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ライティング

kokiです。新しいマクロレンズを買ったら最高でした。

先日とある撮影がありました。
大きいクライアントの撮影で、超一流のカメラマンに超一流のモデル、超一流の美術さんに超一流のスタイリストさんにヘアメイクさんというとにかく超一流の第一線で活躍する人たちが集合した撮影でした。

撮影では本当にかっこいい写真ばかりで、構図からプロップの入れ方、衣装の使い方など勉強できることばかりで本当に入ることができてよかった、と心から思える撮影でした。
全ての撮影が終わりお客様がお帰りになった後、組まれていたライティングをとてもじっくり観察しました。一つ一つのライトがどのように被写体に影響しているか、なんとなく組んでいるようなものでもどのような効果があるのか、ディフューズ一つにとってもあるのとないのでどう違うか確認していくと、改めて組まれているライト一つ一つ無駄がなく計算され尽くしたものであると実感しました。

正直私はまだほぼライト感がありません。なんとなく硬い光や柔らかい光、どうすれば回るか、どの素材にはどのように反射するのかなど感覚的には分かりますが、それを口で説明するとなるとほぼ不可能です。
そして本当に舐めた発言ですが、個人的にライティングに対して突き詰めた意識を持っていませんでした。恥ずかしい限りです。
スタジオでカメラマンにライティングの指示をされても、言われた通りに作業をこなしこんな風に影響しているのかなと予想はしても、なんとなくで終わっていました。正直カメラマンを目指す者、スタジオマンとして本当に失格です。

しかし今回この撮影に携わりライトを見る中で、今私がなんとなくしているライティングも突き詰めれば本当に無駄はないし、写真も洗練され無駄がないカッコイイ写真が撮れるようになると改めて感じました。今までの自分をぶん殴りたいです。ここで学べて本当に良かったです。
当たり前だけどライティングは写真にとても大事だし、ライティングへの意識を制するものが写真を制すと言っても過言ではない気がしました。
実際はライティングだけではなく、何事も気を抜かないで突き詰める意識がないと第一線で活躍できる人物にはなれないし、気の抜けた適当なやつが目標を叶えられるはずはない、というお話です。

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