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祖父の偉大さと伝えてくれた"死"

大好きな祖父が亡くなった。

突然のこと。
とても早かった朝、こんなに気持ちが動揺した朝は初めてだったのかもしれない。

2日前のことが1週間前に感じて
まだまだ実感がなくて。

今日、いや昨日か
祖父が綺麗にしてもらっているのを近くで見せてもらった。
前のこうゆう経験は叔父が亡くなった時の9歳。
ほとんど記憶が無かったから
凄く不思議な気持ち。
"まだ生きてるよ"って話せるんじゃないかって思うくらいに穏やかな顔つき。

でも手は震えて、とにかく動けなかった。
手を握った時実感した“死”
涙が止まらなくて、今までのことが一気に巡って
心が溢れてしまった

人間いつか死ぬし、
それがいつだって誰にもわからないんだけど
死に方ってその人がそのまま出るのかもしれないなと思う。
“いつ死んでもいいように後悔のないような人生を歩みたい”って言葉を聞くことはあるけど、
そうゆうことでもなくて、
日常で、普通に生きてる生き様が、死ぬ時にもそのまま出るんだよ。
きっと神様はそうゆうところも見てる。

言葉足らずで、
行動に示すタイプの祖父。
突然亡くなった時も信じられないぐらい
全員が集まれる時期時間日付。
こんな言葉で表すのは違うかもしれないが
タイミングがドンピシャだった。

私は祖父にとってどんな存在でいられたんだろう。
間違いなく私にとっては唯一無二の存在だった
言葉ではない形の愛を沢山もらった
私は返せていたのだろうか
考えれば考えるだけ聞きたいことは山ほどある
後悔が0なわけもないし、沢山あれをすれば、これをすれば、なんて出てくる。

頑固で、こだわりが強くて、あまり言葉は多くない、最後まで治療を拒み、自分の道を貫いてきた。
そんな祖父の生き様がかっこいいと思う。

まだまだやりたいことがあるから
しばらくそっちには行けないけど、
また空で会えたら
次は沢山言葉で伝えたいし、
沢山伝えて欲しいな。

呑みすぎず、食べすぎず、太りすぎず、
大好きなダンスをしながら寄り道せずに
辿り着くところまで無事に辿り着いてね


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