ココカラビヨリ vol.1


「 おせっかいしたいんです、わたし。」

彼女だから届けられる言葉たちに、ぜひ耳を傾けて欲しい。

profile.
岡元 里桜(おかもと りお)。
志學館大学人間関係学部人間文化学科2年。
長年強みとする放送を活かして、校内に留まらず校外でも学生ラジオのパーソナリティや騎射場のきさき市を始めとする数々のイベントのボランティアやスタッフを経験。ココカラカイギでは、営業班担当。

以下、
聞き手:み (みさと)
話し手:り (りお)
とする。

み:それでは、お願いします~。(どきどき)
り:お願いします。

み:まずは、ココカラカイギの運営メンバーに加わったきっかけを教えて下さい。

り:はい。はじめは、空雅さん(代表)からのお誘いがきっかけ。直感で「面白そう!」と思いました。

み:具体的に言うと?

り:昨年いろんなイベントにスタッフとして参加したけれど、それは作られたイベントに彩りを加えるものでしかなかったんです。

でも、のきさき市を終えたときの作り手側(運営)の表情、達成感あふれた表情を見たら、いいなあって。思い入れも感じ方もきっと大きく変わるだろうなあって。

そのとき芽生えた“0から作る体験がしたい”の想いにちょうどフィットしたのが、ココカラカイギの運営のお誘いでした。

み:さて。里桜は営業班を担ってくれている訳だけれども、初めての経験である“営業”。
やってみてどうかしら?

り:もう、怖かったです。不安しかなかった。暗闇の中を歩く感じかな。やったことない、何も分からないの連続で。

み:そんな中、続けていくうちに感じたことや気付いたことってあるのかな。

り:実は、そもそも広報班と迷ってたんです。ただ、その理由は今まで放送を通して経験してきたという引き出しがあるからで。引き出しが既にあるものは、きっと容易く出来るんです。

新しいことを始めるって、引き出しが無いからすごく不安。だけど、新しい引き出しを増やすのもいいんじゃないのかなって、営業をしてみて思いました。

み:そんな引き出しが増えることで、どんなものを得られるだろう。

り:まずは今後の自分のためになる。もっと言うと、わたしの好きなひとがやりたい!ってなった時に、お手伝いするよ~って(知識だったり経験だったりを)差し出せるわたしになれると思うんです。

おせっかいしたいんですよ、わたし。

営業は、新しい引き出しと新しいわたしを作ってくれました。感謝してます。

み:自分で経験したからこそ言える言葉だね。
それを踏まえて。営業以外で、ココカラカイギの中で里桜だからこそ感じたことってあるかな。

り:これ、今だからこそ言える話ですけど…。
ココカラカイギが始まって、夜遅くまでミーティングが続いていた時、未成年なこともあってわたしだけ早く帰らなくちゃなことっていっぱいあって。

正直寂しかった。なんでわたしだけ?って。
でもそんなとき、母親に言われた言葉が腑に落ちて。
「 自分がやれる範囲でやればいいんじゃない?」
とても反省しました。そうだよなあって。

ココカラカイギだけに留まらず、これが終わっても、まだまだこれからイベントだったりに関わると思います。その中で後輩たちにも同じ思いをする子がきっと出てくるなあと。

そんなとき、「 気負いする必要なんてない。むしろ自分ができる範囲で頑張ってくれたら、わたしは嬉しいからね。」と、伝えたい。
わたしみたいに寂しい思いをしなくて済むように、わたしだから届けられる言葉だと思うんです。

み:うんうん。それでもやっぱりしんどかったよね。

り:わたしにとって、これは本当に苦い思い出です。
でもそれと同時に、自分を成長させてくれたものだなあと。

み:話してくれてどうもありがとう。ココカラカイギを通して二つの面で成長した里桜を知れたなあ。

それでは最後に。
ココカラカイギに掛けて、里桜にとっての“ココカラ”を聞かせてもらいたいな。

り:最初にも言った通り、ココカラカイギが終わったとき、0からつくる体験を経て進化した自分がそこにいるなあと。
そんな自分も、当日参加者といっしょに夢に向かって一歩を踏み出したいなあ、そう思っています。

み:作り手側にも、それを受け取る側にも身を置いてきたからこそ何事もジブンゴトにしてみる。そんな里桜のおせっかいが広く遠くへ届いていくことが楽しみです。
どうもありがとうございました。

り:ありがとうございました^^



以下、あとがき。

運営メンバーで、いちばん末っ子の彼女。
インタビュー中に漏らした野望をこっそり紹介。

り:本当に今まで(後に)着いていく感じだったから、1,2年後、わたしも先輩たちみたいになれたらなあ。

み:ふふ、なりたいんだ。

り:なれるものならなりたいです。だってかっこいいじゃないですか、やっぱり。(にやり)

誰に言われずともちょっぴり歳上の仲間の背中を見て大きくなっていく彼女に、惚れ惚れしたお話。

次回もお楽しみに。
writer みさと



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