理解の瞬発力を獲得しよう

レベル感

 リスニング300点～400点

雑感

簡単に言うと、音読暗唱して英語力を付けようぜって本です。こちらの続編になります。前はpart3,4でしたが、今回はpart2になっています。

とにかくまえがきを読んでみてください。そして心を惹かれた、必要だと感じたら買ってみてください。

中身の話をしますね。まず、問題演習が各5問×20セットで合計100問入っています。この100問を音読暗唱するために、さまざまな形式のトレーニングが用意されています。リピート5回、穴埋め音読5回(リピート練習)、穴埋め音読5回(なりきり練習)、1文丸ごと暗唱5回(0.8倍速スピード)、1文丸ごと暗唱10回(通常スピード)で計30回の音読をする形になります。

音読する時の絶対ルールが５つ書いてあるので、これをもとに音読の練習をしていきましょう。

音読ミニ講座では、発音するときのポイントが載っています。たとえば、That would beは「ザッウッビー」のように発音されるなどです。練習していると聞いている音と文字が一致しないことがありますよね。それに関してしっかりと書いてあるので、音読の練習をしやすいと思います。

また、音読トレーニング達成の記録なども書いてあり、達成感が味わいやすい作りになっています。音読ってやっぱりめんどくさくてやらない人がいるんですよね。でも必要なんですよ。だからこういったものも地味に大切ですよね。

このように音読するためにかなり特化した参考書になっています。

中身の話に戻ります。練習で100題がカンペキになったら、仕上げの問題演習100題が用意されています。質問文は同じなのですが、選択肢が違う作りになっています。これによって、実際に100題が身についているか確認できます。

参考書の最後には、質問文＋応答文だけが載っており、毎日練習するのに便利になっています。

英文に関してはTOEICに出てくるような単語、フレーズ、表現がいっぱいなので、暗唱するに値すると思います。問題は少し間接的な応答の問題が多くて少し難しいかもしれません。しかししっかり練習すればその分力は身に付くと思います。頑張ってみましょう。

著者の動画

著者がyoutubeで語っているので参考にしてください。

オススメしているyoutube

１つレベルを下げた参考書

音読特急よりも簡単なpart2の問題で対策したい場合は、こちらの参考書がオススメになっています。