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#051 共働き夫婦の貯まる家計管理術〜基本編〜

こんにちは。
生後8ヶ月の大福ちゃんを育てている育休中のハルです。
早いもので大福ちゃんが生まれてから8ヶ月が経過しました。

私の元にもようやく、手続きが遅れておりました育休手当が入りました。2月に出産をし、振込が9月末の7ヶ月後。遅すぎやしませんか?育休手当もらった方、どれくらいで入金されましたか?
これ、家計がギリギリの人ってどうしているんだろう!?と他人の家計がものすごく心配になりました。
我が家は特に家計がギリギリではないので、ただ待っていただけですが、やはり振り込まれるお金は早い方がいいですし、支払うお金は後に支払ったほうがいいですよね。笑

ということで、本日は我が家のギリギリではない笑、家計管理術を紹介したいと思います。
皆さんのご家庭は、家計管理はしてらっしゃいますか?
貯蓄、資産は毎年貯まっていってますか?

我が家の家庭管理は、結婚後1ヶ月くらいで始めた方法です。発案は夫。
とてもとてもとてもいい方法だと思うので(手前味噌ですが)紹介させていただきたいと思います。

今回ご紹介する方法が皆様の家計管理のご参考になれば幸いです。

家計把握の前提

我が家の家計管理は以下の前提で成り立っています。
・夫婦二人ともが仕事をしている(または育休中でも育休手当等収入がある)
・どちらかの収入のみで生活をしていくのではなく、二人の収入で生活する

例えば、ご夫婦によっては夫のみの収入から生活費を出して、妻側の収入は全て貯金する(または自由・・・)と決まっているご夫婦には向かないと思います。

我が家の家計管理術のメリット

我が家の家計管理のメリットとしては、以下の内容があると思います。

・毎月の貯蓄額が明確なので、将来的な資産形成予定額が明確
・各個人が決まったお金を夫婦共有口座へ入金するため、自分の給料の上下は夫婦に影響しない。(例えばボーナスが上がった場合、それは自分の収入として自由に使える。)
・家族の支出は家族で払い、自分の支出は自分で払うため管理が明確にできる。
・家族共有口座からの支払いになるため、夫婦で購入するものについて相談をしてから購入するので、支払いにも納得感が強い。


⒈夫婦の毎月の経費を確認する。

お金を貯めるにも使うにも、まずは、毎月夫婦で生活していくためにはいくら必要なのかを確認する作業が必要です。結婚して数ヶ月経過していれば、だいたいの金額を掴んでいるのではないでしょうか?もし全然わからないという方は、まずは何にいくら使っているのかを夫婦で確認する必要があります。アプリなどを使って、夫婦で使用しているお金の全体像を把握しましょう。

確認する項目はざっくり以下の通りです。
・住居費
・ネット光熱費の合計
・ライフラインとしての他必要額(我が家はウォーターサーバー代がここに入ります。)
・日用品
・医療費
・子供のもの(おもちゃや本など)
・食費(できれば外食・家食で分けて把握するのが理想)

我が家はここにプラスして
・保育園一時保育代
・ベビーシッター代

・レジャー費
が入ります。他にも家族で支払いをした方がいいと思う項目が各ご家庭であれば項目を作って把握します。

⒉口座を作る

まず我が家が行なったことは、貯蓄用口座と普段用口座を作ることです。
家計管理は仕組み化が全てになりますので、家計管理を仕組み化したい方は以下の口座の作成、カードの作成をおすすめします。

貯蓄用口座
・・・将来の備え用・資産を作るための口座になります。
そのため、この口座から普段必要な金額を使用することはありません。
ここに夫婦二人の老後等に必要になってくるお金を入れていきます。この口座は使用することがしばらくはないので、今後引き出しをしなくていい金額をいれていきます。誰がいくらいれるのかは、以下3で決めていきます。


普段用口座
・・・こちらは生きていくのに必要なお金を全て賄うための口座です。こちらの口座から普段のカード支払いも行います。ここで、1の夫婦の生活費がいくらかかってきているかが大事になります。ここが赤字になってしまうと毎月、貯蓄用口座に手をだしてしまう悪癖がついてしまうので、笑 確実に経費全てをカバーできる金額を入れるための口座です。誰がいくらいれるのかは、以下3で決めていきます。


⒊夫婦の負担金額を決める

決める内容は、夫側、妻側が家族共有に総額でいくら出せるのかです。
そこから、生活費(1でわかった毎月の経費)を引いて、いくら貯金するかを決めます。
例えば夫20万円、妻側15万円を出して、合計35万円。生活費が20万円であれば、15万円が貯金用口座に回すことができます。
それを話し合いでは決めていきます。
旦那さんの手取り給料が30万円だとしたら、旦那さんは毎月の残10万円とボーナスは自分のお小遣いとして運用できます。

この中から、本人がまた貯金するもよし、投資するもよし、全て使う月があってもよし、ここに妻側は口を出しません。
この時点で夫婦それぞれの収入を知る必要もないので、結婚後の話し合い時点では私は夫の収入を知りませんでした。のちに我が家は不妊治療の補助金申請の際にお互いの収入を知ることになりました。笑

夫妻どちらかが浪費家である場合、共有にいれてもらう金額を多めに設定することもいいと思います。本人がもちろんいいと思えばですが。
ここで、俺は20万円だすから、収入が少ない妻にも20万円出して、妻のお小遣いは2万円だ!なんて取り決めは経済ハラスメントになるので、よろしくないですね。逆もまた然り。

ここでの話し合いはしっかりとお互いが気持ちよく行うのが重要です。これは、かな〜りタフな話し合いになること間違いなしです。笑 
日本人は話し合いが苦手と言われますが、夫婦で話し合いができなくて、誰となら話し合いができるんだと思いながら・・・も、でも、難しい問題ですよね。夫婦の離婚原因の妻側のNo.2は、お金の問題です。
これが妻側ってことが、納得。個人的な意見ですが、男性より女性の方がお金面をきっちりしたいと思っていて、その基準を乗り越えて夫側が使い込んでしまっているなんてことが多いんではないでしょうか?(逆だったらごめんなさい 笑)

お金の使い方というのは価値観がとってもよく現れますよね。お金を夫婦でマネージするためには、夫婦二人の価値観をしっかりと早いうちに掴んでおくことが大事です。

我が家もタフな話し合いをしました。笑 しかも結婚後すぐなので、まだまだ、かわいい妻の顔をしていたい時期でしたが、かなり真面目に話し合ったことを覚えています。笑
我が家は夫が少し多めに出してくれることになったので、すごく嬉しかったのを覚えています。夫が多めに出してくれるなら、私は家事を少し多めにした方がいいよねと、金額の対価を家事で賄おうと思いました。こういう考え方ができるのが、この家計管理の良さだとおもいます。

⒋自動振り込み設定をする

夫婦それぞれが上記で作成した貯蓄用口、普段用口座に毎月、自動振り込みをします。仕組み化は自動化が重要なので、自動振り込みというところがポイントです。

他のやり方としては、先ほどの例で夫20万円、妻側15万円を出して、合計35万円。生活費が20万円であれば、貯金金額15万円=妻の負担金なので、夫は普段用口座だけに自動振り込み、妻側は貯蓄用口座だけに自動振り込みとしてもいいと思います。

我が家はそれぞれが、貯蓄用・普段用口座に自動振り込み設定をしています。

⒌家族用カードを作成する

次に、夫婦で家族用カードを作成し、それぞれが所持し、使用します。家族用の支出は全てこのカードで支払いします。現金支出は我が家はほとんどありません。何かの出費が必要な時でも、クレジットカード支払いを優先して支払いをします。
家族用カードの支払い口座は、上記で作成した普段用口座から支払いをします。これで、使用する共有の支出は全て、共有カードからの引き落としになります。

⒍毎月の状況把握と会議

5まで、全てが整ったら、あとは、毎月状況を把握していきます。
例えば普段用の口座がマイナスになってしまうとカードの引き落としが止まってしまうので、これはギリギリにならないようにすることが重要です。
できれば最初に2ヶ月分くらいを各個人がいれておくのがいいかもしれませんね。

そして、必ず行ってほしいことが、毎月のお金会議です。これは本当に重要です。
なぜか?なぜでしょうか?これは、毎月の経費がいくらかかっているのかを二人で理解しあい、例えば外食費が多すぎたとなれば、どうしたら外食を減らせるか考えるいい機会になるからです。
奥さんが料理を作っているが、週末は疲れてついつい外食になりがちとなるのあれば、週末に合わせて、ミールキットを購入しておくとか、冷凍食品を取り入れるなどです。そうやって外食を減らすこともお金のコントロールがききますね。

家計をどちらか一方の管理のもとにおかないことで、夫婦二人が自立して生きているという意識を持つことが大事だと思います。

さらにお金会議で重要なことは話し合った内容をメモしておくことです。
毎月の履歴を会社の会議みたいで恐縮ですが、記録しておくことが大事です。例えば、普段用口座への入金を増やそうとなった場合、どうして増やしたのかや、そういったことです。これらは2ヶ月もたつとお互い覚えていないものなので、我が家はスプレッドーシートに「夫婦資産管理」を作成してお金会議議事録をとっています。

この会議の際に、毎月の経費も一覧にして把握しておきます。
毎月の増減を把握し、それを会議で夫婦で共有する、この流れが重要です。

また、会議は毎月1日にする、月末にするなど決めておくといいと思います。時間は1時間から2時間。ネット口座を確認したり、投資について話したり、話が脱線したりするので、余裕を持って時間を取れるときがオススメですよ。

まとめ

ここまでできればとっても家計管理がスムーズになると思います。

毎月自動で共有の貯金が貯まります。

現在我が家では、貯金用口座のお金をどのように運用していくかがお金会議の内容になっています。
子供が生まれると今後の教育にかかるお金やジュニアニーサなど話し合いがでてくるので、毎月の話し合いが本当に重要になってきます。

それでは、少しでも皆さんの家計管理のお役に立てたら嬉しいです。

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