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小学校受験 面接・願書のちょっとしたコツ

こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

我が家は、まだまだ新年度のスケジュールが落ち着かないのですが、皆様いかがでしょうか。
帰宅時間が遅くなって子どもたちも疲れているし、私自身も保護者会などが続きバタバタしております。
しばらくは、親子ともども環境の変化で体調を崩さないよう、ゆとりを持って過ごしたいと思います。

さて

個別相談などでお母様方とお話していて気になることがあり、「これをお伝えしたら面接や願書対策に役立つかな」と思ったことを今日は書きたいと思います。

テクニック的なこともあり、あまり詳しく書きたくないなという気持ちもなくもないのですが(笑)

それは何かというと、「プラスのこと」と「マイナスのこと」を話す時のことです。例えば、「長所と短所を教えてください」と言われた時などですね。

先に申しますと、「どんなお子様ですか」と包括的に聞かれた時などは、わざわざ短所を言う必要はないです。

でも、ちょっと謙虚さが足りないな…と心配な方や、なんだか短所も伝えたい方や、「長所と短所を教えてください」と明示されてしまい言うしかない場合もあるかと思います。

そういうときは、ぜひ「マイナスで終わらせない」ということを意識してください。

具体的に言うと
① 短所→長所の順で話す

「とても濃厚なオリジナルソースを絡めてあるので、カロリーは非常に高いです」
というのと
「カロリーは非常に高いですが、それはとても濃厚なオリジナルソースを絡めているからです」
というのと
食べてみようかな、と思うのはどちらでしょうか。

②長所→短所で話したい場合は、展望を追記する

「とても濃厚なオリジナルソースを絡めてあるので、カロリーは非常に高いです」
で終わるのではなく、
「とても濃厚なオリジナルソースを絡めてあるのでカロリーは非常に高いのですが、一度食べた方はその味が忘れられず、必ずリピーターになってくれています」など。
長所でサンドイッチするわけです。

とにかく最後をマイナスで終わらせることはしないようにしっかり意識しましょう。

実際に、営業トークのテクニックとして、できる営業マンは結構使っている技ですし、報連相が上手な人は、仕事などで良い報告と悪い報告をする時に必ず悪い報告からするものです。

なぜか。

それは、落差によって生じる気持ちに関係してきます。つまり、高低差が大きければ大きいほど、人は損したという気持ちになってしまうんですよ。

よくドラマにもあるでしょう。

幸せ絶頂からの悲劇。それにより、人は奈落の底に落とされる気持ちになり、より悲壮感が増すんです。

ですから、逆に言うと、短所→長所という順にすることで長所のインパクトは相対的に高くなります。

また、短所で本当の短所をそのまま言う必要もありません。ですから、その言葉のチョイスにも気を遣いましょう。「本当にダメじゃん」みたいな内容を書くと、長所でカバーできなくなります。

内容のことを言うと、「長所は少し謙虚に、短所は少し微笑ましく思えるようなもの」がベストです。

同じことを言うのでも、表現を変えることで印象はかなり変わります。

語順と言葉のチョイスを意識して、面接対策や願書作成に臨んでくださいね。


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