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あの日

2024年3月11日。

あの日から13年。

13歳だったわたしは地元長崎の中学校でサッカーの練習をしていた。
たぶん卒業式の練習をして午後からは休みだったのかな。
一通り練習して監督の集合の合図でみんなが集まった。
そこでは練習メニューに対して色々言われるのだが、その日は本題に入る前に監督からニュースの報告があった。

「東北の方ですごい地震があったらしかぞ〜」

正直「へー」でしかなかった。
まわりもみんな同じリアクションだったと思う。

ニュースに関してはその一言だけで、あとは前述した通り練習のことについて指示していた。

サッカーの練習が終わって帰宅し、いつものようにテレビをつけて驚愕した。


え?

日本?

あ、監督が言ってたやつだ。。。


どのチャンネルでも地震の現状を伝える中継が延々と流れ、画面の上下左右部分は各地域の死者数や行方不明者数や氏名がスライドで流れていた。

13年生きてきた中で一番大きい地震は2005年3月20日の福岡県西方沖地震。しかし大きい地震とは言っても長崎の実家では物がカタカタ動く程度で、身近なところでは大したことなかったので、地震というものに対しての恐怖感が無かった。

2005年から2011年の6年の間にスマートフォンが開発され、映像を撮るという行為への敷居がかなり低くなり、多くの被災者の方が生々しい映像を撮影していた。当日の映像では報道規制が追いつかず緩かったのか、波に飲まれる人が写っていたりしていたと記憶している。


今日はあの日から13年が経つ。
当時は知らなかったが、九州では翌日の3月12日から新幹線が全線開通していた。
その時のCMが大好きなのでぜひ見てほしい。
プロジェクト発足から放映まで1年かかったけど震災の影響で3日間のみの放映だったらしい。
しかしネット上で評判が良く、被災した方々も元気をもらったとのこと。

https://youtu.be/UNbJzCFgjnU?si=UDapjZD0QyffRZj1 

わたしもこのCMのように誰かに元気を与えるモノが作りたいな。

東北にもいつか行こう。


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