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自分を信じるチカラ

ずっと知りたいなと思っていた家系図。

昨年末から今年の初めに実家に帰省した時、ふとしたことがきっかけで、300年くらい前までのご先祖様25名ほどのお名前を知ることができました。

祖父母から始まって、曾祖父母、高祖父母…。自分で手書きしたその家系図を眺めて、誰か一人でもいらっしゃらなかったら今の自分は存在しないんだよなって思うと、とても感慨深いし、命をつないでくださってありがとうございます、と素直に思うことができました。

そして今回は知ることはできなかったけれど、このいのちの系図はずっとさかのぼっていくことができるわけで。そしてその方たちは確実に存在していたわけで。それを思うとその時代その時代を生き抜いてきた経験や智慧の集大成が「わたし」なんだなと思うととても心強く感じます。

その中には戦争もあっただろうし、飢饉や天災、災害を経験されたご先祖様もいらっしゃると思います。親子関係や人間関係でのさまざまな経験もされたでしょうし、お金や身分でご苦労された方もいらっしゃると思います。命の危機を経験された方や、そもそも食べることで精いっぱいだった方もいらっしゃったのではないかと思います。

それでもいのちをつないでくださり、その生き抜いてきたそれぞれの「生きるチカラ」は確実にわたしのDNAに刻み込まれているはずで、その経験と智慧を脈々とつないでくださっています。

そう考えた時、「そんな凄いいのちのバトンを受け取ったわたしは、きっと大丈夫!」と本当に深いレベルで確信できました。

自分を信じることにどこか懐疑的だったわたしですが、この圧倒的なご先祖様の系図を目の当たりにして、自分を信じないってことはずーっと連なってくださっているご先祖様を信じていないことに通ずるなって思ったし、とっても失礼な態度だなって思ったんです。いわばお手上げな感じでした。笑

そしてこれは、わたしだけの話ではなく、今生きているみんなに共通すること。今は時代の過渡期だとか、大きな転換期だとか、二極化だとか本当に様々なことが言われていますが、自分の中に受け継がれているご先祖様の叡智を知ることができたら、生き抜く勇気だったり希望が見いだせると思うし、なにより「自分は大丈夫!」って思えると思うんですよね。

だから、一日にほんのわずかな時間でもいいので、ご先祖様に思いを馳せる時間、大切にしてほしいなって思いますし、わたしも大切にしたいなと思います♡


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