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まるくなるというコトは・・・


まん丸の街路樹。(ニューヨーク・クイーンズ区のアストリアの住宅街で)



朝 お日さまが昇ってきて
昼 雲が流れて
黄昏時 気持ちがしーんとなって
夜 星が降る
そんな毎日の中で
観察と思考のサイクルを繰り返して学んだコトがあります。

あたりまえに思えるコトほど
あたりまえではない
・・・と思った方が うつくしいです。

たとえば
友だちが 「うん、いいよ」の一言で あたりまえのことのように こちらのお願いを引き受けてくれる
そんな時の友だちは とてもさりげないけれど
その「うん、いいよ」は 決してあたりまえではない
だから心の中に「ありがとう」が湧き上がってきて結晶になる
ありがとうは 有難きコト そのひと言が光を放つ。

 
頭の上で太陽が輝いているのを
雲が流れて 雨の降る日が巡ってくるのを
地面に草が生えて その下で虫やミミズが もぞもぞしているのを
あたりまえに思う時は
注意せよ・・・なのです。
観察せよ・・・思考力を働かせよ・・・なのです。

あたりまえに思えるコトほど
じつはあたりまえではない
この木が まるいのも
この子たちの毛糸の帽子が きれいにまるいのも
あたりまえではない
有難きコトがたくさん詰まった宝石箱の中のカケラなのです。

地球に生きて
観察するヒトと 考えるヒトの 一人二役を繰り返してゆけば
だんだんと
ありがとうのヒトになれるのかな
なれたらいいなぁ
ありがとうのヒト

まるくなるというコトは そういうコトかもしれないなぁ・・・



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