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小学校受験 願書の手書き、自信ありますか?

こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

今日は、いざ願書を書くときのお話をしようかなと思います。

願書添削をしている時に、「願書は何文字で纏めれば良いですか」というご質問を必ず受けるのですが、それは私には分かりかねてしまいます。

なぜなら、人によって字の大きさが違うからです。

ですから、私はいつもドラフトの最初数行を書いてみて、一行に何文字くらい入るかという目安をお伺いしています。

それでも、まだ目安です。

あまり意識していない方も多いかと思いますが、私自身は改行位置にすごく拘りがあります。

例えば、「貴校の公開授業で拝見した…」というような文章を書こうとした場合、「公開授/業で拝見した…」というところで切れると読みにくいと思いますよね。

書物などの印刷物だとしたら仕方ないこともあるかと思います。でも、手書きの文章の場合、末尾が必ずしも揃う必要はないと私は考えています。

私の場合は、あまりに行ごとに末尾がガタガタになるのも気持ち悪いので言い換えを行い、ほぼ同数の字数に調整していきますが、基本的に、手書きの場合は多少のガタつきは問題ありません。というより、読み手に読みやすく書くのが一つのマナーであると思っています。

また、字の大きさは一般に「漢字:平仮名やカタカナ=10:8」くらいが美しく読みやすいと言われており、字と字の間隔も読みやすさに大きく関係します。そういったことを意識しながら書かれると良いかも知れませんね。

こういうのを「可読性」と言います。

ただ、こちらでも記載したのですが、私にとって字数調整は最後の仕事だと思っています。もちろん700文字でいいところ2000文字書くとかは少しやり過ぎなのですが、いずれにしましても、まずは伝え忘れのないように字数を過度に気にし過ぎることなく作文されることをお勧めします。

そのうえで、必要のないことを削ったり、字数調整しながら言い換えたりしていくと美しい文章に近づくと思いますよ!

願書の記載を男親が書いた方が良いという話を聞いたことがあるかも知れませんが、あくまでもそれは都市伝説です。私としては、字の綺麗な方、または、願書のエピソードを握っていらっしゃる方が書かれれば良いと考えます。

字の醜美については、やはり美しいに越したことはありません。願書のためにペン習字を習われる方もいらっしゃいますよね。

そこまでとはいかなくても、上に書いたような「字の大きさ」や「文字間隔」、少しだけ字を右上がりに書く、横線の幅を均一にするなど、ちょっとの意識で見やすい文が書けると思いますので、もしよろしけばやってみてくださいね。


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