17_モヤモヤを夢へと変えた魔法使い

ココカラビヨリ vol.2

小説を書くかのように、みんなを包み込む言葉を、暖かな空間を、そしてなりたい未来を紡ぐキラキラガール

Profile.
寺田桜心(てらだおうみ)
鹿児島県立短期大学文学科日本語日本文学専攻2年
屋久島出身。みんなの意見をまとめる力はピカイチ!アイデアの磨き上げ役。すぐふざけて冗談を言うかぶ・あやかの名ツッコミ役でもある。
ココカラカイギでは広報班担当。

以下、
聞き手:か(かぶ)
話し手:お(おうみ)
とする。

か:それでは始めて行きますねー!

お:お願いしまーす!

か:短期大学2年生...ってことは今年で卒業か!

お:そそ!卒業します〜

か:この卒業年度にココカラカイギに関わったきっかけは?

お:2年間の大学生活で何かしないとまずいなーーと、思ってて。
でも1年の夏休みまでは、だらーーと過ごしてたんだよね。楽しさもなく、悩んでた。
そんな時、自分の就活のためにKAGOらぼっていう就活イベント団体に入ったの。で!鹿児島で頑張っている人達の話を聞くのがすごい楽しくて。人と会うイベント作るのすごい楽しいなーって感じた。

か:そこがスタートなんやね!今のココカラカイギで運営に携わるきっかけになったのかな?

お:でも、第1回は参加者としてだったんだ〜。くうがさん達が作るイベントなら絶対いいはず!って思って参加した。
その第1回で自分が色々変われたから第2回は運営としてやりたい!と思った。

か:そうなんだ!ということは、ココカラカイギに参加する前と後では、心境の変化って大きかったのかな??

お:参加前は就活ですごく悩んでて。本が好きだから出版社や大型書店への就職を考えてた。でも、上手くいかなくてなんだかな〜ていうモヤモヤがあった。そんな時期に参加したんだけど、夢を持ってる人がすごく多くて。すごく素敵だった。夢があるってすごいなぁ〜て。

その時、やっぱり夢を持ちたいと感じた。運営の人も、すごく夢中になってて、そんな参加者と運営がキラキラして見えた。それで、自分ってなんだろうってズーーーンとなった....

か:え!?あーー!逆に?

お:そうそう!参加前とは別のモヤモヤになってたかな。ほんとに自分のしたいことってなんだろうって思って、ココカラカイギで自分が話したこと、感じたことを振り返ってみると、やっぱり「本」だった。
じゃあ、それに関わる仕事がしたい!と思って。色々考えて、司書の資格を取ろう!ってなった。今は来月くらいから新しく学校に通おうかなって思ってる〜。
それと、ココカラカイギでずっと、「屋久島に帰りたい」って言ってたらしくて...(笑)屋久島で使える武器を持つ意味でも、司書の資格を取りたいな。

か:やっぱり屋久島には帰りたいんだ?

お:帰りたいね〜!鹿児島市でも何年か働いて将来的には地元に帰りたいと思ってる。

か:そっか!やっぱり屋久島が好きなんだねー!鹿児島愛が伝わるよ!そしたら、鹿児島に貢献したいって思ってるの?

お:うーーーん、自分が鹿児島に貢献するというよりかは、鹿児島を盛り上げる人達のサブになりたいかな?って思ってる。仲間になりたいな〜〜。

か:ふむふむ...じゃあ、鹿児島ってことを抜きに考えると将来どんな人になりたい??

お:そうだなーー...「人生を楽しめる人」になりたいかな(笑)

か:自分が楽しくないと、周りも楽しんで貰えないもんね!(笑)他には!?大好きな本との関わりは??

お:うーーーん、本でいうと屋久島に図書「館」を作りたい!今、ちっちゃい図書室がふたつあるだけなんだよねー。あとはー...古本屋さんもしてみたい!

か:結構具体的だね!!その裏には、誰かに本を好きになって欲しいって想いがあったりするのかな??

お:本を好きになって欲しいとは思うけど、本の良さを伝えられるか分からないんだよね。というよりかは、自分が本についての活動をしてて、「え、あの人楽しそう〜!」って誰かに思って欲しい。今まで、好きなことをしている人を見て、いいなーって思ってたから、次は自分がそう思ってもらえたらいいなって。

か:自分が何かをするというよりかは、みんなを巻き込みたい!って感じなんだね!
具体的な夢もあるみたいだけど、それに対して今の自分ってどう??

お:なんか、矛盾しているなと(笑)自分の理想ほど本読めてないし!自分の活動に誇り持ってるけど、なかなか周りには言えないし!特に身近な人!

か:分かる!(笑)

お:でも、そういうのを身近な人にこそ還元できる人になりたいよね〜(笑)

か:そうだねぇー!ココカラカイギを自分の身近な人に自慢できるようになりたいよね!そんなココカラカイギの中ではどんな立ち位置だと思う?

お:うーーーん、板挟み(笑)みんなの。

か:「緩衝材」みたいな??

お:かわいくクッションで!(笑)

か:でも、見ててそうだと思う(笑)みんなの想いの中継役やね!それって、ココカラカイギ入ってから?

お:いやいや!昔は中継役と言うよりかは、ボスみたいな(笑)全然違ったね!

か:じゃあ、ココカラカイギには中継役として入ろう!って訳ではなかったんだね。

お:違った!第1回に参加したとはいえすっごい不安だったから。それにいろいろと忙しいと思ってたし。出来ないと思ってた。

か:でも、今はガラッと変わったんだよね?そこには何があったの?何が決め手だったの??その忙しいって想いを覆したのは。

お:なんだろうねー...やっぱり「楽しいから」かなー。その先に会える人を考えると会えるのが楽しみに感じた。それに、第1回の運営の人達に憧れがあったからかな?私は、第1回に参加してモヤモヤが晴れたから、私みたいにモヤモヤしている人がいたら今回のココカラカイギを考え直すきっかけにして欲しいと思ってるし、それを自分の手で。と思ってる!

か:うんうん!みんなとなら出来そうだよね!頑張ろ!これからもよろしく!
これで、インタビューはおしまいです!ありがとうございましたー!

お:ありがとうございましたー!


彼女の魔法はどこまで届くのだろう。きっと参加者さんにも届くはず。いいや、もっともっとたくさんの人に届いてくれるはず。屋久島を、鹿児島を。おうみの魔法はまだまだ広がっていくのだろう。


writer かぶ

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