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感情ケア × トリトトラクタカード

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感情、心、癒やし、メンタルケアの”ちょこっと知識”を紹介。トリトトラクタカード1枚を引いては、それにちなんだテーマでアップしてみました。全部で52枚、トランプと同じ数になっていま… もっと読む
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いちいち、ちゃんと、しっかり自分を褒めよう!

トリトトラクタカードを1枚引いては「心」についてのメモをアップしていく…という、私的note企画シリーズ。記念すべき52枚目、最後のカードは「旗」となりました。この意味の一つは奇しくも「ゴール」。 あ〜、ここまで来れてホッとしましたー! 途中、投稿しては「なんかコレ、私だけが楽しんでいる? 誰も読んでいないかも?」と弱気になることもありましたが、「スキ」がつくたびに安堵。「このかたには読んでいただけたのだ」と安心できました。反応があることは、こんなにもうれしいものなのです

「怒りのケア」をやってみた

あまり大きな声ではいえませんが(大きな字では書けませんが?)、相性が悪いのか、いろんなことがかみ合わず、イライラが募ってしまう人がいました。 あるとき打ち合わせの場で、その方とちょっとした行き違いがあり、私はどうにも怒りを我慢できなくなってしまう、ということがありました。 日ごろから「感情ケアプログラム」を勉強したとて、菩薩の心になれるわけではありません。キレるときはキレます。いえむしろ、格好の練習材料がやってきた、と、どこかで歓迎しているフシさえあったかもしれません(笑

楽しかったはずの○○が苦しくなったら

自分としては楽しかったはずの○○。 例えば、 仕事。 人間関係。 恋愛。 スポーツ。 趣味。 アルコール。 ライフワーク。 ○○に入るものがなんであれ、楽しいはずだったのに、いつのまにか苦しくなっている。でもやめられない。絶対にやめられない、やめたくないと感じる。これは、誰にでも起こりうることです。 その根底には、自分では認めたくない疲労があります。 本当は自分の調子が落ちているのを感じているのだけれど、目を逸らしたくて、○○に余計にしがみついてしまう。 こうなると

ネガティブ感情は「あなたを熱烈に応援する、ちょっと困ったファン」

心を悩ませているのは嫉妬ですか? 不安ですか? イライラですか? それとも怒りの暴発ですか? ネガティブ感情の襲来はつらいもの。不安定な自分を責めて、なんだか惨めな気持ちになってしまうこともあります。 でも。 感情は、あなたが生きていてこそ。 弱ったあなたを守るため、“伝えたいこと”があって現れるのです。まあ過剰ではありますが! <感情があなたに伝えたいこと> 怒り…「敵を倒すぞ」 イライラ…「敵が近づくぞ」 不安…「危険を先回りしなくちゃ」 悲しみ…「じっとして、傷

組織もまた疲労する

会社、職場とは、極めて疲れやすいところ。「人間関係の戦場だ」と例える人もいます。 この“戦場”では、一定数の人が疲労を深めると、組織全体が急にすり減り始めていく。これまで元気だった人までも消耗して、エネルギーを奪われていきます。 組織自体が「うつっぽく」なってしまうことがあるのです。正常なときならば気にならないことが大問題になったり、ちょっとしたことでギスギスしたり…。 疲れ切って判断できなくなる前に、交代や離脱、一回休みのカードを切りましょう。 それはサボっているので

悩んだら「7ー3バランス」で考えてみる

「いっそ会社を辞めるか?」「いっそあの人と別れるか?」」 苦しい時は、悩み方も極端になってしまいます。 悩んだ時、知っておくと役立つのが「7ー3バランス」。これも感情ケアプログラムで教わったことですが、行き詰まった時にとても役立つ「思考の工夫」ですので、紹介しましょう。 7ー3バランス思考法 例えば「会社を辞めるか?」という悩みに対して、両極端な答えを2つ、1〜10のレベルの中で、選択肢を用意してみます。 レベル10…ただちに退社。今日、退社届を提出する レベル1…

心の声、体の声

心の問題を探っていくと、体の問題になるし、体の声を探っていくと、結局心の声になっていく。 心と体、その関わり合いの深さといったら! 体験するたび、発見するたび、己に秘めた関係にビックリしてしまう。 *トリトトラクタカードは「陰陽」。意味の一つは「深い関係」

やる気は出すものではなくて、出るもの

仕事や遊び、モチベーションが出なくて悩むくらいなら、あんまり気にしなくていいよ。 ましてや「アクティブなあの人」と比べなくても大丈夫。 人って、自分のエネルギーの満ち具合を、本能でわかっている。 元気な時は自然に動くし、そうでもない時は動きたくないし、動こうたって動けない。 本来、やる気は「出す」ものではなくて「出る」もの。 まあ、だから、いろいろ「工夫」をしたりするわけだけど、あまりムキにならない方が無理がない。 *トリトトラクタカードは「プクプク」。意味の一つは

アンガー(怒り)はコントロールできない

感情ケアプログラムを学んで、良かったことの一つは、 「怒りはコントロールできない」 と知ったこと。 もちろん、絶対に出来ないわけではありません。首尾良く、怒りを収められるときもあるでしょう。 でも、それって、すごく条件の良かったときに限る、という事実がありました。 ウルトラCを自分に課していたのです。 それなのに、うまくいかない自分を責め、結局イライラがつのっていってしまう…。 かつて、私自身、そんな苦しさに陥っていました。 怒りはコントロールするのではなく、

自分の弱さと生きる「強さ」

誰でも傷つきやすさは秘めているもので。 弱さ脆さはプライドの壁が守ってくれている。 元気な時は堅牢な壁。 でも、容赦なく崩れ落ちてしまう日もある。 傷ついたら、優しさといたわりで、自分を抱きしめて。 誰よりも、自分自身が、剥き出しの痛みを知っていこう。 弱さとともに生きる、それが強さで、それがプライド。

いつでも自分自身を舵に

こうしたら成功できるとか。 こうしたら幸せになれるとか。 世の中には、本当にいっぱいのメソッドがある。 でも、どれをとっても、みんなに共通する正解はない。 あの人に合ったものが私に合うとは限らないし、これだ!と思っても、状況が変化すれば合わないところだって出てくる。 すごく当たり前なんだけど、なぜか私たちは一つのメソッドにひかれたら、それに自分を合わせたくなってしまう。特に、悩みもがいているときほど。 はじめは幸せになるための手段だったはずなのに、それをマスターする

自信をつくるレシピ

どんなことに悩んでいても、「悩み」とは、「自信」の問題だったりします。 なぜ、それが、あなたを悩ませるのかということ、 1、出来るか、出来ないか 2、健康か、そうでないか 3、人に必要とされるか、されないか(愛されるか、愛されないか) の、いずれかが脅かされそうだから。 自信とは、なんとかなりそう…の「イメージ」。自信を持つには、次のレシピのお試しあれ。 1、よく眠る 2、充電する 3、仲間と話す 4、味方をつくる 5、小さな「出来た」を集める 6、声に出して、自分

小さな楽しみが、心を強くする

日々の小さな楽しみをたくさん集めていく。それが、心を強くする、一つのコツです。 大きな楽しみを、楽しみとして楽しめるのは、まあ普通。 小さな楽しみを、ちょこちょこ集めては、ちょこちょこ楽しんでいく。そんな習慣で、心がトータルで底上げされていくのです。 空模様。 一杯のお茶。 通りすがりの挨拶。 好きな色、好きな香り。 小さな楽しみ探しの達人こそ、人生の達人なのかもしれません。

不安が強い人はアクティブになれる

不安は、不安の情報ばかりを集めたがります。 遠い昔、祖先は悪い気配に耳をそばだて、いち早く見つけて、未来に備えてきました。少しでも悪い情報を集めていく、それが「不安」の成り立ちです。 私たちが今ネット検索すればするほど、ネガティブ情報ばかりが集まって、かえって不安が肥大化していくのはそのせい。感情とはサバイバル仕様、安心情報は必要としていないのです。 不安が大きくて苦しい時は、情報の渦から一度離れてみて。 それから、不安のおおもとを「分解」しておく。具体的に、小さくな