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言語化難しいわという話

皆さんは言語化ってできますか?

例えば好きな理由だったり、嫌いな理由だったり、もしくは〇〇はどうして▲▲なのかという感じの分析だったり。
こういうことができる人って本当に頭がいいなあと思うし、あこがれるんですけど私はこの手の能力がどうやら皆無なようなんですよね。

例えば自分が好きすぎる何かを誰かにプレゼンしたいとき。

「あの、なんかほら、いいんだよ…ムニャムニャ…」

みたいな寝ぼけた感じでしかプレゼンできないわけなんです。もはやプレゼンでもないし、いい大人としてもどうかと思いますね。

言語化できない→相手に良さをわかってもらえる自信がなくなる(もしくは最初からない)→ますます言語化できない→薄ら笑いでごまかすの無限ループです。
自ら作り出した地獄の輪廻から抜け出せなくなるわけですね。

それから、日頃みんながもやついていること、無意識に感じていることをうまく言語化している人を見ると(特にわかりやすい言葉で書いてくれていると尚更)アハ体験(この言葉はもう古いのでしょうか)にパァァアンっと膝を打ちたくなります。
天才現るかよ、と頭を抱えたくなります。
脳みそちょっとわけてくれと叫びながらの五体投地です。

言語化マスターになりたい。


…とはいえ、言語化できないっていう良さは絶対存在するんです。するはずなんです。

どうしてかわからない、でもなんかいいよね!っていうあれです。私の場合は、胸のあたりがじわっとしたりきゅっとしたりする時が多いです。

本当にいいものって言葉にできないことが往々にしてあると思うんです。なんだかわからないけど涙が出てくるよね、とか、どうしてかわからないけどものすごくきらきらして見えたりとか。
そしてそれをなんか良いよねで共有できる相手って、感覚がバチバチにあっている人なんだと思っています私は。

言語化しない、できないってのは考えることを放棄している側面もあります。意識して練習していかないとなと思ってはいます。

ただ、とにかくなんだかいい!と思う本能的な感覚も大事にしたいなと思う今日この頃です。

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