございます!

自己紹介

はじめまして。kokiと申します。
普段ポケモンカードのコレクターをしながら、
公式認定ジャッジ&イベントオーガナイザーとしても活動しています。
トリプレットビートが発売され、各地でシールド戦が開催されておりますが、これまで6回参加をして4回優勝(うち3回は全勝優勝)を果たすことができました。ジャンケンも加えて全5枚獲得しています。

追記:4/29に参加をし、全勝優勝しました。
累計7回参加をして5回優勝(うち4回は全勝優勝)になりました。
追記:4/30に参加をし、優勝しました。
累計8回参加をして6回優勝(うち4回は全勝優勝)になりました。

ミライドンのPSA10は2023年4月27日現在世界に42枚しか存在しないです☆

参加数も重ねることができ、ある程度トリプレットビートのシールド戦の戦い方が理解できたため、アウトプットの練習も兼ねて執筆してみました。

残りの開催数は徐々に少なくなってきましたが、
優勝するともらえるプロモカードが最高にかわいい&かっこいいので、
狙っている方にとって少しでも参考になりますと幸いです。

シールド戦本編の記事は全文無料にて公開をしておりますが、記事の最後に
どうしてもプロモカードがほしい方へ向けた、ちょっとしたコツを一部有料にて記載しておりますので、もし気になる方は覗いてみてください。

シールド戦における前提の考え方

最初にお伝えをしておきますが、デッキを組む上でのカードプールが乏しいシールド戦においては、ハッキリ言って勝てるかどうかは運が大きく絡みます。
そもそもほしいカードがパックからあたるのか、引きたいカードがほしい場面で来なかったりと、運に大きく左右をされてしまうのがシールド戦です。(それも楽しい要素の一つですし、何より初心者でも優勝できる可能性を広げてくれるのが面白かったりするんですが!!)

しかしながら、負けないようにすることは、デッキの構築やプレイング、カードプールの把握によってカバーをすることができます
(ここが正直この記事で一番重要なポイントです。すでに記事が面白くないと思う方はここで離脱されても問題はないです笑)

今回のシールド戦はいつも以上に、ゲームの展開がスローなことと、特定の動きができるカードが少なかったりするため、柔軟に対応する必要があると考えています。
そのため、なんだかんだいって、特に今弾のトリプレットビート環境におけるシールド戦は、事前の予習によって負ける確率を減らすことができます。

皆さんの負ける確率を減らすために、条件によって採用するカードを変えて構築できるよう、できるだけシンプルかつロジカルに内容をまとめたつもりです。
また、構築のみでなく、実際に参加を重ねて強いと思った動きなど、プレイング面でのコツもお伝えしていきます。

今弾の環境について

トリプレットビートのシールド戦においては、
特徴が大きく3つあります。

①入れ替え札の少なさ
②エネルギー供給手段の少なさ
③「ボスの指令」の存在

①入れ替え札の少なさ

今弾においては、バトル場のポケモンとベンチのポケモンを入れ替えることのできるいわゆる「入れ替え札」が、「ジェットエネルギー」に限定されています。

今弾唯一の入れ替え札

一方で後述する「ボスの指令」や、ニャローテの「マジックウィップ」など、相手によって、バトル場のポケモンを強制的にベンチのポケモンと入れ替えられてしまうことがあります。

強力なワザですが、場合によってはダメージを与えたポケモンを相手ベンチに下げてしまうので、
使いどころは難しめ...…

それゆえに、逃げるのに必要なエネルギー(以後「逃げエネ」)が2つ以上必要なポケモンは、それだけで評価を一つ落とします。
特に今回、強力な進化ポケモンが複数登場していますが、その進化元となるポケモンが2種類いる場合は、必ずと言っていいほど逃げエネが少ない方を採用します。

パルデアウパーの場合「すみかをさがす」の方がワザとして強いが、
逃げエネの数が少ないため評価は左の方が高い

②エネルギー供給手段の少なさ

前回の「白熱のアルカナ」シールド戦と異なり、エネルギーの供給手段が非常に限定されています。
今弾、場のポケモンにエネルギーを供給できるのは、
「ウルガモス」「ブーピッグ」「サザンドラ」の3体のみです。

サザンドラは進化さえできれば非常に強力なポケモンです

注目をしていただきたいのは全て進化ポケモンということです。
すなわち場に立つ難易度が高いということになります。
ウルガモスやブーピッグは1進化のためサザンドラよりは立てやすいですが、エネルギーを供給できるのがワザになるため、1ターン相手に猶予を与えてしまうことになります。
特にウルガモスはトラッシュからウルガモス自身にしか供給できないため、使い勝手は正直良くないです。
サザンドラの特性「トライハウル」は非常に強力で、特性であるがゆえに攻撃の機会も残せるため、他の2体よりも活躍の機会は多いです。
しかしながら2進化のポケモンであるため場に立てる難易度が高いのと、「ふしぎなあめ」を使用した場合、他の強力な2進化ポケモンに「ふしぎなあめ」が使用できなくなってしまうことのジレンマが強いです。
また「トライハウル」で必要なカードがトラッシュされてしまう危険性もあるため、使うタイミングは気をつけたいです。

ここまで読んでいただいておわかりいただけたかと思いますが、
・そもそもエネルギー供給の手段が限られている
・エネルギー供給できるポケモンでも、使い勝手のイマイチさが目立つ

ことから、基本的にはエネルギーの供給は1ターンに1回の手張りに限られます。

このことから、デッキ構築においては、「1つのエネルギーでも最低限の動きができる」ポケモンが評価を上げます。
例えば無色1で2枚もドローができる「デリバード」や、
草1で20ダメージを与えながら自身も回復ができる「トロピウス」、
手札が溜まりやすいシールド戦において、相手の手札を戻し4枚にリセットをさせることのできる「カイデン」などは評価が高いです。

割とこの3体はたねポケモンの中の3種の神器といっても過言ではないです

例えば「ニャオハ」に関して、「ひざしをあつめる」と「ツメをたてる」の2種類があります。「ツメをたてる」ニャオハの方がHPが10高いですが、「ツメをたてる」ニャオハは無色2エネがないとワザが使えないため、優先度は下がります。

ひざしをあつめる 地味に強いです

一方で、相手の場を観察する際も、エネルギーの数に注目することによって、相手の動きを予測することができます。
例えばバトル場にはエネルギーのついていない「パルデアケンタロス」がいて、ベンチにはバネブーもジヘッドもいない=次の相手ターンにエネルギー供給が手貼り以外できない場合、場のパルデアケンタロスは次の相手ターンにはワザをつかうことも逃げることもできません。

たねポケモンとしては破格のHPなのですが、ワザへの要求エネと逃げエネの重さから、
筆者の中では大きく評価が下がった一枚でもあります。

唯一ジェットエネルギーで無理やりベンチのポケモンを前に出す手段もありますが、その場合は無色1エネしか増えないため、相手のベンチポケモンを観察することによって、相手が次のターンなにができるのかを特定することができます。

また、1ターンに1回のみ行うことのできる、手札からエネルギーを貼る行為は、いつも以上に非常に貴重な機会となるため、慎重に行ってください。

③「ボスの指令」の存在

最強カードです。

この悪悪しさ、かっこいいです

なぜシールド戦にこのカードを採用したのか首を傾げてしまうほど強力な一枚です。
従来どおりの使い方のように、相手のベンチポケモンを呼び出して倒すフィニッシャーとしても非常に強力ですが、①入れ替え札の少なさでもお話したとおり、ジェットエネルギー以外の入れ替え札がない環境のため、逃げエネの多いポケモンを呼び出して、相手の動きをしばらく止める手段としても強力です。
特に先述の通りエネルギーの貼られていないパルデアケンタロスやマクノシタなどを引っ張ってくると、相手はワザも使えず逃げることもできずと、動きを縛ることができます。

一方で当然相手のボスの指令も意識をしなければなりません。
従来の使い方のように、ベンチから呼び出されて攻撃をされてしまうというのは、奇襲性の高さから対策が難しいですが、上記のような逃げエネを多く要求するポケモンを呼び出されて動けなくなってしまうというのはなるべく避けたいです。
そのため、ホゲータなどを進化をさせるために予めベンチに出しておくという行為は必要ですが、不必要にパルデアケンタロスをベンチに出しておくという行為は控えましょう。返しのターンで2エネ以上確保できる状態のときのみ、ベンチに出してください。

デッキ構築の考え方とカードプールの紹介

トレーナーズ

基本的には一部を除いて、出たトレーナーズは全て採用します。
採用を検討するトレーナーズについても下記で説明いたします。

まずはグッズ。今回はわずか2種類です。

「スーパーボール」は非常に強力です。「ジヘッド」を除き、進化ポケモンを供給する手段が今弾このカードしかないため、1~2枚は引き当てたいカードです。
このカードが引けているかどうかでデッキに採用する進化ポケモンの枚数や、進化ラインの枚数の許容範囲が変わってきます。
当たったら迷わず採用をしてください

「スーパーエネルギー回収」は基本的には不採用です。このカードを採用するくらいであれば、このカードの枠をエネルギーにしたほうが強いです。特に序盤で腐りがちです。
しかしながら「マスカーニャex」が安定して立つデッキであれば、特性「ブーケマジック」を活かすために採用の余地があります。

また、参加賞として「ふしぎなあめ」が確定で1枚配布され、使用することができます。

・2進化ポケモンが2種類以上いる
・進化ラインのたねポケモンが多めに採用できている
・「スーパーボール」の枚数が多く、進化ポケモンにアクセスしやすい
上記いずれかのケースであれば採用するメリットの大きいカードです。
一方で2進化ポケモンが少ない場合は、無理して採用しなくても大丈夫です。

次はサポートです。
参加賞で配布をされるネモとあわせて5種類あります。
原則、当たったサポートは全て採用してください。

サポートの枚数が多ければ多いほど試合を楽にしてくれます。
ネモはオレンジアカデミーver.とグレープアカデミーver.の2種類があります。

「キハダ」と「クラベル」は序盤に積極的にプレイしてください。
「ハヤト」に関しては、スタジアムが場に出ていれば4枚ドローができますが、あまりそのタイミングを待たずに2枚ドローでも十分強いため、使用できるタイミングで積極的にプレイして問題ありません。
「ネモ」はいつでも強いです。「キハダ」「クラベル」とタイミングが重ならなければ、使えるときに使いましょう。
「ボスの指令」は先述の通り、ベンチのポケモンを落としたり、無理矢理バトル場に引っ張って動きを縛ったりできるため、タイミングは難しいです。
切り札的ポジションのカードなため、「ボスの指令」を握っていることを相手に悟られないようにしましょう。

スタジアムは2種類です。

「ボウルタウン」は非常に強力です。デッキからたねポケモンにアクセスすることができるため、展開の幅を広げることができます。
相手にも利用されるリスクもありますが、自分が貼った場合は
自分が使用できる回数 ≧ 相手が使用できる回数 になるため採用得です。
そのため基本的には当たったら採用しましょう。
ただし、自分が十分にベンチに展開できている(=ボウルタウンを貼るメリットが少ない)場合は、プレイを控えることも大切です。

「レッスンスタジオ」は賛否の分かれるカードです。
不採用にすべきという意見もあります。
下記の場合は採用をすべきでしょう。
・「ドオーex」をデッキに採用している。
・「ハヤト」を採用している。
・「ルガルガンex」や「カエンジシ」といった、1進化ポケモンのアタッカーを多く採用している。

一方で、その他の場合は「レッスンスタジオ」は採用しないほうがいいカードなのでしょうか。
僕自身は積極的に採用していいカードだと思っています。
理由としては場の「ボウルタウン」を好きなタイミングで割ることができるカードだからです。
先述の通り、「ボウルタウン」はお互いにメリットをもたらすカードです。
その「ボウルタウン」を自分のみが恩恵を受けた直後に割ることができる「レッスンスタジオ」は、相手とのアドバンテージ差をコントロールできる札になります。
ただし、デッキに採用をしたからといって、相手のデッキに「ルガルガンex」や「ドオーex」といった1進化ポケモンの影が見えた場合や、場に立っているポケモンの状況などを見て、プレイを控えるといったケースもあるので気をつけてください。

エネルギー

エネルギーは16枚前後、最低でも14枚は採用してください。
②エネルギー供給手段の少なさでも解説したとおり、
手貼りの機会が非常に貴重なため、手貼りできないターンが生まれてしまうとそれだけで一気に不利につながってしまいます。
特殊エネルギーは2種類ありますが、両方とも当たったら採用しましょう

特殊エネの当たり枚数も運命を左右します

「ジェットエネルギー」は、今弾唯一の入れ替え札です。
厳しい盤面を打破するのにも活躍しますし、奇襲攻撃につなげることのできるカードでもあります。まじで強い。
「ベンチポケモンにつけたときにバトルポケモンと入れ替える」効果は強制効果なので気をつけましょう。

「ルミナスエネルギー」も非常に強力です。
このカードの当たり枚数によって、採用できるポケモンの色の数が左右されます。
「ルミナスエネルギー」+「ルミナスエネルギー」や
「ルミナスエネルギー」+「ジェットエネルギー」で
無色エネルギーに変わってしまうことは意外と忘れがちですので気をつけましょう。(このミスをして勝ちを逃したプレイを何回か見てきました……)

ポケモンの採用について

当たり前のことではありますが、ポケモンの採用バランスが非常に大切です。
以下を念頭においておくと、うまく回すことのできるデッキが作成できます。
・ポケモンの採用は15枚前後
・たねポケモンは10枚ほど採用したい
・デリバードやカエンジシ、タイカイデンのような、色を持っていてもワザに必要なエネは無色のポケモンを採用すると色事故を減らせる
・無理に1-1や1-1-1のexを足して3色にするくらいなら、思い切ってex非採用の2色の方が安定感が強くなる

また今弾の環境としては、雷タイプのタイカイデンと無色のデカグースを除いて、
草>炎>闘>悪>水>超
のタイプ序列になっています。(個人の感想です)
ですが、あくまでこれは優秀なポケモンの比率とタイプ相性で見た結果のため、実際に構築をする際にはこれに固執せず、当たったカードプールと各ポケモンの豊富さによって決めてください。

これから各ポケモンの個別紹介と採用における優先度を解説していきます。

exポケモン

exのポケモンが基本的にデッキの軸となります。
15パックをわけあったときには基本的に2~3体当たりますので、
そのカードたちを採用してデッキの軸を決める人がほとんどです。

デデンネかわいいんだけどね...…

その中で「デデンネex」は基本的に不採用になります

「マスカーニャex」
非常に強力です。ニャオハが2枚以上当たっている場合に採用をしましょう。2進化ポケモンのため、ニャオハが1体しか当たっていない場合は無理な採用は控えたほうがいいケースもあります。
しかしながら、後述をしますが特に草タイプは非常に強力なポケモンが多いため、マスカーニャと組み合わせると構築がかなりしやすくなります。
マスカーニャのワザ「スクラッチネイル」自体は、無色2エネで使えることもポイントです。
そのためマスカーニャexが起動できる状態になったら、草エネルギーは「ブーケマジック」に使用して、他のエネルギーをマスカーニャexに貼るようにしましょう。

「ラウドボーンex」
非常に強力です。HPは最大の340であり、最大火力も270と破格の性能です。こちらもホゲータが2枚以上当たっている場合は採用していいと思います
「バーニングボイス」はウェーニバルexとドオーex以外の全てのポケモンをワンパンします。
ただし「バーニングボイス」が炎2を要求するのと、ラウドボーンのHP次第で威力が下がってしまうため、その管理が重要です。
「かつりょくのうた」をうまくつかってください。相手のバトル場のポケモンがどんなワザを使えるのかどうかによっては、無理に「バーニングボイス」でワンパンするのではなく、「かつりょくのうた」で回復しながら2ターンで倒すというのも戦術のひとつです。
「オドリドリ」が一緒に当たると、試合をかなり優位にしてくれます。

「ウェーニバルex」
強力ではありますが、マスカーニャとラウドボーンと比べると優先度は一段下がります。理由としては「エキサイトサンバ」の使い勝手がとにかく悪いです。こちらが先に前出しをしなければならないのが非常に辛いです。また「スクリューシュート」もせっかく貼ったエネを手札に戻してしまうため、2エネの状態で撃つと火力の出ない2進化がバトル場で棒立ち状態になってしまいます。クワッスやウェルカモが潤沢な場合に採用しましょう。
ただし雷弱点のためタイカイデン以外にワンパンされないのは優秀です。
「スクリューシュート」も後述するトロピウスの「なんごくのかぜ」との相性が非常に良く、トロピウスが倒されたあとの手貼りも合わせれば、「スクリューシュート」を3連打できます。

補足画像です

余談ですが、スケアリーファング状態のルガルガンexに「エキサイトサンバ」をして入れ替えを行うと、反撃ダメージを受けませんので覚えておきましょう。

「デデンネex」
今弾唯一のたねポケモンのexですが、基本的には不採用です
ただし超タイプのポケモンが豊富な場合や、SRも含めてデデンネexが2枚当たった場合、ラウドボーンと組み合わせたりするとたまに活躍します。

「ルガルガンex」
1進化のexというだけで、進化の難易度が低く優秀です。
イワンコが1体でもいれば採用の余地があります
エネルギーの要求も闘+無色2なのも融通が利き、使い勝手がかなり良いです。
「スケアリーファング」が140+反撃100と非常に強力で、
1進化ながら単体で詰み状態をも生み出せる強力なポケモンです。
草弱点のため、トロピウスの「なんごくのかぜ」、エクスレッグの「アサルトキック」によってワンパンされてしまいます。
相手のベンチにマメバッタが見えたら警戒しましょう。

「ドオーex」
ルガルガンexと同じく1進化のexのため、進化の難易度が低く優秀です。
パルデアウパーが1体でもいれば採用の余地があります。
特性が非常に強力なため、基本的にはベンチから相手を毒にして、ちまちま削っていきます。
「ニードルボーン」も悪+無色2と要求が軽く、200ダメージを叩き出すことができるため強力ですが、コインが裏になってしまうと厳しいです。
しかしながら、ベンチから相手を毒にするということもこの子の大きな役割のため、ニードルボーンで裏がでてしまったら、逃げエネ3は痛いですが逃げてベンチに戻るという割り切りも大切です。一回でも200ダメ出したらそれだけで十分です。
もしくはジェットエネルギーを握っておき、ベンチのポケモンを育てておくのも戦法の一つです。
ルガルガンexの「スケアリーファング」でワンパンされてしまうので、なるべくバトル場には出さず、ベンチからダメージを与えていく戦法が主になりそうです。

exのポケモンは非常に強力ですが、やはり出しづらさが目立つこともあります。そのため2進化ポケモンに関しては進化ラインが1-1-1のときでは無理な採用はせず、強力な非ルールポケモン(exではないポケモン)に採用枠を割くことも考えてみてください。

非ルールポケモン(exポケモン以外)

ここからは非ルールポケモン(exではないポケモン)の解説です。
まずは各ポケモンの評価をいたします。その後、詳細な解説をします。
進化ポケモンの場合は原則最終進化のみ評価、解説をいたします。

非ルールポケモンの評価

評価SS:出た数全て採用
・デリバード:最強カードです。出た数全て採用します。

評価S:基本的には採用したい
・トロピウス:2枚以上、もしくはマスカーニャかエクスレッグが採用できるなら採用。1枚でも雑に強い。
・エクスレッグ:マメバッタが2枚以上で採用

評価A:枠があれば採用したい
・タイカイデン:カイデンが2枚以上で採用
・オドリドリ:進化ポケモンが立てやすい構築であれば強い
・パルデアケンタロス 火:2枚以上で他の優秀な炎ポケがいれば採用
・パルデアケンタロス 水:2枚以上で他の優秀な水ポケがいれば採用
・カエンジシ:枠が余っており、シシコが2枚以上で採用
・ブーピッグ:枠が余っており、バネブー2枚以上いれば採用の余地あり

評価B:他のカードとのバランスで採用を検討
・タマゲタケ:トロピウスやマスカーニャなど、強力な草ポケモンを主軸にデッキを組む場合は単体で採用の余地あり
・ハリテヤマ:ルガルガンが採用でき、マクノシタが2枚以上かつ枠が余っている場合に採用の余地あり
・パルデアケンタロス 闘:デッキの主軸が闘タイプで、枠が余っている場合に採用の余地あり
・デカヌチャン:他に2進化ポケモンを採用しない場合はカヌチャン2体以上、他に2進化ポケモンを採用する場合はナカヌチャンも1体以上いる場合、かつ特殊エネルギーが2枚以上ある場合に採用の余地あり
・サザンドラ:他に2進化ポケモンを採用しない場合はモノズ2体以上、他に2進化ポケモンを採用する場合はジヘッドも1体以上いる場合、かつドオーexを採用している場合に採用の余地あり
・ヤミラミ:ドオーexが採用できており、枠が余っている場合に採用の余地あり

評価C:できれば採用したくないが、特殊条件下にて採用を検討
・モロバレル:タマゲタケ2枚以上かつ草ポケモン主軸デッキで、枠が余っている場合に採用の余地あり
・ギャラドス:コイキング2枚以上かつ他に採用できるポケモンがいなく、水ポケモン主軸のデッキになる際に採用の余地あり
・ヤレユータン:ブーピッグ、デカヌチャンがデッキの軸にいる場合に採用余地あり。
・タイレーツ:2枚以上あり闘タイプ主軸のデッキかつクラベルが採用できる場合、もしくは採用できるポケモンがいなく3枚以上あり、クラベルも採用できる場合
・ハブネーク:他に採用できるポケモンがいない場合に採用の余地あり
・デカグース:他に採用できるポケモンがいない場合に採用の余地あり

評価D:基本アンプレ
・ウルガモス
・フローゼル
・ムウマージ
・ダグトリオ
・エンニュート

非ルールポケモンの解説

草タイプ

トロピウス

今弾の主役で最強カード。非ルールのたねポケモンでHP110の逃げエネ1という破格の性能です。
構築の段階で、ある程度相手のトロピウスをどう処理するのかを考える必要があります。
後1で雑にリーフドレインで削りながら、「なんごくのかぜ」で大型ポケモンを処理していけます。ベンチにもう一体トロピウスがいたら、「なんごくのかぜ」で後ろのトロピウスに貼り、次ターンで逃げて…のループが最強です。先攻3ターン目でこれができるようになればその時点でほぼ勝ちです。
テクニックとして、「なんごくのかぜ」を起動する際に、”草草水”の場合はウェーニバルexやパルデアケンタロス水に、"草草闘"でルガルガンexやタイレーツやハリテヤマに、"草草悪"ならドオーexに貼り替えて、次ターンにワザ起動も狙えるので覚えておきましょう。
負け筋として、「なんごくのかぜ」で貼り替えた後ろのトロピウスが「ボスの指令」で狩られることもあるので注意です。

タマゲタケ、モロバレル

草タイプが潤沢なデッキであれば、「もようでつる」はそこそこ強いです。
タマゲタケで試合スタートすれば、可能性はあるかもしれないですが、
それでもやはり低HPかつ草タイプ限定のリクルートであるため、できれば採用したくないです。
モロバレルについても、シールド戦において毒とマヒは非常に強力ですが、コイントス依存のため、優先度は低いです。

エクスレッグ

最強カードです。特に先攻2ターン目で決まれば基本勝ちます
流れとしては、デリバードやトロピウスでスタートすることが多いため、
先攻1ターン目で場のポケモンに手貼り、
先攻2ターン目でエクスレッグ進化で手貼りとバトル場の逃げを行い、相手のデリバードやトロピウスを狩りながら、
3ターン目以降はスピードアタックで雑に相手のたねポケモンを狩り続けるというムーブが本当に強いです。

「アサルトキック」の130ダメージは、
・exを除く全てのたねポケモン
・ルガルガンex
・ドオーex、ウルガモス、ギャラドス、ハリテヤマ以外の全ての1進化ポケモン
・サザンドラ
をワンパンすることができます。
奇襲性が非常に高く、アサルトキックで相手のポケモンを倒しただけでも役割を一つ果たしますが、その後も70ダメージをコンスタンスに与え続けることのできる最強カードです。
「スピードアタック」の70ダメージも、多くのポケモンをワンパンでき、HP120の耐久力もあるため、うまく決まれば本当に場を支配してくれます。

一方で相手のベンチにマメバッタが見えたら、エクスレッグの警戒をする必要があります。「ボスの指令」などの対象を変えてでも警戒しましょう。

炎タイプ

パルデアケンタロス 炎

パルデアケンタロスのなかで「ブレイズダッシュ」が優秀です。
逃げエネが2必要で、ワザも最低2エネ必要なのが、筆者の中での評価を落としていますが、それを加味しても十分強いです。
たねポケモンで130のHPと「いかりのつの」の相性の良さが優秀で、相手の出方を見て壁にしたり、エネを貯めて殴ったりと臨機応変に対応できるところが優秀です。
特に「ブレイズダッシュ」は、3エネ120ダメージを手貼りで連打できるところが非常に強力です。

ウルガモス

基本的にはアンプレです。
「ヒートブラスト」は優秀ですが、トラッシュに炎エネを能動的に落とす手段が少ないため、「ほのおをまとう」がトラッシュからしか炎エネを貼れないのがかなり厳しいです。
逃げエネが1で、「ほのおをまとう」が山札からの供給であれば可能性はあったかもしれません。

カエンジシ

世間の評価よりも高く評価をしています。
「かけぬける」が無色2でつかえるため、どんなデッキでも採用の余地自体は常に存在し、貴重なベンチ狙撃要員でもあります。
後攻2ターン目でトロピウスを倒すことができるというのも貴重です。
「マジックブーケ」とあわせて50点、「ウォーターダイブ」とあわせて80点出せるので、様々なポケモンをベンチ狙撃で狙えるのが優秀です。

オドリドリ

進化ポケモン20回復は非常に優秀です。
ただしオドリドリスタートの危険性があることは常に留意しておきましょう。それでも逃げエネ1なので割となんとかなります。

水タイプ

パルデアケンタロス 水

「ウォーターダイブ」が非常に強力です。
今弾のベンチ狙撃のなかでは最高火力。
しかもパルデアケンタロスのなかで、唯一下ワザのエネ要求が
色1+無色2で済むのが魅力的です。
ただし、シンプルに3エネ60ダメージはコスパが悪いので、
明確にベンチで倒したいポケモンがいたり、フィニッシャーとしてサイド1枚を取り切る際に使いましょう。
下手にベンチに出すと「ボスの指令」で縛られるため、ベンチに出すタイミングは慎重に。
余談ですが、「ウォーターダイブ」でバトル場の炎ポケモンを選択した際に弱点計算が発生することは、意外と忘れがちなのでご留意を。

ギャラドス

ウェーニバルを除き唯一ラウドボーンexをワンパンできるポケモンです。
1進化でHP180も強いですが、コイキングのHP30が非常にネックです。
コイキングスタートの後攻1ターン目でディグダの「あなぬけヘッド」で負けとかありえます。
要求エネも重く、基本的には中盤以降に使いたいポケモンですが、暴れタックルの反動50ダメージを喰らうと、「なんごくのかぜ」「アサルトキック」「コンバットタックル」等の圏内に入るため、使い勝手の悪さはどうしても目立ちます。
しかしながらしっかりと育てばギャラドス1体でサイドを1~2枚はとれるため、トロピウスのエネルギー移動なんかとあわせてあげると輝くかもしれません。
こいつでラウドボーンexをワンパンしたときのドーパミンは凄まじいです。

デリバード

最強カードです。構築とか関係なく出ただけ入れましょう。
後攻1ターン目のダブルドローが最強です。
中盤以降もジェットエネルギーで送り出して2枚ドローするなど、いつでもどこでも強いです。
地味にたねでHP90、逃げエネ1など、非の打ち所がないカードです。
以前に一度、後攻1ターン目でホゲータの「たいあたり」20ダメージ、後攻2ターン目でアチゲータに進化して「ハイパーボイス」70ダメージでぴったり倒したときは面白かったです。

フローゼル

可能性のありそうなカードですが、可能性はなかったです。
「うずまきテール」がコイントス依存なのと、決まってもサイドが進まず、
「たきのぼり」も1進化2エネ60ダメージはコスパが悪いです。

雷タイプ

カイデン、タイカイデン

唯一の雷タイプです。
ウェーニバルラインやパルデアケンタロス水などの弱点をつけます。
地味に闘抵抗があるため、「スケアリーファング」を耐えることができます。
カイデンの「ふきあらす」は優秀です。
シールド戦は特に手札が溜まりがちなのと、
相手が序盤「ダブルドロー」で手札補充をするので、
することがないときに相手の行動とアドをリセットさせるのは、充分な役割を果たしてくれます。
タイカイデンは唯一の逃げエネ0が優秀です。
しかし「ジェットウィング」に3エネを要求されるため、
トロピウスやサザンドラとかとあわせて使いましょう。
レッスンスタジオがあると「ジェットウィング」でウェーニバルexをワンパンできることはぜひとも覚えておいてください。
枠が余っていてカイデンが2枚引けていればタイカイデンは採用できます。

超タイプ

ムウマージ

1進化HP90で、特性が相手のエネルギーのつけかえという微妙な嫌がらせ、ワザも2エネ60という、正直褒める所がないポケモンです。
ムウマージ自体はかわいくて好きです。

ブーピッグ

世間の評価よりも強いです。
1進化で1エネで2エネ加速は破格の性能です。しかも色は問われない。
3エネで100ダメージと最低限のダメージを出すこともでき、
状況を見ながらエネ加速を連打したり、ダメージを与えに行くかを選べたりと柔軟性があります。
アンコモンのため若干当たりにくいですが、バネブーとあわせて2-2で引けると、戦略の柱にしたりすることもできます。超タイプがブーピッグだけなら超エネ3枚とかでも充分なのがいいところ。

ヤレユータン

正直そんなに強くはないです。
HP120はそこそこ偉いですが、ワザのコスパが微妙すぎます。
ブーピッグやデカヌチャンが採用できて、超タイプがデッキの軸にできているのであればギリギリ採用の余地があります。
先攻のときにヤレユータンでスタートをすると、デリバードを封じたり、トロピウスを倒したりできます。
それでもやっぱり弱いかな……

デカヌチャン

進化さえできれば非常に強力です。中盤以降のドローソースとして優秀で、「白熱のアルカナ」環境の「リファイン」を思い出します。
超+ジェットエネルギーで奇襲攻撃180ダメージなども与えることができ、
サザンドラやデデンネexをワンパン、返しのラウドボーンの「バーニングボイス」を耐えたりすることができます。
サザンドラの「トライハウル」は特殊エネルギーも貼ることができたり、
1進化のナカヌチャンも超+無色で80ダメージ出せてそこそこ戦えたりすることは、覚えておいて損はないです。

闘タイプ

ダグトリオ

1エネ50ダメージのコスパは悪くはなく、コイントスさえ決め続ければ、
「ボスの指令」以外無敵になります。
しかしながらコイントス依存であることはやっぱり厳しいのと、50ダメージしか出せないことは相手のベンチを育てる猶予を与えていることにもつながるため、デッキが闘タイプに寄る以外は不採用で問題ないです。
地味に進化前のディグダの1エネ30ダメージは、たねポケモンの1エネのダメージとしては最高値なので覚えておきましょう。

パルデアケンタロス 闘

パルデアケンタロスのなかでは一歩劣る性能です。
「コンバットタックル」の使用で耐久値が下がってしまうことと、
基本的には色1エネの軽い要求が魅力な闘タイプのなかで、闘エネ2の要求が重いことがデメリットです。
それでもたねポケモンのなかで130ダメージは最高値なことと、「いかりのつの」も雑に強いため、デッキの色や採用枠の余りなどとの相談によって、採用の余地は大いにあります。

ハリテヤマ

ルガルガンexとの相性はかなりいいです。
特に「なんごくのかぜ」や「アサルトキック」でワンパンされなくなるのは非常に魅力的です。
また闘+無色2の120ダメージも優秀で、レッスンスタジオとあわせてパルデアケンタロスをワンパンできます。
ただし、マクノシタでのスタートを強いられると地獄ですので、カードプールと相談して採用するかどうかを検討しましょう。
イラストの後ろにいるマクノシタがかわいい。

タイレーツ

書いてあることは強いのですが、やっぱり3エネを用意するのは思っているより大変です。
ただし闘+無色2でいいため、トロピウスやサザンドラと組み合わせると、現実的な運用ができます。
クラベルでこの子を3枚持ってくるのか、トロピウスを持ってきたほうが強いのか。悩ましいところです。
序盤ではなく中盤で現実的に運用できるポケモンのため、中盤のクラベルがタイレーツになりそうです。

悪タイプ

ヤミラミ

そこそこ強いですが、自身がRのせいでドオーと一緒に当たる確率が低いことがネック。
また「やみのひとみ」でねむりにしても、次のターンまでに3/4の確率で起きてしまうので、アサシンクローが単体で解決する可能性は低いです。
ドオーとセットで使えればさすがに強いですが、まずはセットで当たることを願いましょう。
トロピウスの「リーフドレイン」×2で倒されます。

ハブネーク

たねでHP110、逃げエネ1、ワザも1エネ20、2エネ50、進化ポケモン相手なら2エネ100ダメージが出せるのは優秀です。
ただしタイミングを選ぶのは間違えなく、雑につかうとトロピウスの下位互換になってしまいます。
ニャローテ、ウェルカモ、カヌチャン、ジヘッドといった1進化ポケモンを、いいタイミングで倒して相手のプランをずらすことができると強いです。

ジヘッド、サザンドラ

サザンドラが立った場合、「トライハウル」によりエネ加速と3エネ160が非常に強力です。
またジヘッドの「ともだちをさがす」がバグレベルに強く、無色1で「好きなポケモン2枚」をサーチできるのが本当に優秀です。
サザンドラを持ってくることによる安定した2進化や、その他の進化ポケモンをサーチできることが優秀すぎます。
サザンドラが当たらなくても、プールによってはモノズ、ジヘッドラインを2-2とかで採用する価値も大いにあります。
エクスレッグが天敵です。

エンニュート

白熱のアルカナではあんなに強かったのに…どうして...…
って疑いたくなるレベルで弱いです。
パートのおばちゃんが休憩時間に考えた性能。

無色タイプ

デカグース

ぱっと見強そうなことが書いてあるんですが、僕だったらカエンジシを採用します。もしくはパルデアケンタロス。
デカグースが見えた瞬間に、相手は前ではなく後ろに手貼りをしてくるのが理由です。

構築の練習

ここまでお読みをいただき、私の拙い文章力でもある程度はご理解頂けたのではと思います。
ここで実際に15パック=75枚のカードを引いた想定をして、どのようにデッキを作成するか参考にしてみてください。
※開封シミュレーターとして、エル様のシミュレーターを利用させていただきました。

ケース①

まずは開封した75枚がこちらです。

左下の「84:ARパルデアケンタロス」は恐らく闘タイプですね

皆さんだったらどのようにデッキを作成されますでしょうか。
この下に私の構築を記載しますので、少し構築を想定してみてから、
スクロールをしてご覧ください。























以下私の構築です。

パターン①
パターン②

正直カードプールとしては少し下振れていました。
しかし特殊エネルギーが3枚も出てくれたのと、デカヌチャンラインがかなり潤沢に排出されたため、デカヌチャンを主軸にデッキを作成しました。
そしてデカヌチャンと相性の良いブーピッグラインも2-2で出てくれたため採用。
また優秀な1進化のexポケモンがでてきたのと、サブアタッカーとしてパルデアケンタロス炎とカエンジシがでてきたため、構築に悩みました。
パターン①ではパルデアケンタロス炎とカエンジシをサブアタッカーに据え、ex枠はルガルガンを優先しました。
ドオーではなくルガルガンにした理由は、ドオーは他のexの弱点をつけないけど、ルガルガンはドオーの弱点をつけること。
またそのルガルガンの弱点である草タイプの弱点を、パルデアケンタロス炎とカエンジシがつけることがパターン①の説明です。
パターン②では、ルガルガンとドオーをそれぞれ採用し、デッキのボリュームを上げています。それぞれレッスンスタジオの恩恵を受けやすいのと、要求する色が少ないこと、ルミナスエネルギーで代用が利くことから、かなりバランスのとれたデッキになっているのではと思います。

ケース②

もう一度開封した75枚がこちらです。

皆さんだったらどのようにデッキを作成されますでしょうか。
この下に私の構築を記載しますので、少し構築を想定してみてから、
スクロールをしてご覧ください。























以下私の構築です。

御三家全てが利用可能な状態で排出されたため、選択肢はかなり多かったですが、これが一番バランスのとれた構築に感じました。
スーパーボールが2枚も出たので、1進化・2進化問わずアクセスがしやすく、ボウルタウンでたねポケモンもリクルート可能なため、比較的2進化を目指しやすい構築になっています。
序盤はデリバードやトロピウスで様子を見ながら、後ろを育てていくイメージです。
ラウドボーンはふしぎなあめ頼りですが、ふしぎなあめをマスカーニャやウェーニバルに使った際は、早々に炎エネを無色の代わりとしてつかっていくことによって、草エネは「マジックブーケ」の弾にすることができます。
「マジックブーケ」+「ボスの指令」からの「スクラッチネイル」で250ダメージつくれることをうまく活かしたいです。

先攻 or 後攻について

最後に「先攻と後攻どちらをとるべきか」についてお伝えします。
結論から言うと、「若干後攻を取りたいけど、デッキによる」という要素が強いです。
「白熱のアルカナ」環境のシールド戦では、「ドーブル」「レシラムV」の存在により、「後攻が圧倒的に強い動きができる」、自分がドーブルやレシラムVを採用していなくても「相手に後攻を渡したくない」という理由で、後攻が絶対的でした。

今弾においても、「サポートが1ターン目から使用できる」「バトル場のデリバードがダブルドローを使える」といった理由から、後攻スタートの恩恵があります。
一方で先攻をとった場合は、「先攻2ターン目で先に進化ができる」「先攻2ターン目で先に2エネのワザがつかえる」というメリットがあります。

「白熱のアルカナ」環境のシールド戦においては「相手に後攻を渡したくない」という理由で後攻を選択せざるを得ませんでしたが、今弾の環境においては後攻が圧倒的に有利といったことはありません。
自分のデッキに応じて、先攻か後攻を選択して良いかと思います。

具体的には、
・進化が積極的に狙えそうなデッキ
・2エネで優秀なワザをもつたねポケモンを豊富に採用できているデッキ
なら先攻を、
・サポートが3枚以上入っているデッキ
・「デリバード」や「トロピウス」といった1エネで優秀なワザを持っているポケモンが3体以上採用できているデッキ
であれば後攻を選択していいかなと思います。

追記:4/29全勝優勝レシピ

4/29にEVOにて開催されたシールド戦でも全勝優勝しました!
この記事を公開した後の丁度いいタイミングでの優勝でしたので、
せっかくなので、開封時のカードプールと、実際に組んだ結果をご紹介いたします。

開封結果

以下が当日15パックを開封した結果でございます。(試合終了後の後撮り)

みなさんでしたらどのような構築をされますでしょうか。
僕自身今回は結構悩みました。
この下に実際の構築を記載しますので、少し構築を想定してみてから、
スクロールをしてご覧ください。






















実際の構築

こちらが実際に僕が構築したデッキです。

以下、各タイプの所感と各カードの採用理由を解説していきます。

結構ばらばら…

草タイプ

ニャオハ-ニャローテが4-2と引けたのにマスカーニャが出ず悲しみ。
エクスレッグも引けず。
この時点で「採用するならばトロピウスのみ」の状態でした。
しかし他タイプをみても非ルールで優秀なアタッカーが引けなかったため、トロピウスの採用はこの時点でほぼ確定していました。

炎タイプ

こちらもホゲータ−アチゲータが3-2と引けたのにラウドボーンは引けず。
パルデアケンタロス炎もいないため、この時点で少なくとも炎エネルギーの不採用は確定します。
しかしカエンジシは必要エネルギーに色を求めないので、採用候補として残しておきます。

水タイプ

真っ先にデリバードの枚数を確認します。よかった……なんとか1枚…..
しかしパルデアケンタロス水が1、ウェーニバルも引けず。
ベンチ狙撃の手段が限られてしまいますが、パルデアケンタロス水1体のためにエネルギーを採用するのも難しいため、この時点で水ポケモンはデリバード1体のみ、水エネルギーは不採用が確定しました。

雷タイプ

カイデン(ふきあらす)が1体。
先述の通り「ふきあらす」は相手を足止めするには有効なワザなので、一応採用候補として残しておきます。

超タイプ

デカヌチャンラインが2-1-1で引けています。
実はこれまで7回参加してきて、初めてデカヌチャンラインがまともに揃いました
今回2進化ポケモンはデカヌチャンのみため、ふしぎなあめをデカヌチャンに使えることを考えると、一気に採用の確率が上がりました。
ブーピッグラインは1-1のため不採用。
ブーピッグラインが不採用になり、デデンネ自体も1体のみのためデデンネexも不採用は確定します。
デカヌチャンラインは結構悩みましたが、特殊エネルギーが2枚引けており、ドローソースとしてもデカヌチャンに頼らないといけない場面が想像でき、比較的立ちやすそうだなと思い、(なにより1回つかってみたいなっていうのもあって笑)デカヌチャンの採用をすることにしました。
そのため、超タイプはデカヌチャンラインのみの採用が確定しました。

ぱっと見まとまってはいるが…

闘タイプ

ここが一番悩みました。
イワンコ-ルガルガンexが2-1となり、他に優秀なexがあまり引けていないため、ここは迷わず採用になります。
悩んだのはパルデアケンタロス闘2体とハリテヤマライン2−1です。
結論としては両方不採用になりました。
後ほど解説いたします。

悪タイプ

ここはすんなりパルデアドオーexラインが3-1で引けたので採用が確定しました。モノズ−ジヘッドも2-1のため少し悩みましたが、他に採用候補が複数いたので、優先度は下げました。悪タイプはこの時点ですんなり確定しましたが、強いて言えばパルデアウパーを3体にするか2体にするか諸説ありです。

無色

1-2であり他に候補もいるため、すんなり不採用が確定します。

トレーナーズ+特殊エネルギー(+参加賞2枚)

若干豊富に出てくれました。
レッスンスタジオとスーパーエネルギー回収以外は脳死で全採用します。
パルデアドオーexとハヤトがあり、ルガルガンexもいるためレッスンスタジオの採用も確定します。
スーパーエネルギー回収の不採用も確定です。
特殊エネルギー2枚は迷わず採用。
プロモについてはネモは迷わず採用。
ふしぎなあめについては、対象がデカヌチャン1体のため若干迷いましたが、カヌチャン2体いてスーパーボールもあり、なによりデカヌチャンに早期進化したときの恩恵の大きさと、ふしぎなあめがほぼほぼもう1体のナカヌチャンになれることを考えると採用になりました。

採用候補のポケモンたちと基本エネルギーをどうするか

さてここまで採用が確定しているのが、
・トロピウス2
・デリバード1
・デカヌチャンライン2-1-1
・ルガルガンexライン2-1
・パルデアドオーexライン3-1
・スーパーボール1
・ふしぎなあめ1
・キハダ1
・クラベル2
・ネモ1
・ハヤト1
・レッスンスタジオ1
・ジェットエネルギー1
・ルミナスエネルギー1
の計24枚です。残りの枠は16枚。

今回はデッキの色も分かれているため、先に基本エネルギーの配分を決めていきます。
・トロピウスの必要エネが草2のため草エネルギーは4枚
・デカヌチャンは超1で起動できるため超エネルギーは3枚
・ルガルガンは闘1で起動できるため闘エネルギーは3枚
・ドオーは悪1で起動できるため悪エネルギーは3枚
ここまでの13枚は確定です。

残りの3枠をめちゃくちゃ悩みました。
選択肢としては、
・マクノシタ-ハリテヤマの3枚
・パルデアケンタロス闘2と闘エネルギー1の3枚
などなど、最後まで悩みましたが、結論としては
シシコ、カエンジシ、闘エネルギーの3枚にしました。
理由としては
・ルガルガンが弱い草タイプに優位をつける札が欲しかった
・ベンチに20点を与える択は有力と感じた
・エネルギーとして、ドオーはベンチからでも仕事できるため、闘エネルギーを優先した
になります。

追記:4/30優勝レシピ

4/30にEVOにて開催されたシールド戦でも優勝しました!(2-1 とったサイド差で優勝)
こちらも開封時のカードプールと、実際に組んだ結果をご紹介いたします。

開封結果

以下が当日15パックを開封した結果でございます。(試合終了後の後撮り)

開封直後の第一印象は「よっわ…..」でした。
ここまで綺麗にバラけることある……?

とりあえず現実を受け止めて、デッキ作成時間の25分に取り掛かることにしました。
みなさんでしたらどのような構築をされますでしょうか。
この下に実際の構築を記載しますので、少し構築を想定してみてから、
スクロールをしてご覧ください






















実際の構築

こちらが実際に僕が構築したデッキです。

後になって気づいたのですが、撮影時にトレーナーズと特殊エネを入れ忘れました笑
これに「スーパーエネルギー回収」以外の11枚を追加しました。

構築時間になってまず始めに思ったのは、「採用できる選択肢が少ないな、、、」ということです。
そのため、「スーパーエネルギー回収」以外のトレーナーズ11枚は脳死採用でした。
(ラウドボーンも見えていたので「ふしぎのあめ」も確定採用です)

ここからはほぼほぼ消去法でポケモンが決まっていきます。

草タイプ

マメバッタとエクスレッグが出てくれたので即採用です。
マメバッタ3は過剰な気がしたので2-1で採用。
そのため、トロピウスも採用です。
タマゲタケ、モロバレルは少し悩みましたが、全体をパッと見た感じ、色がバラけるのはほぼ確定していたので不採用でした。

炎タイプ

ラウドボーンラインが2-1-1で出てくれたのがせめてもの救いでした。
それがなければ正直負けていました笑
ここが即採用確定したので、オドリドリも採用が確定します。
サブアタッカーとしてパルデアケンタロス炎とカエンジシを迷ったのですが、結論から言うとカエンジシに決まりました。
ボウルタウンが2枚のスーパーボールが1枚、レッスンスタジオとオドリドリが採用できたため、今回は進化を積極的に狙いにいきたい構築になりそうなことからカエンジシを優先しています。

水タイプ

デリバード2枚は脳死で採用。
他は検討の余地すらなく不採用です。

雷タイプ

かなり悩みました。
タイカイデンラインを2-1もしくは1-1でも採用してもよかったなと感じました。
カエンジシのときにも説明したとおり、今回は進化を狙っていきたい構築なのと、ウェーニバルが立ってしまった時に厳しい戦いを強いられそうだったため、今思えばカエンジシライン2枚をタイカイデンライン2枚にしてもよかったかなと思います。

超タイプ

前日に引き続きデカヌチャンラインが揃った!
1-1-1でも他のトレーナーズによって割と進化狙えそうだったため採用をしました。
というより、デカヌチャンを採用しないと、盤面のボリュームをあげられないと判断したため、採用せざるを得ないというのが正しいかもです。

闘タイプ

基本不採用とすんなり決まりました。
タイレーツが3体そろったのは初めてでしたが、クラベルがいないため不採用です。

悪タイプ

一言「サザンドラ引けていたらかなり変わっていたな」というのが正直な感想です。
モノズ&ジヘッドが2-2で引けたので採用はかなり悩みました。
ボウルタウン2枚とあわせたら相当強力な動きができそうだったのですが、
枠と相談をして渋々不採用にしました。草タイプ弱点なのが本当にネックです。
デカヌチャンラインが採用できていなかったら、ジヘッドラインの4枚は迷わず採用していたと思います。

無色

ヤングース1枚はどうしようもないため不採用。

トレーナーズ+特殊エネルギー(+参加賞2枚)

スーパーエネルギー回収以外採用です。
ボスの指令がやはり優秀でした。
ぶっちゃけボスの指令のおかげで勝てたと言っても過言ではないです。(詳細は後述します)
またスタジアム3枚に対してハヤトが2枚でてくれたのも助かりました。
しっかりとドローソースとして充分な役割を果たしてくれました。
その他もそれぞれしっかりと仕事をしてくれ、特にふしぎなあめは試合を一気に楽に展開してくれる強力なカードだなと改めて再認識できました。

基本エネルギー配分について

ここまで27枚が決まったため、残りの13枚を基本エネルギーで分配していきます。
正直ルミナスエネルギー込みで14枚は不安でしたが、3エネ要求のポケモンがトロピウスしかいないため、なんとかなるだろという気持ちでエネは14枚で我慢しました。
配分については、草4、炎5、超2(+ルミナス1)の比率になりました。
理由として、草は最低1枚でもエクスレッグが仕事をしてくれるのに対して、炎は2枚ないとラウドボーンが仕事できないことからこの枚数にしています。

デカヌチャンは特殊エネルギーがついていないと180点出せないことに対して、ルミナスエネルギーがあるのだから超エネルギーは不要なのでは?」というご意見もありそうですが、超+無色の素点90ダメージも非常に優秀と感じ、それで攻撃をする価値があると判断したため、超エネルギーは2枚だけ採用しました。
(そしてこの判断がのちに優勝へと導いてくれます……)

対戦記録

せっかくですので、今回はこの構築でもどのようにして優勝ができたのか、こちらをおまとめしたいと思います。

1戦目:vs マスカーニャ+ラウドボーン

ジャンケン負け 後攻
マリガン時に2回もたねポケモンが引けず、スタートから相手に2枚手札アドバンテージを与えた状態で、さらに2回もマリガンをしたのにも関わらず、オドリドリでスタートしてしまうという最悪の状態でした。
お相手は「ひざしをあつめる」ニャオハからスタートです。
先攻2ターン目でベンチのニャオハがニャローテに、カイデンがタイカンデンに進化され、この時点で負けたなと半ば諦め状態でした。
しかしながらお相手の方がマスカーニャの進化を狙っていたようで、しばらくデリバードのダブルドローをしてくれていたおかげで、こちらも時間を稼いでうまく後続を育てることができました。
手札にラウドボーンとボスの指令がそろったタイミングがあったため、ここが狙い目と思いエクスレッグでデリバードを気絶。
返しのターンで相手のニャローテがマスカーニャに進化され、トロピウスの「なんごくのかぜ」でエクスレッグを倒されてしまいました。エネルギーが後ろのカイデンについてしまったのでタイカイデンへの進化のみが怖かったですが、返しでアチゲータをラウドボーンに進化させ、ボスの指令で後ろのマスカーニャをワンパン
返しのカイデンがタイカイデンに進化ができなかったようで、そのままカイデンをとってサイド4-1で勝利です。

2戦目:vs ラウドボーン+ウェーニバル

ジャンケン負け 後攻
お相手は「ふきあらす」カイデン、自分はデリバードでスタート。
こちらが「ダブルドロー」をすればお相手は「ふきあらす」で手札リセットをしてくるという、スロースタートでした。
「ふきあらす」がうまく早めにエクスレッグ、ラウドボーン、デカヌチャンを持ってきてくれたため、ベンチが早めに育ってくれたのですが、お相手もウェーニバルとラウドボーンが育ってしまいました。
エクスレッグで非ルール2体を先攻して倒せ、サイド2枚をとったところで、お相手がラウドボーン前、後ろウェーニバルの状態でした。
返しラウドボーンでお相手のラウドボーンに270ダメのせたところで、お相手のラウドボーンが逃げ、ウェーニバルが前に出てきて「スクリューシュート」でワンパンされてしまい絶体絶命でしたが、ここでデカヌチャンに超エネルギーを貼っていたことにより、もう1エネで「デカハンマー」の90ダメージを出せれる準備ができていたため、ボスの指令で後ろのラウドボーンを倒すことができ勝利できました。超エネルギーを採用していなければラウドボーンもウェーニバルも倒すことができませんでした
サイド4-3で勝利です。

3戦目:vs ドオー

2戦が終了したこの時点で、他の3名のうち2名が2勝していましたが、
お2人とも敗戦時は1-4での敗北でした。
そのため、3戦目で2枚のサイドをとることができれば優勝が確定しています。
本当は今回も全勝優勝をしたかったのですが、今回のデッキプールでは相当厳しそうでしたので、無理な勝ちは狙わずサイドをしっかり2枚とることをゴールとして臨むことにしました。

ジャンケン負け 先攻
ジャンケン全負けw弱すぎますw
ここでもまたもや2マリガン……どれだけたね来ないの...…
お相手はイワンコ、僕はデリバードスタートです。
後1でお相手がボウルタウンでマメバッタを用意してきたので、いやな予感がしました。しかし先2で手札にエクスレッグがあったため、自分も同じくボウルタウンでマメバッタを用意。もうエクスレッグで2枚サイドをとり切ろうと考えていました。

この時の僕の考えは、
・後2、お相手エクスレッグ進化、草エネ手貼りでイワンコを逃がしてデリバードを倒す
・倒された際にマメバッタバトル場に出して、先3エクスレッグ進化草エネ手貼りでエクスレッグを倒す
・後3は相手場にエネがない状態で始まるため、エクスレッグが倒されないことが確定。そのためエクスレッグの「スピードアタック」でたねを倒してサイド2枚目をとることで優勝が確定

この通りにターンが進み、サイド2枚はとれたのですが、
ここからエネが全く引けず、ドオーに殴り倒され続け試合は負けでした。
8ターンくらいかけて2回しか手貼りできず、最後は裸のラウドボーンが突っ立っているだけの状態はむなしかったです。
やっぱりエネルギー14枚は少なかったですね……
敗北 サイド2-4 です。

最終結果

というわけで、2勝が3名でしたが、とったサイドが10枚、9枚、9枚で、途中の目論見通りサイド差にて優勝できました!

正直カードプール的に優勝できるとは思っていなかったので、優勝できたことは素直にうれしいです。
しかしながら今回は構築にもプレイにも反省点は多く、言ってしまえばラッキーでの優勝でした。
やっぱりボスの指令は強すぎますね。

最後に

いかがでしたでしょうか。
シールド戦ってやればやるほど奥が深いなと強く感じます。
特に今回のトリプレットビート環境は、前回の白熱のアルカナ環境に比べて、運要素と実力の比率が実力寄りになっているように感じています。(それでも運要素は大きいですが)
冒頭でもお伝えをしたとおり、勝つ要素は運が大きいですが、負けないようにするには実力や知識が絡んできます

残りの開催回数は少なくなってきていますが、
どんな人にでも優勝するチャンスがあるのがシールド戦の醍醐味ですし、
なによりとっても楽しいですので、ぜひ参加をしてみてください。
そして本記事が少しでも役に立ち、皆様の勝利に貢献できれば幸いでございます。

本編は以上となりますが、
この後おまけとしてどうしてもプロモカードがほしい方へ向けた、ちょっとしたコツをお伝えいたしますので、気になる方は投げ銭感覚で覗いてみてください。そう、今回のプロモは優勝以外にも可能性があるんです笑
気づいたらおまけ部分だけでも1200文字もいってしまいました笑
缶コーヒー1本分の値段にさせていただきましたのでコスパはいいと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!!

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