dポイント投資とは

※この記事の内容は当時の物です。現在は後だし出来ません。

dポイント投資ってdポイントで投資が出来るって事でしょ、という程度で見ていたんですが、昨年暮れごろから「後出しじゃんけん」というワードを見るようになりました・・・。

後出しじゃんけんとはなんだろうと調べると、意外とややこしいというか・・面倒くさい・・。
ですので、ここではできるだけ簡単に解説します。
誤解があるかもしれないので、詳しく、正確に知りたいという方は、リンク先でよく調べてもらうのがいいと思います。

簡単な投資の体験

まずdポイント投資はポイントを使った投資体験的な物だということです。
ですから本物の投資信託と違うポイントがいくつかあります。

・ポイントの追加（投信購入）引き出し（投信解約）がリアルタイム
・投資先の価格の決定が1日1回（平日17時ごろ）
・ポイント投資は一日2000ポイントまで
・アクティブコース（株中心）・バランスコース（債券中心）の2種類のみ
・上がるとプラスになり下がるとマイナスになる
・100ポイントから投資可能

これは非常に分かり易いですし、大きな賭けはできないので、まさに体験です。
簡単に体験させるために、面倒な事は省いた結果こうなったものと思われます。

簡単だからこそのタイムラグ

価格決定が1日1回かつ解約がいつでもできる、ここにどうやら問題があるようです。

dポイント投資はTHEOという会社の投資信託で運用されているわけですが、この投資信託の前日の運用実績と当日の為替レート（仲値）を使うと本日のdポイント投資の変動が分かるわけです。具体的には仲値の分かる平日10時ごろには予測できます。
しかし、これが確定して適応されるのは17時ごろです。
ですので、15時とかに引き出し（解約）を予約しても翌日引き出し扱いになるのが普通といえます。
ところがdポイント投資は引き出しが行えてしまいます。

・10時ごろの段階でプラスかマイナスかほぼ確定している
・本確定は17時ごろ
・10時~17時の間も引き出し（解約）できる

毎日、プラスなら追加、マイナスなら引き出しを本確定の17時より前に行えばマイナスになることは無く、プラスだけを積み上げることが出来ることになります。
これは証券会社が損をしている事になりますので改悪の可能性は十分にあります。（現に1日2000ポイント上限は後付けのルールです。）

あまりルールをつけると簡単に投資できる趣旨からそれてしまいますので、
今後ルール改悪があるかどうかは証券会社の宣伝効果と損失とどちらが大きいかで変わってくると思います。
（THEOユーザーは1日10000ポイントまでの上限になるなど優遇があるため宣伝効果は抜群です）

まとめ

実際の所動かせる額に制限があるので大量に稼ぐことは難しいですし、そもそもdポイントをある程度もっていなければ投資は始めれません。
あまり深く考えず100ポイントからお気軽に体験してみる。それが一番だと思います。

dポイント投資　後出しじゃんけんとは
・平日10時ごろに予測し、17時まで後出しで追加・引き出しが可能（後出しじゃんけん）
・証券会社の宣伝効果が薄くなれば改悪
・毎日1日1回～2回はチェックが必要
・大きくは儲けられない

もっと詳しく知りたい方は下記サイトがお勧め