#13 草木の芽、張り出して

ことのは。

今でいう「言葉」。
実行委員として動いて、自分が変わったなと思うところ。
そして、ココカラカイギで最も大切にしていることのひとつ。

和歌なんかで聞いたことがあるかも。
あとあれね、『言の葉の庭』でも。
知っている人はいるかな。すごく、好きな映画。
それはまあ、いいか。

ことのは。
平仮名で書いたのには意味があって。

言の葉。
言の端。
言の羽。

これ全部同じ読み方、ことのは。
日本語って面白い。

これを見て、考えたこと。
もしかしたらこんな意味があるんじゃないかな。

「ことのは」って、
心に埋まっている種から芽生える葉で。
その端々には、話者自身の人となりが表れるもの。
そして、羽を持っているかのように人々の間を行き交うんだ。

こうやって考えると、ことばって選ばなきゃなって。
自分に対して。相手に対して。嘘の無いように。
だって自分を表して、相手にも深く伝わってしまうものだから。

でもたまに、ことばがなかなか出てこない時がある。
ぴったり当てはまることばが見つからない時。
みんなも、もしかしたらあるかもしれない。

それでも大丈夫。
黙ってしまっても、しっくり来なくても。
自分に正直になれることが大事なんだよ。

そう教えてくれたのがココカラカイギで。
それこそが、居心地のいい理由なんだと思う。

ありのままを受け入れてくれる場所。
ありのままを受け入れられる場所。

そんな第3回を、みんなで。
草木張月の如月を楽しみにして。

心の種はどんな芽を出してくれるかな。
さあ、あなたのことばを聴かせて。

writer:こーよー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?