過去の良問を厳選！

レベル

700点、860点レベル。その点数を目指したい人。

問題数

７００が３００問、８６０が２８０問

良いところ

２００５年から、千本ノックシリーズでたくさんの本が出版されて、累計１００万部を超えていて、とても人気の本になります。

新書サイズで電車でも勉強しやすい。やっぱりpart5は隙間時間に勉強しやすいですね。１ページに上下２問あり、裏に解答があります。裏にあるのは、少し面倒に思う人もいるかもしれません。これは、文法特急と同じですね。

TOEICのリーディングパートでは、part５をどれだけ速く正確に解けるかが重要になります。時間が多く残れば、その分part7に取り組むことができるのでpart5の攻略が必須なのです。そこでpart5を練習を練習しますが、part５は文法問題だけではないんですよね。

実は、語彙、イディオム、コロケーションがかなり聞かれているんです。だから高得点を取るには、文法だけではダメなんです。もちろん文法も大事なんですよ？でも、表現も必要なんです。

　そこで、過去の人気シリーズから語彙問題だけを抜き出してまとめたのが、こちらの本になります。過去の問題だから現在の傾向を捉えていないのではと思われがちですが、TOEICは過去に出た問題が再度出題されます。そのため、過去に何が出ていたかを練習するのは価値があるのです。

著者は毎回、TOEICを受けているので、出やすい問題ばっかりで、本書には知っておきたい表現ばっかり出ています。

索引があるのが地味に使える

雑感

すごーくどうでも良いことなんだけど、１日１分って書いてあるけど、１日１分だと全然読み進められないじゃんと思いながら読んでました。あと、千本ノックなのに、１０００個問題ないじゃんとか言うのはなしですよ。

もともとは、１冊にする予定が、ページ数の関係で２冊になったそうです。そのため、２冊やった方が網羅性があると思います。

使い方

例文は、長くて難しめなので、それ自体がpart7の練習になる。４択問題だけ解いて終わりではなく、文章をカンペキに精読し、音読することをオススメします。音声は無料で聞けるので、しっかり聞きましょう。

英語は語彙力ですよ！語彙って知らないと解けないからね。最後は語彙力。

著者による説明youtube

千本ノックシリーズはかなり種類があるので、著者の先生が実際に説明してくれています。自分に合ったものをやると良いでしょう。