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ワーママ辞めてみた(2年前)

15年の病院勤務を長男の小学校入学を機に、卒業した。
育休は2回あったものの、学生生活から就職まで寄り道しない人生だった、37年。
寄り道してみることに決めた。
仕事には慣れてたし、人間関係もそこそこ、給料にもまあまあ満足してたが、育児と仕事のやりくりがまあ大変なこと‼︎

わたしの人生何⁈って感じだった。

今頑張れば明るい未来が待ってるのか…。でも明るい未来が待ってるか、待ってないかわからないのに、こんな余裕のない毎日嫌だった。


子育てしながらのおよそ7年は毎日綱渡り状態だった。
子供が病気したら、父母に頼るか(父の病気で途中からは頼れなくなった)、病児保育へGO。
明日台風来そう、雪積もりそう、てことは保育園休み。どうしよう。
頭抱えてた日々。

ある時職場の先輩に「いいよね〜この時間に帰れたら人生変わるわ」と時短勤務で、16:15までに必死に仕事を終わらせる日々を送っていた私にこう言った。

返す言葉が見つからなかった。ここからが一日の中で本当に大変な時間というのに!!何も理解されていないんだなと悲しい気持ちになった。

仕事終了→ダッシュで着替えて家→保育園バスの時間まで洗濯物の取り込み、夕飯すぐ食べれるように準備、生協の片付け、風呂の準備→子供たちバスの停留所まで車で迎え→早く帰りたいのに車の中でテレビを見たりぐずぐずする子供たち→私お腹が空いてるのと時間が過ぎて行くことにイライラ→帰宅→まとわりついてくる次男と格闘しながら食事食べさせる→風呂入れる→食器の片付け→洗濯→明日の保育園準備、明日のご飯炊く

布団畳むのは休日の週に1回程度もしくは2週に1回。洗濯物畳むことは優先順位が低かったので3日に1回程度だったなあ。

夫が19時くらいに帰宅すればまだマシだったけど、21時過ぎることもあった。

子供が病気をすれば保育園まで迎えに行き、激混みの夕方の小児科に受診。

育児と家事と仕事をいかに効率よくこなすかということに、全集中した7年間だったように思う。気づけば何事も効率を求めるようになっていた。


みんなどうやって家事と育児こなしてんだろあと思いつつ、同じ境遇の人と喋りたいけど時間がない日々だった。

多分同じように葛藤してる母多いんだろうなと思う。

そして夫婦仲も悪くなったりすることもあるんじゃないかな。


もっと自分の時間に余裕があれば子育ても仕事も楽しめるかもしれない。そしてもう少し子供も増えるかもしれない。でも今の状況で子供産んでも心身共に大変すぎ。

子供産んだら自分の時間諦めなきゃいけないのか⁇

自分でした選択だから仕方がないことなのか…。

今の日本じゃ暗黙の了解になってる。


日本変わってほしい。これじゃ子供産んでも心身共に大変過ぎるし、将来のお金貯めるのも大変だしで、子供は増えない。

もっと子育てしやすい環境を‼︎

切実に思う。

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