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no dig 農法 堆肥のマルチング

no digといえばヨーロッパやアメリカなどで流行っている家庭菜園などでよく使われる栽培方法である
no dig darling 不耕起栽培である
日本で不耕起栽培といば自然栽培というような言い方もよく聞かれる
草を生やしっぱなしにして草を積み上げ除草する
または、除草しない、という栽培方法である。
しかしこのno digはちょっと違う
ユーチューブなどで検索すれば多くの動画が出てくるのでぜひ見てほしい。外国語が分からなくても何してるのかはなんとなくわかるので、、、

ノンディグを簡単に説明すると、ダンボールを敷きその上に堆肥を置く。それだけです

ダンボールと堆肥で太陽の光を遮光します
光がないと雑草の種は発芽出来ないので雑草が生えてきません

しかし、雑草の中には光を必要としない奴らもいます
土筆で知られるスギナなんかは暗い土の中を伸びていき地上を目指しますのでそういった地下茎系の雑草は抑え辛いことになります

今年借りた畑


百聞は一見にしかずといことで
これは今年借りた畑です。くるぶし丈の雑草が生い茂っています。
普通ならここにトラクターをかけ、堆肥または肥料を入れてトラクターをかけて畝立てをして、ビニールマルチをして準備完了となります
しかし!
ノンディグなら

完成した畝

こうなります
ダンボールを敷いてその上に堆肥を敷きます
これで完成。準備完了です。

草刈りもトラクターも必要ありません

畑に作るとこんな感じ
手前はダンボールがなかったので新聞紙で対応してます

畑で少し大きな規模でやる場合は

紙マルチを使用

このような紙マルチというものが便利になります
普通のビニールマルチのように紙マルチは紙が芯に巻いてあるものです。
これをビニールマルチ同様マルチングしてその上に堆肥を敷きます


ポイント
•完熟堆肥を使うこと
 堆肥には完熟堆肥と未熟発酵堆肥があります。堆肥の発酵具合の違いです。未熟発酵堆肥を使用すると根や植物に悪影響がでて上手く育ちません。完熟堆肥は未熟なものと比べると少しお高いですが、代用は不可能なので気をつけましょう
•紙マルチはしっかり張ろう
 風や雨の弱いです。

失敗作

風にやられると次の日こうなってます。
こうなるとどうしようもなくやり直しです、、、


あと、弱点としては乾燥に弱いです
土よりも乾燥しますので定植などしたら灌水が必要になります
水に流されることがあるそうです
これはユーチューブで言っていたのですが大雨などで堆肥が流れてしまうことがあるそうです
うちの畑では今のところ大丈夫です

こんな感じです
日本のいわゆる自然栽培や不耕起栽培とは全くイメージのないノンディグ農法ですがおもしろそうです

何事もチャレンジということで
堆肥のマルチング!やってみます

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