見出し画像

#4.あの人にもう一度会っておきませんか? 〜後悔のないように...〜

改めて明けましておめでとうございます。
今年も何卒宜しくお願い致します。
つぶやきは投稿しましたが、執筆という意味では新年の書き始めですね。
(なんやかんやで遅くなりました…)
結局、年末年始に家族で風邪を引いてしまった こきちです。
寝たきりにならなかったのはよかったけども。

今回のテーマ、投稿しようか迷いましたが、元旦に発生した『令和6年能登半島地震』が起こったことも相まって、書きたい気持ちが抑えきれずキーボードを叩いております。
いきなり質問で恐縮ですが、皆さんは 会おうと思っているけどなかなか会えてない人 はいらっしゃいますでしょうか?今回の記事はそんな想いをお持ちの方にぜひ読んでいただきたい内容です。そして、この記事いい感じだなと思った方はぜひ2024年にその方とお会いする計画を立てて下さい!(←余計なお世話)

僕は例年のごとく、今年の正月も小樽・札幌に帰省し、母と祖父、父親に会ってきました。(この書き方、察して下さい…)
みんな元気でしたが、年々考えさせられることがあります。
それは自分が小さかった頃はもっと親戚中が集まり賑やかだったこと…
集まれない要因は色々あり、難しいことも分かりますが、なんか寂しいですよね。

急に昔話となりますが、僕は12歳の頃に妹と共に母の実家(祖父母の家)で暮らすことになり、高校を卒業して就職するまで、約6年間お世話になりました。なので就職してからも帰省先の実家は祖父母の家になります。
ちょうど今から10年前くらいでしょうか?
会社に就職してから数年経った年末、当たり前のように実家に帰っておりました。その頃、祖母は病気を患っており、入院していました(病気の内容はここでは伏せます)。もちろん、祖父と一緒にお見舞いに行き、そこで会話しました。祖母は入院していたこともあり、とても弱っているように感じました。人間、入院すると気持ち的にも弱くなってしまうので、よりそのように感じたのかもしれません。ある程度、時間が経ってから病室を後にして自宅に戻りました。そしていつものように正月を過ごす。記憶では、病院の面会日が正月明けからだったので、三が日は会わなかったのだと思います。面会が可能となった日の昼頃、祖父が僕に尋ねました。「これからばあちゃんの病院に行ってくるけど、一緒に行くか?」僕は少し悩んでから「いや、今日はいいや」と断りました。その時に何をしていたかはあまり覚えてないですが、"また帰ってきた時に退院した祖母に会えばいいか" くらいの考えでいたんだと思います。そして、僕も正月休みを終えて自分の住む地域に。正月休み明けの鈍った身体と脳を働かせて会社で勤務。休み明け初日の勤務を終え、自分の部屋でゆっくりしていると母親から電話が掛かってきました。それは、祖母が亡くなった知らせでした。自分の中で唐突すぎる展開に思わず「はぁぁ?」と言ってしまいました。まさか、もう会えなくなるとは予想だにしていない状況…..次の休みには元気に会えると思っていたので、その時は頭が真っ白になりました。

なんであの時、じいちゃんに付いて行かなかった?

僕は今でも後悔しています。
人との別れはいつ訪れるか分かりません。事故や災害、病気と色々あります。悔いのない円満な別れなんてないかもしれませんが、その時に何かできた余地があればあるほど悔しいと思います。
「あの時会っていれば…」他の方にはこんな後悔してほしくない。そんな想いで今回執筆させていただきました。

人に会いに行くことは少なからず労力を使います。
相手の都合を伺って、車もしく交通機関をわざわざ利用して、会った後も気を遣いながらおしゃべりして….気力、資金力、体力(精神力)みんな使うやんっ!でも、訪ねて来てもらう事って嬉しくないですか? ”あ、気に掛けてくれてたんだ…." 的な。もちろん忙しい時とかに来られても大変だし、長居されて困ることもあります。が、やはり人と人の繋がりはかけがえなのない大切なものに感じます。皆さんはどう考えますか?

僕も今年は息子に同行してもらいながら、昨年会えなかった親戚のところにでも顔を出そうと考えています。その考えアリだなと思った方は、親や兄妹、親戚、友人、誰でもいいので、日頃会えていない方のところにぜひ逢いに行ってみて下さい!
それでは。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の令和6年能登半島地震によって被災された方々におかれましては
心よりお見舞い申し上げます。読売新聞の記事では、県内での死者数が100人、安否不明者は211人と報道されています(24.01.06現在)。大変残念に思います。安否不明者の中から1人でも多くの方が生還されること、そして被害地域が一日でも早く復興されることを願います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?