お弁当作りのこと

私以外の3人の家族のための
毎日のお弁当作りは
私の日課です

もともと私にとってこの時間は

「私の時間」というよりは
家庭人としての「仕事の時間」の位置づけ

そう感じながらも

お弁当を開けるときの
少し照れくさそうな気持ちや
恥ずかしそうな表情

でも

どこか見てもらいたい

そんな瞬間の感じに想いをはせながら
作っています

そんなふうにこれまでに作った
お弁当の数は数え切れないけれど


これまでに私が出会った
お弁当の数も数え切れません


友だちのお弁当
旅の中でのお弁当
仕事中に配達されたお弁当

どれも自分の作ったものとは同じものはなくて


それらへの驚きや感動
味わいや彩り
朝早くから調理した人々への想い

作ってくれたお弁当の向こう側にふれられる

幸せなお弁当のひとときに感謝していただきます


今日も私が作るお弁当を食べる家族が
お弁当の向こう側を感じるひとときが
きっとあって

その感じたことやその経験が
ささやかな人生の宝物になることを祈り


今日も明日も作り続けます




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?