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#8.僕が育休を取得して伝えたいこと、感じたこと

おはようございます。
先日、SNSのコミュニティに参加したのですが、ド頭やらかした こきちです。そのエピソードは追い追い….てか、ホントに“おいおい汗” だった。

今回は育休を取得して育児に向き合うことができた僕が感じたことを述べていきたいと思います。“育児に向き合うことができた”という表現にしたのは、世の中には “育児を行いたくても、業種や企業体質で育休を取得できない” お父さんが多くいるためです。幸いにも僕が勤務している会社では就業規則として育休の制度がしっかり整備されていたこと、そして上司や同僚に恵まれた職場だったため、しっかり育児に専念することができました。僕の職場も育休取得者がほぼいないところでしたが、上司には快諾してもらい、とても安心したこと覚えています。
僕が取得した育休期間は、子供が生まれてからの約3ヶ月、そして復帰4ヶ月後に再取得(3ヶ月)という合計6ヶ月でした。1回目の取得中にちょうど法改正があったので、頃合いを見計らって2回目の取得に踏み切りました。この選択は間違いではなかったとめっちゃ思います。

1. 子育てって大変じゃん!

少し脱線しましたが、育休を取得して感じたことは、

「子育てってめちゃくちゃ大変じゃん!」

とても当たり前のことですが、この気づきは本当に大きい。
当然、生まれてきた赤ちゃんはとても可愛いんですが、可愛いという感情だけで乗り切れるほど子育ては甘くない。よく “子どもは勝手に育つもの” とか言いますが、アレは嘘だねって思いました。生まれた子どものお世話はこんな感じですね。

・沐浴
・おむつ交換
・ミルク授乳
・着替え
・抱っこ
・寝かしつけ
・離乳食づくり(少し大きくなってから)

初めてのことばっかりですし、お世話も赤ちゃんの状態や気分次第のタイミングが多い。なぜ泣いているか分からないから原因を見つけだして対処するということもこれまでにない経験でした。普段は言葉を話す人しか相手にしてませんからね。

2. 育休取得のもう一つの意義

「育休」は文字通り “子ども” を養育するための期間ですが…….
お父さんが育休を取得する意義として見落としがちなことがあります。
それは “しっかりお母さんを休ませる” こと。出産後の母親の身体は男性が考えている以上に重症でまさに大怪我状態だそうです。ワーママはもちろん産休を取得しますが、結局は生まれた子どものお世話をしなくてはいけないので、休めてないんですね。しかも睡眠もまともに取れないような過酷な状況…
仕事よりキツいじゃん。

法律でも産前産後休業という制度があります。企業に勤める女性社員は産前6週間以内、産後8週間以内の休みを取得できるものです。
極端な話、産前は取得せずに出産ギリギリまで働いていいけど、産後は強制的に休まなければいけないんです(基本は8週間だけど、早く働きたい希望があり、医師がOKを出せば6週間でも復職できる)。この出産前後における休業の差は ”母親にきちんと身体を回復してもらう” ための措置だと考えます。父親が取得する育休において育児をするための休業という考えはもちろん大切ですが、お母さんの回復期をサポートするための休業という考えも持っておく必要があると思います。
それぞれの家庭の事情はさまざまかと思いますが、妻を想う夫としてぜひ育休の取得を視野に入れていただきたいです。

↑なかなか良いこというじゃん
(自分で言うなっ)

3. 育休中に大変だったこと

生活スタイルが変わったこと

やはり生活のあり方が子ども中心となるので、夜の授乳や夜泣き対応で睡眠不足になったり、赤ちゃんのお世話以外の時間で他のことをやったりと生活スタイルが変化したことは大変だったかもしれません。あと、お昼寝中に起こさないように行動していたのもこれまでの生活と勝手が異なり、夫婦喧嘩の元でしたね笑

育児中の夫婦の対立(お説教)

入院中の実践があるので育児の仕方については基本的に母親の方が先輩。今になってみれば長い育児生活の中の数日なんて誤差みたいなもんですけどね。当時は先に子どものお世話をしている母親が絶対的存在なので、色々と判断を委ねたり、指示を待っちゃったり....
でも母親も育児に関しては素人、夫も自分で考えて動けって思うだろうし、分からないことは調べろよって気持ちになる。
一方、父親が自分の考えで動いたとしてもちょっと足りない部分があり、母親からしたらその部分がとても気になりストレスになる。
→そして注意される...みたいな。
ちょうど母親はホルモンバランスの変化や産後のストレスでカリカリしちゃう時期でもありますよね?この頃は結構怒られていた記憶があります。

自分の時間が減った

これは少し大きくなってからの話ですが、子どもが移動できるようになるとヤバいですね汗
子どもが成長するにつれて、反比例するのが自分時間。どこに行くか読めないし、何か拾って口に入れるかもしれないし、常に監視状態。
自由時間はもちろんですが、日常の家事時間もなかなか取りにくくなりました。

4. 育休を取得してよかったこと

上記までは熱量高めだったので、ここではシンプルに箇条書きでお送りします。改めて考えてみると育休を取得するメリットって結構ありますね!

・育児の大変さを理解することができた
・育児スキルが身についた、向上した
・家事スキルが向上した
(特に野菜の千切りが早くなった)
・夫婦の時間を確保することができた
・育休取得前と比較して時間の大切さを知り、時間管理が身についた
・仕事から離れ、企業風土や社内常識の感覚をリセットできた
・フリーランスの妻が早めに仕事に復帰できた

(妻が仕事したいと望んでいた+世帯収入が増えた)

さいごに

これまで述べたこと、特に2.項の内容については僕が実際に育休を取得した後だから偉そうに語れたことです。僕は結婚してすぐの頃に妻から「子どもができたら絶対に育休取ってもらうから」と言われていました。正直、それがなかったら「よし、子どもが生まれたら育休とるぞ!」と自発的に思ったかの自信はありません。
ただ、事前に夫婦で話し合っていたこと、子どもができた時期から育休取得に向けて準備ができたこと(上司への根回しとか?)は大切なことと捉えています。最終的には何事も夫婦間のコミュニケーションと事前準備なんでしょうかね。
いずれにしても妻のために、子どものために、そして自分のために育休取得は素晴らしい手段だと思います。現在の日本の男性における育休取得率は17%程度ですが、もっと増えることを祈って終わりたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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