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#100文字エッセイでお会いしましょう

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100文字(ピッタリ)で、日々折々、雑感をつづります。#100文字エッセイのタグで、皆さんも書いてみませんか? お仲間welcome! ステキだなと思った作品はこのマガジンにぜひ… もっと読む
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記事一覧

ハーブティーの10分 #100文字エッセイ

リラックスのための「夕暮れのハーブティー」は、お湯を注いで10分待つ。試しに、タイマーで測ってみた。 そろそろかな? まだ3分! もういいかな? まだ5分。 せっかちな性根も、抽出されていく10分であった。

これが人生なんかな? #100文字エッセイ

私が私であること。 それが煩わしくて、一切の自分をやめたくなる日がある。 一方で、私が私であることを誇れる日もある。 どちらであっても、結局目の前のことをやるしかなくて。 お米を研いだり、洗濯を始めたりする。

不老長寿のハーブのことわざ #100文字エッセイ

長生きしたければ5月にセージを食べよ 5月に入ると思い出すイギリスの諺。 魔力は生命力が上がる考えだとか。 英語でセージ、イタリア語はサルビア、日本語では薬用サルビア コモンセージを料理に使って魔法をかける。

ニンバスの魔法 #100文字エッセイ

娘が大切にしていた、ハリーポッターの、あのホウキ。素敵な夢をいっばい授けてくれたけど、いつしか部屋の隅で、魔法は消えていた。 迷った末に不燃ゴミへ。しかし、大きすぎたのか結局回収されず、舞い戻ってきた。

スーパーメロンショートケーキ #100文字エッセイ

ホテルニューオータニのスーパーメロンショートケーキ。 一口食べてうなった。 「か、軽い!」 クリームも果肉も生地も、全てがふわっと、パーフェクトに調和している。 スーパーメロンショートケーキ。 この名しかない。

ユズの花 #100文字エッセイ

いつのまにか庭のユズに、白い小さな花がついていた。指先で触れると、キリッと柑橘の爽やかな芳香がたちのぼる。 花と若い芽をつんで、朝のバスタブに浮かべてみた。 立夏はとうに過ぎて、季節は次へと向かっている。

辛くなった時は… #100文字エッセイ

辛くなった時は、海を見るん。 疲れた時は、空もいい。 遠く離れたジャマイカの カリブの島の青、碧、蒼。 ずいぶん、ずっと前のこと。 ハワイの海も大好きだけど、今は違うの。 どなたかの顔ばかり、浮かんでくるから…。

逆行き電車で考えた #100文字エッセイ

電車を間違えた。 スマホを見てて、よく確認せず、逆の電車に乗ってしまったのだ。 まあ、よくある。気にしない。 これで初恋の人に再会するかもしれないし。その逆もあるかもしれない。 って、この場合の逆ってなんだ?

コムハニーでいろいろ整える #100文字エッセイ

蜂蜜は星と虹から蒸留されたもの 素敵なこの表現は、アリストテレスの言葉だそう。 紀元前2000年も前のエジプト壁画に 蜂と人との深い関係が、描かれているとか。 口さびしい時には、巣蜜ひと匙で お腹と心を整える。

昔、ダイアナ妃を見て #100文字エッセイ

ダイアナ妃とチャールズ皇太子が来日した時の昔の話。父母に連れられ、晩餐会に向かう車列を見に行った。 歓声の中2人は一瞬で過ぎ、輝く流星のようだった。 私はふと 「あの2人、なんか険悪そう」 と思ったのだった。

鼻ツーンsong #100文字エッセイ

聞くと、たちまち鼻がツーンとして切なくなる曲、私的ベスト3。 1、スピッツの楓 2、宇多田ヒカルのFlavor Of Life 3、ユーミンのHello, my friend 皆さんも鼻ツーンsong、ある?

ブルーノ・マーズ 『Finesse』 #100文字エッセイ

"キレキレ"と枕詞みたいに使うけど. ブルーノのダンスはそれだけじゃない なんだかもっと、 厚みがあって、まろやかで、 人肌に包まれるような心地よさ "Finesse"なダンスに抱かれたら 心も身体も熱くなって…

カカオティー偏愛 #100文字エッセイ

鎌倉にCHOCOLATE BANKというチョコレートのお店がある。 ここの「カカオティー」が大のお気に入り。 一口飲むと、カカオの香りがふわっと鼻を抜けていく。この“鼻抜け感”にいつも魅せられてしまうの。

いつもの居場所から、ちょっとだけの遠出でリフレッシュ #100文字エッセイ

馴染みのない駅から、30分ほど歩いたら ふいに新緑に包まれた場所が! 「三橋の森」という、その森のなかのカフェで カレーと紅茶を楽しみしばし過ごす。 日常から少しだけ離れたところに 新鮮な刺激がいっぱいあった。