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ラテンポップの楽しさを味わう

ストリーミングサービスの充実で、日常で楽しめる音楽の幅がぐっと広がっています。とはいえ、ラテンポップにはあまり馴染みがない方が多い気がします。


ラテンポップとは?

いわゆるスペイン語のポップミュージックです。

日本でも流行ったラテンポップは、Luis Fonsi (ルイス フォンシ)の 『Despacito (デスパシート)』が一番記憶に新しいところでしょうか。

もっと遡ると、『恋のマカレナ』も日本も含め世界的に流行した一曲です。

もちろん、これらもまた聴いてみたくなる名曲ですが、ラテンポップはもっともっと深く面白い世界です。
この深みにはまり、かれこれ20年位、ラテンポップを聴き続けています。

ラテンポップと一括りにしましたが、実は音楽のジャンルの幅がとても広いのです。そして、多くの曲がラブソングで、情熱的です。

ラテンポップって世界的に人気なの?

ちなみに世界でのスペイン語話者は4.4億人以上と言われ、中国語、英語の次によく使われている言語です。

ということもあり、ラテンポップは色々な国で楽しまれています。
それと関係しているかわかりませんが、1つの曲が流行する期間が J-Pop より圧倒的に長い気がします。

ラテンポップのどこが楽しい?


メキシコでは、日常的にどこでも音楽が流れています。
市場のお店や、バスやタクシーなど大音量で音楽を楽しむのが普通です。
流行している曲は街中どこでも嫌でも耳に入ってきます。
すると、この曲いいな?なんて曲かな?と調べて聴いてみたり。

また、1つの曲で何倍も楽しめるのがラテンポップかもしれません。
1つの曲が色々なアーティストにカバーされたり、色々なジャンルの音楽スタイルが融合されて、同じ曲なのに全く違った印象になったりします。

例えば、メキシコの Natalia Lafourcade (ナタリア ラフォルカデ) の曲、『Nunca es Suficiente』(ヌンカ エス スフィシエンテ)。
ナタリアは、ディズニー・ピクサーの映画『リメンバー・ミー』の主題歌を歌ったメキシコの歌手です。

まずはオリジナルの曲から。

ちょっとシックな印象のポップというところでしょうか。

そして、こちらがメキシコで70年代後半から活躍し続けているグループ Los Angeles Azules (ロス アンヘレス アスレス)との楽曲。

Los Angeles Azules は、Cumbia (クンビア)というジャンルの音楽をメインに活躍しているグループです。

Cumbia のテイストが入ることで、ダンスミュージックに大変身。

こんな感じで音楽を最大限に楽しんでいるのがラテンポップなのです。

どうやって聴けばいいの?

まずは手始めに YouTube などで、
「 Pop Latino」とか、「Pop en Español」と検索して聴いてみてください。
多分検索してヒットする曲は、Reggaeton (レゲトン)  が多いかもしれません。
ちょっと違うなあと思ったら、ここで紹介した
「Natalia Lafourcade」とか
「Los Angeles Azules」とか検索してみてください。

今後は、スペイン語の豆知識も交えてつつ、ラテンポップの音楽を少しずつ紹介します。

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