こちらの続き！

香ばしいにおいがしてきたところで一気に焼き上げましょう★

4回目のデートは「おうちデート」だった。

私の家に来る説もあったけど、そんなんお断り。平日の会社帰りにお酒とお惣菜を買ってかまへんの家に向かった。

自炊をしない生活のせいかキッチンは殺風景で賞味期限の切れた調味料が放置されていた。満足にお皿もないのでお惣菜はパックのまま家飲みが始まった。

50代のおっさんとつまむ粗末な晩飯である。

やたらと電気を暗くされ、かまへんはテレビに視線を向けているものの、意識は隣に座った私に向けられているのをひしと感じた。

やたらと部屋着に着替えるように促され、あまりにしつこいのでズボンだけ貸してもらうことにした。

（なんか、きも。）

お手洗いを借りるために席を立った。ここから作戦開始！

実は手を洗うために洗面所を借りた際、ハブラシが2つ以上あるのをチェックしていたのだ！

バカなのかな～マジで・・・。隠しておけよっていう。

こういうズボラな男の家には、決まった場所にあるものがある♪